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俺はたしかにXジャンプをした

みなさま、うだるような暑さの中、いかがお過ごしでしょうか。

もうすぐサマソニックという事で胸を高鳴らせているロックファンの方も多いのではないでしょうか。

かくいうわたくしもその一人であります。

という訳で、今回のブログは過去のmixi日記よりサマソニック2011参戦記を転載いたします。

震災後だからか妙におセンチなところもあって恥ずかしいのだけれど、尊敬するTwitterのフォロワーさんが褒めてくださった日記なので、勇気を出して公開してみる。

あふっ。

 

【以下、mixi日記より加筆修正の上転載】

 

そう。今年も年間最重要イベントの季節がやってまいりました。

正確に言えば、「年間最重要イベントが終了しました」だけども。

毎年恒例Summer Sonicですよ、サマソニック。

今年は2日通し券を購入したのだけれど、諸事情により参加が難しくなり、チケットを手放したり予約した宿をキャンセルしたり…。

本当に直前の直前まで見送りの体勢でした。

が、愛すべき友人たちのラブコールにより急転直下の参戦決定。

Red Hot Chili Peppersがヘッドライナーを努める2日目だけ行ってきました。



ここからは極私的サマソニック日記。

興味の無い方はモバゲーに熱中してください。

もしくはエロサイトに飛んでください。

もしくは故郷のご両親に手紙でも書いてください。

もしくは近所のBook Offに鈴木あみのCDが何枚売ってるか数えてください。

もしくは私のお墓の前で泣かないでください。 



まあ、そんな戯言はどうでもいい。

いきますよ、サマソニック日記。

Never to return!!!



8月14日深夜3時前、神奈川県某所。

アラーム設定は午前3時にも関わらず、鳴る前に目を覚ましてしまった俺。

この遠足前の小学生を軽く凌駕するであろう浮かれっぷり。

我ながら微笑ましくなった。

このポジティブ具合を仕事に活かせよと自ら叱咤激励したくなった。 



二度寝してつまらない事になってもアレなので、風呂に入ったりTシャツやらタオルやらを準備して自宅を出撃。

午前3時半、当然の事ながら辺りは闇。

蝉の鳴き声だけが響く中、愛車に乗り込んで颯爽と幕張方面へ向かいました。 



帰省ラッシュ的な渋滞や訳のわからないハプニングに遭遇する事もなく、レッチリのCDかけて熱唱しているうちに幕張メッセ駐車場に到着。

所要時間約1時間。

自宅から1時間で行けるロックフェス。

これからもサマソニックは末永く続けて頂きたい。 



駐車場に着いてその車の多さに驚愕。

いくら2日目とはいえ、午前4時半とは思えない台数が停まっている。

まあミッドナイトソニックとかあったんだろうけど、完全に想像以上。

今年は本当にチケット売れたんだなー。

サマソニック史上初の東京大阪完全Sold Out寸前!」とか言ってたし。

結局のところ完全にソールドしたんだろうか。


思ったより台数が多かったとはいえ、そこはまだ午前4時半。

わりと幕張メッセ寄りの場所にスペースを見つけて駐車。

この時間なのに駐車場係の人が普通に仕事してました。

さすがサマソニック期間。非日常だね。


何はともあれ今年も無事に会場に到着した事をロックの神様に感謝。

そして数時間後から始まるであろう阿鼻叫喚の宴に備えるべく

自宅から持ってきた朝食を命の水ビールで流し込む。

あまりの開放感に「自由だー!」と絶叫。

そしてビールお代わり。

このビールと共に俺のサマソニックが開幕しました。

テンション上がってしまい友達に「着いたよー」とメールするも音沙汰無し。

そりゃそうですよね、まだ朝の5時だもの。

この件に関しては俺が全面的に悪い。


まだリストバンド交換開始まで時間もあったので、マリンスタジアムの周りをうろうろしたりした後で仮眠開始。

7時過ぎに目覚めた時にはビール2本飲んだせいで当直明けのだるさ。

このまま俺のサマソニックが閉幕しそうになりました。

が、コーヒー飲んだりして無理やり回復。

トイレ入って準備してリストバンド交換しに行こう。


幕張メッセ駐車場の男子用にトイレに入って驚愕。

前日からの参戦組だと思しき白ブリーフ1枚の男が水道を全開にして行水中。  

Garlic Boysの名曲『白ブリーフ悪いか?絶対悪くない!!』が瞬時に脳内再生された事をここにご報告申し上げます。 


生まれながらのブリーフ党
おろしたてを身につけろ
Fresh Fresh


ちなみに誤解の無いよう言っておきますが、わたくしはトランクス派です。

まあそんな戯言はどうでもいい。


メッセでリストバンドを交換したり、友達にグッズ購入をお願いしたり、 そんな諸々の作業をしているうちに午前10時。

(註…この時に購入したレッチリの「いっしょだよ」ティーシャーツは近年稀に見るダサTであり、のちにダサT祭りで脚光を浴びる事になります。)

サマソニック2011、オープニングアクトがステージに登場する時間。

俺が2011年の開幕に選んだのは…


○ Fear,and Loathing In Las Vegas / Mountain Stage


日本期待の若手バンド、Fear,and Loathing In Las Vegasですよ。

簡単に言えば「ユーロビートメタルコア」みたいなバンド。

「ダンスロック+メタル」みたいのは何年か前に流行ったけど、このバンドはデス声とか使っててメタル耳にも馴染みやすいです。

ちなみにMountain Stageは幕張メッセ内で最大のステージ。

すっげー巨大です。


アルバムが最高だったので期待してたのだけど、ライヴでは初見。

20歳そこそこの若いバンドだし、アルバムでは色々とエフェクト使ってるし、まだ朝イチで先は長いし、あまり過度な期待はしてませんでした。

イマイチだったら見限って他のステージに移動すればいいのだから。

ちなみに会場前にメッセ前を歩いていたら、このバンドのサウンドチェック中で、ヴォーカルがシャウトやスクリームを熱心に練習しているのが聴こえました。

他のバンドもデス声とかのチェックしてるのだろうか。


そうこうしているうちに会場内のスクリーンにバンド名が表示。

一気にテンションが高まるフロア。

ふと振り向けば、いつの間にか結構な人数に膨れ上がってました。

朝イチでこれだけ集客できたら大成功だ。

やっぱり注目株なんだな。


いよいよ始まりそうな予感に場内民族大移動。

一気に前方フロアに人が集まり始めました。

と思った瞬間、場内暗転。

SEと共にバンドがついにステージに登場。

本当に本当にサマソニック2011が開幕した瞬間であります。


んで結論から言えば、演奏良い感じでやってました。

俺も若者たちに混じって暴れさせてもらいました。

必殺曲「Burn The Disco Floor with Your 2-step」では年甲斐もなくダイヴ。

まさか午前10時半に宙を舞うとは夢にも思ってなかった。

無事にセキュリティに受け止めてもらい駆け足でフロアに戻ろうとしたら、「走って戻らないっ!」と明らかに年下のセキュリティに一喝される俺。

まさかこんな歳にもなってダイヴして叱られるとは。

情けなくて情けなくて「このライヴ終わったらビール飲もう」と強く誓ったん。


若者たち(俺含む)の熱狂の中、Fear,and Loathing In Las Vegas終了。

いやーオープニングに相応しい良いパフォーマンスだった。

意気揚々とメッセ駐車場に戻り、グッズをお願いした友達連中と合流。

長蛇の列に並んでくれた労をねぎらってビールを奢ったりしてたら

まだ午前中なのにビールを5本飲んだ汗だくのおっさんという一点の曇りも無い社会の屑が完成。

ホラー映画だったら開始5分くらいで間違いなく餌食になってます。

ビール片手にゲラゲラ笑っていると俺の携帯が鳴動。


電話の主は我が友人くり子さん。

ついに幕張駅に夫婦で降臨したとの事。

幕張メッセで合流して昼飯&乾杯しようという運びに。

友人達と別れて幕張メッセへ移動開始。


あ。余談ですが、朝からメッセ駐車場近くの通路に、「チケット1枚ゆずってください」のボードを掲げた男性がひとり。

何回通りかかっても同じ姿勢で立ってるので密かに心配してました。

昼飯時にもまだ立ってたので「見つからないですか?」と声をかけてみた。

俺よりも少し年上と思しきその男性、大して落ち込んでる様子もなく


「20人くらいに声かけてもらったんですが、希望価格が5000円なんでねー」


なぬっ! ご ご ご 5000円っ!

そんな都合のいい話があるわけないよー。

Sold Outだし定価14000円くらいだしー。

レッチリが観れればいい」って言ってたけど手に入ったのかな。

正直な話、心配して損したと思った。


まあ、そんな貧乏くさい話はさておき。

メッセのロビーに設置されたサマソニックオブジェ前で無事に合流。

このオブジェは待ち合わせ場所として非常にわかりやすくて素晴らしい。



メッセのホールに入ると、Mountain Stageに黒山の人だかり。

こんなにギッシリ人が入ったマウンテンは初めて見た。

そうか、ちょうどテレフォンズが演奏してる時間帯なんだな。

テレフォンズ客の間を縫ってフードエリアに移動しようとしたが…


ダメだっ!

ちょうど「Urban Disco」が始まるところだっ!

くり子さん夫妻に「ゴメン!行って来る!」と言い残してダッシュ。

再びMountain Stageに身を投じました。

俺が悪いんじゃない。

テレフォンズがいけないんだ。


The Telephones / Mountain Stage


今年4月以来のテレフォンズ。

理屈抜きで盛り上がれる素晴らしいバンドだ。

途中から観たのにあんだけ騒げるって凄いと思った。

「Monkey Disco」を後半に取っておいてくれて本当によかった。

死ぬほど踊り狂った。

でも、頭血だらけの子が退場してったの見たけど大丈夫か?

ピアスがちぎれたのかしら。

大事に至らなければいいのだけど。

ピアスの方は気を付けてくださいませ。



昼飯を目前に逃亡するという不義理を犯しつつもテレフォンズ終了。

即座にくり子さんに電話しました。

電話で話す限りは怒ってなかったので一安心。

それともビールが怒りを鎮めてくれたのだろうか。

そんな事を心配しつつも無事にくり子さん夫婦と合流。

命の水ビールで乾杯させて頂きました。


途中でくり子さんの親友ハヤサカ氏(なでしこ)も合流。

昨日からサマソニック参加中の彼女。

Kornがいかに神アクトだったかを語られ昨日に思いを馳せました。

ちくしょー。観たかったなー。

あのマイクスタンド観たかったなー。


ビールお代わりしつつダラダラしてると完全に午後。

くり子さん夫妻はメッセ内のどっかのステージへ。

俺とハヤサカ氏(妖精)はマリンスタジアムへ。

それぞれ旅立っていきました。


Zebrahead / Marine Stage


本日初マリンスタジアム

この時間になるとだいぶビールが回っておりまして、

酩酊の関係で、ライヴの内容については記述不可能であります。

でもゼブラらしい下品で楽しい感じのライヴだったわ。

前方で暴れたりしなかったけど楽しめた。

ビールが回ってて気付かなかったけどダンディ坂野が来てたの?

俺も一緒にゲッツ!やりたかったよー。

誰か俺と一緒にゲッツ!やってください。

そんな誰かを密かに募集しております。


ゼブラが終わりそうな雰囲気だったので再びスタジアムの外へ。

終わった後だと出入り口がごちゃごちゃするから嫌だったんでしょうね。

酩酊してあまり覚えてないけど。


メッセでなんか観てたくり子さん夫妻と再合流成功。

またビール飲んだりキュウリの一本漬け食ったり。

「飲みすぎだろっ!」と思うけれど楽しいからよしとします。

ビール祭り開催のため次のPanic At The Discoはパスすることに。

予習のためにCD買ったんだけどな。


ビール飲んでるといつの間にか飲みメンバーに黒人が増えてた。

アルコールが見せる幻覚とか思ったが、何度確認しても黒人がいる。

どうやらくり子さんの友達の友達か何からしい。

「おい!ブラザー増えてるだろっ!」と叫びましたよ俺は。

結局、どういう素性の人間なのかわからなかったが喧嘩は強そうだった。

くり子さんと飲んでると外人が乱入してくる事がたまにある。


そんな俺の携帯が再び鳴動。

今度の電話の主は職場関連の先輩。

某病院の某課長であります。

「どこにいるー?」と訊かれ、合流して乾杯する事に。

方向音痴な俺の「マルボロのテントの近くです」「宇宙船の前です」

「DJがKula Shaker流してるのが聞こえます」といった曖昧なナビにも関わらず、サマソニック2011で某課長と感動の再会。

課長とサマソニックで会うのは2006年か2007年以来かもしれん。


何故かテンガロンハットを被って登場した課長。

相変わらずクールで素敵なダンディでした。

実にけしからんのが我が友人くり子さん(元ソフトボール部

我が課長に「ねえねえ。課長なんでしょ。奢ってよ」とたかり出す始末。

俺の職場関係の人にビールをたかるのはやめれっ!


朝から飲み続けているにも関わらず、一向にビールおかわりのペースが落ちない我々。

気が付けばLoud Parkのブースでビールをあおっていました。

そういや、メッセのオフィシャルバーは店員が可愛くなかったな。

この点ではくり子さんの旦那と完全に意見が一致。

男の熱い友情が芽生えた。


ちなみに某課長はHouse Of Painを観るために幕張メッセへ。

同じくHouse Of Pain目的でハヤサカ氏(小さな巨人)もメッセ組。

なんでも「Jump Around」という曲がお目当てなんだとか。

メッセに行かないくせにくり子さんが「ジャンパラーンド!」と騒ぐ騒ぐ。

誰かこの酔っ払いを静かにさせれっ!


永遠に続くかと思われたビール祭り。

だが、不覚にもマリンではマキシマムザホルモンが始まってしまった。

俺のお目当てのバンドのひとつですよ。

まさか頭から観れないとは…。

入場規制かかったら最悪なのでマリンスタジアムへ急ぐ。


Maximum The Hormon / Marine Stage


スタジアム内に入ったが、すっごい人でなかなかグラウンドに入れない。

グラウンドへ続く通路をのろのろと歩く羽目に。

すげー遠くで演奏してるからこっちのテンションも上がらない。

ビールを飲み過ぎたくり子さんの旦那はトイレに行くために早々に列を離脱。

くり子さんとふたりでのろのろとグラウンドへ進んでました。

が、無常にも列に並んだ状態でホルモン名物「恋のおまじない」スタート。

初体験のくり子さんにレクチャーしつつ恋のおまじない完了。

グラウンドでやりたかったよー。


最後のメガラバ→握れ!の流れも列に並んで聴くことに。

握れ!はヤケクソで騒いだけどモッシュしたかったなー。

9月のAir Jam行けたら思いっきり騒いでやりたい。

包丁ハサミ聴きたい。


ホルモン終わりでようやく前方エリアへ到着。

くり子さんの旦那も無事に再合流できました。

お目当ては日本が誇るあのバンドです。


X JAPAN / Marine Stage


まさかサマソニックにエックスが出る日が来るとは…。

観たいけど観たくない禁断のバンド。

彼らのファンがサマソニックの空気を乱すのが怖かった。

でも俺が見た限りではそんな事なくて一安心。

逆に俺たちがYoshikiとHideのコスプレイヤーを見て大興奮してた。

そっくりだったなー。


始まる前、くり子さんの旦那が「ダリア聴きたい」と言ってたから

俺まで猛烈にダリア聴きたくなって困った。

けど、よく考えたら7分くらいあるんだよなあの曲。

俺が2日間観に行った去年の日産スタジアムでもやらなかった

俺にダリアを聴かせれっ!


まだ日差しが残る千葉マリンスタジアム

ついに日本が誇る異形のバンドX JAPANサマソニック降臨。

始まった瞬間から大騒ぎになるマリンステージ。

俺たちはRブロックだったので目の前にはSUGIZO様。

気が付いたらくり子さんの旦那と「スギィゾォー!」と絶叫してた。

この絶叫はガンズ来日時の「ロビィィーン!」以来。

さすがSUGIZO様。元ビビアン・スーの恋人。


ていうか俺はいつエックスジャンプが来てもいいように、1曲目から両手をクロスして待ってたんですよっ。

それなのにエックスジャンプの出番が一番最後とはっ!

あまりの焦らし具合に泣いた。


あ。すでにネット等でご覧になった方も多いと思いますが、マイクを握ったYoshikiが震災で亡くなった方、そして先日亡くなった元XのベーシストTaiji氏を悼んで黙祷を捧げてくださいと呼びかけました。

そしてあの「ヴォグドゥゥゥー!!(黙祷)」という絶叫。

いろんな意味でマリンスタジアムが沈黙に包まれました。

詳しくはまとめサイトあると思うんでそちらを見てください。

ただ、あそこで黙祷を捧げる事が出来るのは日本のバンドだけだと思うので、それはそれで非常に意味のある1分間だったと思っております。



俺たちの世代ってやっぱりエックスがドンピシャなんだな。

俺の前後3歳くらいは完全に世代だと思われる。

ライヴ中にふと横を見たら、くり子さんの旦那も完全に合唱してるしな。

「Endless Rain」なんて一字一句違わずに歌いきりますよ、そりゃ。


次に観るのがいつかわからないが、次こそはダリアやってください。

だーれーもがもつー こーこーろーのー きずあとーにー


日本代表X JAPANが名曲「Tears」の音源と共に退場した頃、千葉マリンスタジアムには夜の帳が。

いよいよサマソニック2011も最後のアクトを残すのみとなりました。

出演が発表になった瞬間、日本全国のロックファンが狂喜乱舞したバンド。


Red Hot Chili Peppers / Marine Stage


すっかり陽も落ちて頭上に夏の夜空。

アリーナもスタンドも超満員。

そりゃ観たいよな、レッチリだもんな。


時間はわからないけど、そんなに待った気がしないうちにライヴ開始。

1曲目から必殺のBy The Way。

これは騒がない方がどうかしてる。

ステージ前方はとんでもない騒ぎになってました。

くり子さん夫婦は早々に後方へ退避。

それも正解だと思われます。


前回の東京ドームより遥かに間近で観るレッチリ

フリーは漫画のキャラクターみたいだったなー。

新加入のジョシュはジョンにシルエットが似てるような気がした。


ギタリスト交代という大変動を経て来日したレッチリ

現代最高のギタリストの後任という事で大変だろうけど

ジョシュは是非とも定着して名曲を残してもらいたい。

今月出るアルバムがどうなってるか楽しみだわい。


やっぱりレッチリは日本人の琴線に触れるバンドだ。

音楽的にもバンドストーリー的にも。

特に今回は震災後の困難な時期だけに余計染みた。 

彼らじゃなかったら、2011年のサマソニックは成立しなかったかもしれない。


とにかく歌詞が染みる。

Californicationの歌詞なんて今の日本にピッタリじゃないか。


破壊は険しい道へ続くが

創造も育てている

そして地震は女のギターに

いいバイブレーションを与えるものだ

津波は世界を救うことができなかったよ

カリフォルニケーションから

(Californicationより)


そして名曲「Scar Tissue」。

俺はこの曲のPVが本当に好きで何度観ても泣ける。

ポンコツ車に乗って荒野を旅するレッチリメンバー。

みんなボロボロに傷ついている。

しかし、その顔には悲壮感は微塵も感じられない。

そしてネックの折れたギターでスライドソロを弾くジョン。


これは一度戦いに敗れたバンドが再び立ち上がる姿だ。

解散寸前だったOne Hot Minute期を経て再生したレッチリの物語。

一度逃げ出したバンドに再加入したジョンの物語。


甘い秋を俺たちはフォールと呼ぶ


俺はこのラインが大好きだ。

とても優しくて、そして少し残酷なライン。

この時期、この曲を聴けて本当によかった。


本編最後、俺が長年待ち望んでいた瞬間が到来。

前回の来日時、俺が観た日に演奏しなかった曲。


Under The Bridge


俺がレッチリを好きになったきっかけだった曲。

イントロが鳴った瞬間、もうもう感無量だった。

高校生の時からずっと聴きたかった一曲。

生きていれば失う物も多いけど、こんな風に念願が叶う時だってある。

こんな瞬間があるから、また明日も生きようって思えるのかもね。



レッチリは本当に優しい。

言葉じゃ上手く言えないけど本当に優しい。

歌詞カードの日本語訳はかなり酷いとは思うけど、それでも感動してしまう言葉の凄さがある。

歌詞の面で言えばCalifornication以降は理屈抜きに凄い。 

良い翻訳の詩集があったら絶対に購入したいレベルなのです。


ちなみにセットリストです↓(ひろいもの)


SUMMERSONIC 2011 Tokyo (Marine Stage) 8/14 '11

1. By The Way
2. Charlie
3. Can't Stop
4. Scar Tissue
5. Factory Of Faith
6. Dani California
7. I Like Dirt
8. Otherside
9. The Adventures Of Rain Dance Maggie
10. Throw Away Your Television
11. Ethiopia
12. Right on time
13. Californication
14. Higher Ground
15. Under the Bridge

= ENCORE =
Drum Solo
16. Sir Psycho Sexy
17. They're Red Hot
18. Give it away



今年のサマソニック、震災後だからかもしれないけど本当に心に染みた。

仕事が大変でも、家庭が大変でも、原発メルトダウンしても、友達とビール飲んでロック聴いて騒げる日っていうのはかけがえが無い。

この調子だと日本人にとって来年がやってくるかわからないけど、2012年も無事に開催してくれたらいいな。

また同じ場所で同じメンツと騒ぎたい。

今年の4月、テレフォンズのライヴで聞いた言葉でこの日記を締めくくりたい。

俺が生で聞いたMCの中で文句なしに最高だった。


音楽は目に見えないから自由なんだよ

だから、きっと東北にも届くよ



また2012年8月、マリンスタジアムでみんなと会えますように。

この思いが君に届くように

願いが叶いますように


なにこの日記。

すいませんね。