読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

My ゴルデン週間 その1

みなさまにおかれましてはゴルデン週間をいかがお過ごしになられたでしょうか。

わたくしもビールを飲む、奇声を上げる、15時間ほど寝るなど充実した日々を過ごしてまいりました。

 

そんなゴルデン週間をさらにゴルデンにするべく、何本かライヴコンサートを観に行ってまいりました。

以下にその感想などを記していきたい。そいっ。

 

5/3(日) 

忘れらんねえよ ツレ伝ツアー ~袋とじ編~ w/おとぎ話@下北沢CLUB Que

 

忘れらんねえよが自ら選んだバンドを「ツレ」として日本各地を回る今回の『ツレ伝ツアー』。

下北沢公演のツレは盟友 おとぎ話。

この組み合わせは一昨年に同じ下北沢で観ているのだけれど、その時の会場は下北沢Garden。

Sold OutしたGardenのキャパが600人なのに対し、Queのそれは280人と半分以下。

当然のごとく即日Sold Outとなったそうです。

いつの間にかSold Outが当たり前のバンドになってて、上昇気流に乗っているバンドの勢いを感じますね。

 

 

わりと整理番号が良かったので勢い勇んでフロアへ突入。

最前列がひとり分だけ空いていたのでそこをゲットしたのはいいのだけれど…

Queはステージと客席を仕切る柵が無いので、演者さんが本当に目の前。

Shy Boyのわたくしとしましては非常に気恥ずかしいポジション。

ビリー・シーン率いるTalasの名曲Shy Boyを喉も裂けよとばかりに絶唱したくなりました。

しかもステージの高さが50~60cmなので、後ろから押されたらステージに手を突いて観る事になりそう。

 

ぼっちライヴということで手持ち無沙汰感が満載でしたが、開場から開演までが30分ほどだったので絶望的な孤独を感じる前に場内暗転となって一安心。

お揃いのカラシ色のスーツに身を包んだおとぎ話の4人がステージ上へ。

こんなお揃いの衣装着ているバンドでしたっけ。

とりあえずギターの牛尾くんは70年代アイドルみたいな雰囲気のイケメン。

女の子たちの「かっこいい!」という声が聞こえて思わず歯ぎしりしました。

 

それにしてもおとぎ話は本当にいいライヴバンド。

観てるとなんだか心がほっこりする。

前に観た時にも感動したCOSMOSという曲(まだ未音源化?)もやってくれて改めて感動。

曽我部さんのSTARSみたいにスタジオ盤が存在しない名曲になっていくんだろうか。


おとぎ話 - COSMOS @ りんご音楽祭2012.秋 - YouTube

 

「発表する場所が決まってないけど新曲が出来てます」ということで、まっさらの新曲も2曲ほど披露。

「可愛い曲が出来ました」という紹介から始まった「きゅーと研究会」という楽曲は、ゴリゴリにメタリックなリフを持つBlack Sabbathみたいなメタルソング。

メタラーの端くれとして気持ちよく首を振らせていただきました。

彼らがこの方向性に行くことは100%無いとは思うが、アルバムの片隅にでも収録してくれたら嬉しい。

 

約1時間に渡るおとぎ話の熱演が終了し、いよいよメインの忘れらんねえよ。

 AKB48の『恋するフォーチュンクッキー』がSEとして場内に鳴り響き、オーディエンスのハンドクラップの嵐の中、ベースの梅津さんとドラムの酒田さんがステージに登場。

ギター/ヴォーカルの柴田さんの姿が見えないので不審に思っていると、フロア後方から歓声が…。

なんと! 柴田さんがもみくちゃにされながらフロアを縦断してステージへ登壇成功。

しかも、東急ハンズもしくはドンキで購入したと思しき、AKB48風の衣装に身を包んでおりました。

ここまでやったにも関わらず場内ややウケくらいでしたが、結局その格好のまま本編終了まで演奏。

 

忘れらんねえよは『僕らチェンジザワールド』からセットをスタート。

場内「セイエス!」の大合唱。

個人的にはやはりこの曲で始めるのが一番盛り上がると思っております。

立て続けに『僕らパンクロックで生きていくんだ』という定番の流れから、「最近あまりやってなかった曲」という『中年かまってちゃん』へ。

あまりやってないという印象はなかったのだけれど、よく考えたら先月のO-Westではやってなかったかもしれん。

セカンドアルバムの中でも1,2を争うくらい好きな曲だから嬉しかったナー。

この曲の歌詞は本当にすごくて、日本中の非リア系男子は全員必聴。

 

エロサイトの深夜サーバーに負荷がかかって
つながらんのは俺が一人じゃないから
この世界のひとりぼっちの部屋はつながっている
 

ここんところはもう日本ロック史に残る名フレーズでしょう。

拳を握りしめて泣きながら泣きたくなる。

 

定番の楽曲群に混じって新曲もいくつか演奏されました。

おそらく来月出るミニアルバムに収録される『タイトルコールを見てた』と『ばかばっか』はどちらもライヴ向きのハイクオリティな曲。

そしてデビューアルバムの特典CDに入っていた珠玉のボツ曲の中から『運動ができない君へ』が見事に敗者復活。

先月のO-Westでも聴けたのだけれど、個人的に忘れらんねえよの中で一番好きな楽曲だったので、これをライヴで聴けるのが本当に幸せ。

ボツ曲CDに収録されたいた柴田さん弾き語りバージョンではなく、ちゃんとバンドアレンジになっていて、歌詞の変更が少しあったり、サビ(ブリッジかな?)にあたるようなパートが追加されていたので、スタジオバージョンを聴くのを本当に楽しみにしております。

 

ちなみにこの日は『慶応ボーイになりたい』をやらなかったので、定番の“おがっち”(柴田さんの元彼女)MCは無し。

しかし、「この話、初めてするな…」と柴田さんが話し始めたストーリーに場内は同情の涙で溢れ返りました。

 

熊本に住む高校生だった柴田さん。

その当時にお付き合いしていた彼女おがっちが「わたし、東京の大学に行く」と言い出したため、「ぐ…偶然だけど俺もその大学受けるんだわ」と話を合わせたのはいいものの、まったく受験勉強をしていなかった柴田さんは高校3年生の11月から死に物狂いで勉強を開始。

その甲斐あって、奇跡的に志望校への合格を果たしたそう。

が、なんと肝心のおがっちが落ちるという予想外の悲劇。

落ち込むおがっちに対して、柴田さんが「俺、東京で待ってるから!」と優しい言葉を掛けると…

 

「遠距離するほど好きじゃない」

 

オーディエンス全員が言葉を失うほどの冷酷なおがっちからの返答。

柴田さんは別れてからしばらく付きまとい行為をしていたそうですが、この話を聞いてその心境が少し理解できました。

もしもこのMCが定番になったら毎回聞くのが辛いな…。 

 

『この街には君がいない』、『北極星』、『CからはじまるABC』など必殺の曲でフロアをカオスにぶち込んだ後、みんなで『忘れらんねえよ』を大合唱して本編終了。

もしも「忘れらんねえよのライヴ、ちょっとだけ興味あるな」と思ったら、この曲だけは覚えて行った方がいいですよ。サビだけでもいいから。

ロックが歴史を重ねて、普遍的なメロディなんかほとんど出尽くしてしまったと思っていたけど、その高い高いハードルを飛び越えた凄い曲だと思ってます。

【PV】忘れらんねえよ - 忘れらんねえよ - YouTube

 

アンコールでは本日の“ツレ”おとぎ話が再び登場。

ファーストアルバムでも共演した『ゾンビブルース』をプレイ。

 おとぎ話の風間くんは梅津さんのフライングVベースを借りて弾いてたけど、よく見たらシールドが挿さってなかったん。ゲラゲラ笑いながら弾いてた。

みんなすごく楽しそうで、両バンドの仲の良さがよーくわかるアンコールだったなー。まさに盟友。

 

忘れらんねえよ、胡散臭いバンド名ですが、本当に良いバンドです。

まだまだ売れっ子ではないので、今のうちに是非チェックして頂きたい。

ハマってくださった方がいらっしゃったら、是非ライヴハウスで乾杯しましょう。

 

次のブログは「Japan Jam編」を予定しております。

更新が滞りませんように。