サマソニのラインナップに不満があるすべての中年のために

あ。薄々お気付きかもしれませんが、そうです、僕です。

あれですね、終わりましたね。

 

 

何が。サマソニが。

 

 

わたくしは今年も大いに楽しませていただきました。3日間参加で満身が創痍いたしましたが、あの3日間から得られた満足感に比べたら大したことはございません。

 

まあ、わたくしは思う存分サマソニを楽しんだのだけれど、毎年のように開催前に巻き起こるアレがあるじゃないですか。アレですよ、アレ。ほら。

 

 

そう。ラインナップ論争でございます。

 

 

特に目立つのが「洋楽が少ない」「ロックをもっと出せ」「J-POP / K-POPが多すぎる」といったもので、あくまでもわたくしが見た範囲での印象ではありますが、主に中年ロックファンからのご意見なのかな、といった感じ。

 

おそらくは00年代のサマソニに通っていた方々のご意見なのでしょう。

まあね、気持ちはわかりますよ。だって、00年代のラインナップは今見ても「マジですか」と思うくらいすごかったもんね。

90年代、00年代に青春を過ごしたロックファンにとって、かつてのサマソニはまさに天国だった。それはまぎれもない事実だと思う。

 

間違いなくわたくしも素晴らしい時間を過ごさせてもらったロックファンの1人であって、あの頃のサマソニが大好きだった人間なのだけれど、その思い出(補正)を盾にして近年のラインナップに難癖をつけるのはちょっと違うのではないかナー、というのが本日のテーマでございます。

 

 

もうズバリ言ってしまうと、バリバリのロックフェスだったサマソニに熱狂していた世代、つまり現在のロックおじさんたちは、すでに主催側からメインの客層として見なされていないと思う。

ここ数年のラインナップを見れば、サマソニが路線変更に取り組んでいるのは明らかで、それは10年後・20年後とフェスを継続していくための将来を見据えたモデルチェンジで、その過程で客層が大きく入れ替わるのは当然の結果だし、主催側もそれを意図しているはず。

まあ、それは“音楽フェスビジネスにおけるロックの重要度が低下した”と言い換えることもできるわけで、そのジャンルを愛する人間としては悲しいことだけれど、そもそもサマソニはロックファンのための慈善事業ではないわけで、ビジネスとして成立するラインナップを模索するのは当然のことでしょう。

 

ていうか、文句を言う人たちってここ最近のサマソニに足を運んでるんですかね。もしもお金も出さずに口だけ出してるんだったら笑止千万ですよ、あなた。

ロックおじさんたちが20年先までサマソニを満員にしてくれるのであれば、きっと彼らの望んだ通りのラインナップになるでしょうよ。

でも、そうなっていないから路線変更が模索されているわけだし、ロックおじさんたちが愛するロックアーティストたちが20年後もバリバリのヘッドライナーとしてステージに立てるかどうかも年齢的に怪しいところ。

「その時代のロックが好きな方はこちらへどうぞ」とばかりに立ち上げられたrockin'on sonicだって大盛況とは言い難い客入り(こちらはまだサンプル数が少ないが)なので、そんな状況で主催者が「よし。やっぱり洋楽ロックだ。洋楽ロックでフェスをやっていくんだ」とはならんよね、きっとね。悲しいことだけどね。

 

 

まあ、わたくしも他ならぬ中年ロックファンなので“若者の代弁者”みたいなことは言えませんが、今のサマソニに来ている若いオーディエンスはラインナップされているアーティストたちを“自分たちの世代のもの”として認識しているはずだと思うんですよね。

それはかつて僕らがロックバンドに対して抱いていたものとまったく同じ感情であって、僕らおっさんが勝手にそれを否定して「俺たちが好きなロックバンドを出せ!」と言うのはあまりにも失礼が過ぎるな、と。

そんな“百害あって一利なし”みたいな存在に堕してしまう前に、僕らおっさんロックファンたちはサマソニに対してどういう態度で向き合うべきか決めるべき時が来ているんじゃないかと思いますよ、あたしゃ。

 

サマソニでどうしても忘れられない光景がひとつありまして、あれはNine Inch Nailsがヘッドライナーを務めた2005年のこと。

NIN以外にも、まだ9人全員そろっていた頃のSlipknotや日本の伝説・THE MAD CAPSULE MARKETS、さらには再結成したばかりのBuckcherryなどそれはもう豪華なバンドがズラリ並んでいて、当時まだ若かったわたくしは「これは朝から晩までマリンやで!」と玉砕覚悟でマリンステージのグラウンドへと足を踏み入れたわけであります。(その甲斐あってNINは最前列で観られた)

 

そんな血気盛んなバンドをそろえたマリンステージにラインナップされていたのが、大ベテランバンドDeep Purpleでした。

彼らは今も現役バリバリのバンドだけれど、2005年当時の感覚で言ったら“往年の”という形容詞を付けたくなるようなポジションだったと思う。少なくともわたくしはそう感じておりました。

よく言えば“レジェンド枠”、悪く言えば“ちょっと場違い”という感じで、あの日のマリンで暴れていたロックファンたちの一番のお目当てバンドでなかったことは火を見るより明らかだったでしょう。

 

でもね、いたんですよ。

 

何が。Deep Purple目当ておじさんが。

 

 

そうなんです。いたんですよ。

Deep Purpleのアルバム『紫の聖戦』(原題:The Battle Rages On...)のティーシャーツを着たおじさんが。

マリンスタジアム外周を若者たちが肩で風切って歩く中、可哀想なくらいに所在なさげに佇んでいたその姿が20年以上経った今も忘れられません。

Deep Purpleのためだけにチケット買って来たんだろうなあ、きっと。

すごく失礼な物言いだけれど、あまりにも周りから浮いているその姿に「ああはなりたくないなあ」と思ってしまった若き日のわたくしがいました。

 

そんでもってですね、ここ数年のサマソニで気付いたんですよ。

 

 

あの時の『紫の聖戦』おじさんに今、他ならぬ自分がなっていることに。

 

 

いやー。これは結構なショックでしたね。「ああはなりたくないなあ」と思ったものに自分がなってしまったという現実。時の流れは万人に平等と言うべきなのか。

まあ、これが時代の流れというもので、下手に逆らって無用な歪みを生むよりも、そういうものだと思って受け入れるのがベストなのかもしれませんね。知らんけどね。

 

時代の流れで全面禁煙になった行きつけの店に対して、「俺はこの店で吸う煙草が好きだったんだよ!」などと理不尽なクレームを入れるおっさんにはなりたくないなあ、わたくしは。

「この店が好き」と「煙草が好き」はきっちりと切り分ける必要があって、それはまったく別の話。

別に煙草がこの世から消えたわけではないのだから、吸えるところで好きなだけ吸ったらいい。この店に通いたいなら、現状を尊重して楽しんだらいい。それだけのことですよ。

わざわざ説明するのも野暮だけれど、「店」は「サマソニ」に、「煙草」は「ロック」に置き換えて考えてみていただきたい。

相手を自分の理想に合わせようとするよりも、現状の中で自分が一番満足できる選択はどれなのかを考える方が建設的だと思いますよ、あたしゃ。

 

 

まあ、そんなわかったような口を叩いておりますが、あの頃のサマソニを求めてしまう気持ちは痛いほどわかりますよ。ロックファンにとって天国みたいなフェスだったもんね。

正直な話、今や『紫の聖戦』おじさんとなってしまったわたくしなので、近年のラインナップの中に馴染みのあるアーティストの名前を見つけることは年々難しくなってきました。

知っているアーティストを軸にタイムテーブルを組んだらホントにスカスカですよ。ほとんど休憩時間になってしまうレベル。

 

でもね、行けば楽しいんですよ、サマソニ。毎年心底満足して帰宅してる。

かつては“好きなロックバンドを朝から晩まで観られる場所”だったわたくしのサマソニが、ここ数年は“知らないアーティストに衝撃を受ける場所”になりつつあるんだと思う。

そりゃあ、毎年ラインナップを眺めながら「うわー。今年も観るもの少ないナー」と思わないと言ったら嘘になるけれど、わたくしはほら、Creativemanさんのブッキングを信頼しておりますから。

帰りの車内、ハンドルを握りながら「いやー。今年も最高だったナー」と呻いておりますよ。

 

まあ、別にわたくしの楽しみ方を押し付けるつもりはないけれど、「世界には選択肢が山ほどあるんだから、特定のフェスのラインナップにそんな目くじら立てなくてもいいんじゃない?」というのが今日言いたかったことです。

よろしくお願いします。

(わたくしの大好きなロック中年たちは朝から晩まで死ぬほどサマソニを満喫してるので、体力馬鹿すぎて好き)

『ボクら物販待機中』ってなんなんだ

ふと気が付けば8月。

暦の上では8月に入ったということになり、8月だなあという日々が続いております。

あれだね、8月やね。

 

ま、そんな季節の話は置いておくとして。

あれですよ。YouTubeですよ。ユーチューブ。

 

わたくしがYouTubeに手を染める経緯については前回の記事でご説明しましたが、今回は手を染めて以降のことをお話しさせていただこうかなと思っております。

誰が。わたくしが。

あ。わたくしがYouTubeに片脚を突っ込んでしまった経緯をご存知ない方は下記の記事をご参照ください。ちゃちゃっと読めます、ちゃちゃっと。

sasayaki-okami.hatenablog.com

 

わたくしと武田清さん(ピクセルアーティストTAKEKIYOさん)が『ボクら物販待機中』

なるYouTubeチャンネルを開設したのが2026年6月初旬のこと。

まあ、おかげさまで我々が当初想定していたよりも多くの方々に視聴していただきまして、再生回数が1桁で終わってしまうようなこともなく、本当に心より感謝しております。

誰が。わたくしが。(武田清さんが感謝しているかどうかは怪しいところです)

 

まあ、有名YouTuberになって動画の報酬などで暮らしていこうなどとは夢にも考えておりませんが、どうせやるのであれば少しでも伸ばしたいと思うのが人の性。

チャンネル認知度向上の足しになればと、これまでに公開された動画の解説をさせていただこうかなと思っております。

よろしくお願いいたします。

 

第1回:ライブ物販の話

 

記念すべき第1回。

やりたくないと渋るわたくしを「とりあえず録ってみよう。ダメならそれで仕方ない」と武田さんが粘り強く説得して録音することになったお試しの回でございました。

 

この日は3本録ったのだけれど、陽の目を見ることになったのはこの1本だけ。

逆に言えば、「まあ、使えなくはないんじゃない?」程度の輝きをこの回に見出してしまったのが運の尽きとも言えるかもしれない。

 

動画の内容は、ライブ会場の物販コーナーで我々が経験したエピソードを脈絡なく垂れ流すだけ。

本当に何の打ち合わせもなくアドリブでしゃべったので30分近い長さになってしまい、聴いてくれた人たちから「長いよ!」とお叱りを頂戴したことを受け、第2回以降は収録時間について非常に神経質になっております。

 

武田さんが楽しそうにしゃべり、わたくしが覇気のない相槌を打つという構図が初回から確立しているのがよくわかる。

 

第2回:ライブ会場にいた忘れられない人の話



第1回をアップしてしまったので、もう後には引けなくなって録音した第2回。

都内某所のスタジオで毎回3~4本収録するというサイクルがここから始まっております。

 

音楽系雑談チャンネルということもあり、素人のおっさんがわかったような顔で音楽を語るよりも実際に体験したエピソードを紹介した方が面白いのではないかと思い、第2回もエピソード系の動画にいたしました。

 

ライヴ会場で出逢った・見かけた面白いお客さんのエピソードを語っております。

 

聴きどころは武田さんがMelt-Bananaのライヴで遭遇したお客さんの話。

渋谷系ファンも必聴のエピソードです。

 

第3回:チケット購入のお話



「物販の次はチケットでしょう」というわかるようでわからない理屈でテーマを選定した第3回。

 

“自分が考えるチケット購入必勝法”という根拠のない持論を垂れ流す回なので、「信じるか信じないかはあなた次第です」系の曖昧な動画になってしまっているかもしれない。

 

ただ、武田さんが毎回のように良番・良席を引き当てるのは紛れもない事実なので、チケット購入のことをもっと知りたい人は武田さんに弟子入りしてみてください。

 

第4回:セカンドアルバムが面白い



4回目にして初めて音楽そのものを語る回。

武田さんが「アーティストのディスコグラフィの中で一番興味深いのはセカンドだ!」という持論を熱く垂れ流すマニアック回となっております。

 

どんな作品を取り上げたかは動画を観ていただきたいのだけれど、全部で6枚紹介したセカンドアルバムはどれも興味深い作品なのではないかナーと。

ただ、わたくしは作品の内容を具体的に紹介するのが苦手なので、言葉に詰まって「なんだろうな…」を連発しているのが非常にお恥ずかしい。

武田さんのトークをメインに聴いていただきたい回でございます。

 

第5回:音楽系映画の話



前回の「セカンドアルバム回」に続き、武田さん肝入りのテーマ。

音楽だけでなく映画にも造詣が深い武田さんオススメのロック映画を紹介する回になっています。

 

オススメされる映画のチョイスが本当に武田さんらしくて、『ボクら物販待機中』全エピソードのなかで一番“武田清とはどんな人間なのか”がわかる回なのではないでしょうか。

 

わたくしはあまり映画に詳しくないので、いつも以上に相槌を打つだけのマシンと化しております。かわいいね。

 

第6回:ライブでビビった話



『ボクら物販待機中』の持ち味はエピソードトークにあるのではないか。

そんなわたくしの仮説を実証するために録音させていただいた回でございます。

 

まあ、わたくしも武田さんもそれなりにライヴへ足を運んでおりまして、そこで経験した“怖かった系のエピソード”を披露しております。

 

武田さんは主にフィジカル系、わたくしはメンタル系のエピソードを持ち寄っておりますので、そのあたりの違いも楽しんでいただければ幸いです。

 

個人的には結構好きな回。

 

第7回【2026年最新版】ボクら流サマソニ裏攻略ガイド



ボクたちのサマソニ回。

「夏フェスシーズンだ! 時事ネタを入れたら動画伸びるんじゃね?」という薄汚い魂胆で選定されたテーマです。

フジロック初日に公開するというチャレンジングなスケジュールでしたが、それなりに観ていただけて安心いたしました。

 

これもチケット回と同様に“本当に役立つ情報を知りたい人”にとっては腹が立つような内容になっておりまして、SUMMER SONICの核心から遠い部分だけを指でなぞるようなトークが延々と繰り広げられるだけ。

 

「こんなサマソニの楽しみ方もあるんだね」程度の温度感で聴いていただけると我々としても一番嬉しいです。マジにならないでね。

 

第8回【新企画】相手が知らないCDを押し付けろ!闇鍋アルバム実食



これはわりと実験的な回でございます。

CDアルバムだったら帯に「冒険作!」「意欲作!」など裏のありそうな言葉が並ぶ感じの。

 

武田と川崎が“相手が知らなそう”かつ“気に入りそう”なアルバムを選定し、アーティスト名も作品名も教えないままに聴かせ合い、その感想を述べさせるというもの。

 

まあ、やってみたら意外と面白かったのだけれど、動画の中でも言った通り、観てくれている人たちは音源を1秒たりとも聴いていないわけで、そんな状態で観ても面白い企画なのか疑問の余地が残っております。

この回については忌憚のないご意見をお聞かせいただきたい。(他の回についての感想はそれなりにご配慮ください)

 

第9回【音楽雑談】続・ライブ物販の話

 

タイトルに「続」とあるように、第1回『ライブ物販の話』の続編でございます。

早くもネタ切れというわけではないのだけれど、今のところ一番再生回数が伸びたのが第1回だったということもあり、二匹目のどじょうを狙った回となっています。

 

第1回は本当に何の準備もしないフリートークだったので話忘れたエピソードも結構あって、そのうちのいくつかをこの動画で供養いたしました。

唐突に値上げされた某バンドのシャツやクレジットカードの明細問題についてはいつか話したいと思っていたので、その部分については是非みなさんに観ていただきたいところです。

 

この動画の特筆すべき点は、約16分強と『ボクら物販待機中』のなかでは非常に短いものになっていること。

いつもは最後にダラダラと喋っていたずらに収録時間が延びていたのだけれど、ここではそれをスパッと切り捨てました。潔いスタイル。

 

収録時間については我々もいい感じの塩梅が掴めておりませんので、長い方がいい or 短い方がいいなどご意見をお寄せいただけると嬉しいです。

 

第10回【音楽雑談】ボクらのちょっとエモい話



(今のところ)個人的に一番好きな回です。

冒頭で説明している通り、『こち亀』にたまにある“泣ける回”みたいのがやりたくて提案いたしました。

 

まあ、泣けるかどうかは微妙なところだと思うけれど、わたくしと武田さんの繰り出すエピソードがちょうどいい塩梅のエモさを持っているのではないかと感じております。

武田さんの「千葉県某所のフェスの話」は結構好きです。思い出補正も大いに入っているのだと思うけれど、もう取り戻すことのできないキラキラ感がある。

 

すごく好きな回なのに全然再生されてなくて悲しいので、まだ観ていない人はこの回だけでもいいのでお時間いただけると嬉しいです、はい。

RADWIMPSのファンの人たちにも聴いてもらいたいです、はい。

 

第11回【音楽雑談】海を越えたギャンブル!?海外通販の話



これはチャンネルタイトルに寄せた“物販系”のお話。

まあ、平たく言うと「海外通販あるある」みたいな内容で、海外アーティストの公式ストアから商品を取り寄せた時のエピソードなどを語っております。

 

武田さんは海外通販の経験が豊富なので多少のトラブルには動じない豪傑ですが、わたくしはちょっとしたトラブルでも大いに動揺してしまいます。

(現在、某Gというバンドの物販でトラブっておりまして、同じ商品について2回目の再送を依頼しているところです。海外通販こわいね)

 

まあ、海外通販はスリル混みで楽しもうぜ、というお気楽な回でございます。

 

第12回:【ライブレポ雑談】サマソニ2026に行ってきた話



サマソニ2026の振り返り回。(たぶん前編)

武田さんが参加した2日目の話をメインに今年のサマソニの感想を語っております。

 

3日間の総括ではなく単日の話なのに30分以上も話してしまって大いに反省している次第ですが、おそらく公開されるであろう後編も30分近くの動画となる見込みです。

 

まあ、我々は話していて楽しかったので、サマソニに行った人が聴いて同じように楽しんでいただけたら嬉しいですね、はい。

 

 

はい。というわけで、2026年8月31日現在までに公開された動画について解説してまいりました。

わたくしはアシスタント程度のポジションですが、武田さんは本当にYouTuber稼業に命を懸けておりますので、『ボクら物販待機中』を何卒よろしくお願いいたします。

 

こちらの記事は動画更新のたびにアップデートしていく予定です。

併せてよろしくお願いいたします。

これからの時代はYouTuberだよ、君ィ

どうも。満身が創痍している僕です。

身体の8箇所くらいに常に痛みを抱えておりまして、経営状態が芳しくない医療機関を受診しようものなら、病床を埋めたい一心で医師から入院を勧められるレベルの生活を送っているマイライフです。

 

まあ、そんなわたくしの健康状態のことはさておいて。

 

みなさん、YouTuberってご存知ですか?

 

わたくしも詳しくは存じ上げないのですが、子供だましの とても面白い動画や カスみたいな陰謀論 興味深い知的な動画、社会の屑みたいな迷惑系 身体を張ったチャレンジングな動画などをYouTubeにアップして視聴者を楽しませる人たちのことらしいのです。

ここ数年、若者の「なりたい職業ランキング」の上位にランクインするなど、社会的認知が飛躍的に向上している将来有望な職種だと聞いております。

インターネット版大谷翔平選手みたいなものでしょうね、きっとね。知らんけどね。

 

そんな前途洋々な職業に憧れた人がわたくしの周りにもおりまして。

ピクセルアーティストのTAKEKIYOこと武田清さんがそれなのですが、毎日のように「YouTuberに俺はなる!」とDMを送って来るわけです、勝手に。

 

まあ、資格が必要な職業というわけではありませんし、コンピューターに詳しい武田さんのことなので「勝手にやったらいいがな、そんなん」と放置しておったのですが、どうやら「ひとりだと寂しいのでイヤンイヤン」ということらしく、わたくしも参加するよう勧誘してくるではありませんか。それはそれは執拗に。

 

わたくし、おしゃべりが非常に苦手な人間でございまして、仕事などで人前で何かを話すのも苦痛なのに、そのおしゃべりがインターネットの海に放流されるなど考えただけでも恐ろしいこと。海洋恐怖症もあるのでなおさらです。

 

しかし、徳川埋蔵金を探す糸井重里よりも諦めないのが武田清という人。

「俺をYouTuberにさせてくれ!」という熱意に負け、とりあえずお試しで何本か録音することに同意してしまいました。誰が。わたくしが。

 

まあ、1本録ってみればわたくしのおしゃべりスキルのダメさ加減を思い知り、「こりゃ使えんわ」とあきらめてくれるものだと考えておりましたし。誰が。わたくしが。

5月某日、都内某所の某友人のお宅にお邪魔してビアなどを飲みながら3本ほど録音いたしました。

 

えー。結論から言いますと、そのうちの1本がことのほか面白いという評価を受け(当社比)、とんとん拍子で動画化に至ってしまいました。

何の準備もしていないアドリブ100%の素人フリートークを公開しても大丈夫なのでしょうか。需要があるのでしょうか。

 

チャンネル名は「ボクら物販待機中」。

ビアを飲みながら適当につけたわりにはなかなかのチャンネル名だと思っておりますが、話のクオリティについては正直自身がございません。

特にわたくしの滑舌が終わっておりますので、視聴される際は必ず字幕もご確認ください。

 


www.youtube.com

 

そんなわけで、ついに叶ってしまった武田清さんの夢。

武田さんが大谷翔平なら、わたくしは水原一平ちゃんとしていけるところまでお供したいと思います。

よさげなネットカジノがあったら教えてください。よろしくお願いいたします。

 

第2回以降のストック音源がまったくない状態なので、「このテーマでやってくれ」などありましたら武田清さんのアカウントまでご連絡ください。

よろしく哀愁でございます。

 

右が武田清先生(緑カーティガン野郎)

 

勝手な人たちが多いネ

どうも。誰ですか。あ、僕です。

いやいや、長すぎる夏が終わったと思ったら急に寒くなってまいりましたね。冬ですか。

すみません。秋はどこに行ったんでしょうか。ムショですか。

わたくし、四季のなかでも秋は人気のあるメンバーだと思っていたのですが、こんなに出番が少なくて大丈夫なのでしょうか。それが事務所の方針なのでしょうか。

ほら、歌割りとかソロパートとかもっと増やしてあげた方がいいんじゃないですか。ファンも不満に思って事務所の悪口などをインタネッツに書き込んだりしてしまうのではありませんか。

 

ファンが不満に思うだけならまだいいのですが、当の秋自身が自分の立ち位置に悩んだ末にグループを脱退、事務所を退所などという事態に発展してしまう可能性もあるわけです。

そのような状況になった場合、夏や冬が「秋、今までありがとう。今後の活動を応援しています。秋が抜けた分まで自分たちが頑張ります」などと優等生的なコメントを出して今まで秋がいたパートを埋めたりすることになるわけです。

つまり春、夏、秋の3人編成になるわけです。そしたら大変なことになりますよ、あなた。

 

なにが。電気代が。

 

並び的に秋のパートを春が埋めることはできませんから、夏と冬の歌割りやソロパートが増えることになるわけです。死んじゃうね。

 

だれが。我々が。

 

さらに「個性がないよね」などというファンからの心無い書き込みを見た春がグループ脱退ならびに事務所退所を選んでしまう可能性もゼロではありません。

そうなったら夏と冬のデュオ編成。これはもう最悪のひと言に尽きます。本当に大変なことになりますよ、あなた。

 

なにが。電気代が。

 

ね、だからインタネッツに辛辣な書き込みをしたりするのはやめましょうね。春も秋も自分たちなりに頑張って欲しいですね。ナンバーワンじゃないオンリーワンの花になったりしてね。

 

あ。本題に入ってよろしいですか。こんなくだらないお話に付き合っている暇はないでしょう。あなたもわたくしも。そして、あなたの後ろにいる髪の毛の長い女の人も。

 

 

みなさま、SNSってご存知でしょうか。

そうです。自分の主張や意見、戯言やら妄言、動画に画像などを好き勝手に(ガイドラインに従って)投稿できるインタネッツの便利なツールです。

実はですね、わたくしもやっております、SNS。まあ、「やっている」といってもそんなにたくさんやっているわけではなく、天気のいい週末の午後などに少しだけ触って「ほほん。色々な意見がありますね」と目を細めたりする程度ではありますが。

 

SNSに投稿されている様々な書き込みを目にするうちにですね、とある事実に気付きました。みなさまにおかれましても薄々気付いている事柄かとは思いますが、本日はそれをテーマにやっていきたいと考えております。よろしくお願いいたします。

 

わたくしが気付いたこと、それは何かと申しますと

 

 

込められてもいない悪意や感情を他人の言葉のなかに勝手に見出してしまう人が存在する

 

 

ということです。

 

そのような特殊過ぎる感受性を持った一部の人たちはですね、見ず知らずの人たちの言葉のなかに込められてもいない悪意や感情を敏感に感じ取って、勝手に怒ったり傷付いたりしてしまうわけです。

まあ、勝手に気分を害しているだけなら問題ないのですが、そのセンサーが完全にバグった人たちは投稿主に対して「わたくしは大変傷付いた」「謝罪しろ」「投稿を消せ」「アカウントを消せ」「死ね」だのといった不当かつ理不尽な要求を送りつけて来るからタチが悪い。まさに感情の当たり屋。

 

この現象は規模が大きくなると“炎上”などと呼ばれ、当事者が有名人だったりするとネットニュースになって巷を面白おかしく賑わせたりするわけです。

気の毒なのは一般人がターゲットになった場合で、反響の大きさに驚いてアカウント自体を削除してしまうケースも少なくありません。

 

もちろん、自分の投稿を客観的に振り返ってみて、内容や言葉遣いに配慮が足りないと感じた場合は謝罪や投稿削除をするべきだとは思うのだけれど、投稿者側に非がないのに“事態を収拾するため”だけに謝罪をしていると思われるものが目立ちます。

 

それがね、非常に気に食わないんですよ、わたくしは。勝手に腹を立ててギャーギャー騒いでいる連中にも、それに屈してしまう人にも。

特に投稿者側に言いたい。3日も放置しておけば新しい怒りや傷付きの対象を見つけてそっちでやいのやいのやっているような連中に、あなたが心を痛める必要があるのかと。

名作ゲーム『スペランカー』の主人公くらいの傷付きやすさの人に基準を合わせても仕方ないでしょう。そんなことしてたらアカウントを何回作り直しても足りないッスよ、マジで。(『スペランカー』がわからないお友達は年上のお友達に訊いてみよう)

 

突然の例え話で恐縮ですが、あなたがカラオケ屋にいるところを想像してください。

あなたが好きな曲を歌っている時、いきなり部屋のドアが開き、そこに立っている見知らぬ人間が開口一番「わたしの持ち歌を勝手に歌わないでください! わたしはとても傷付きました! 謝ってください!」などと訴えてきたらどうでしょうか。

 

 

すみません、誰ですか?

 

 

それ以外の反応はあり得ないのではないでしょうか。

SNS上にいるセンサーぶっ壊れ民たちの訴えなんて本当にそれくらいの価値しかないですよ。

それはあなた自身が対処すべき事柄ではなく、すべて相手方のバグった思考回路のなかで勝手に発生している現象なので、それに対して心を砕く必要なんて1秒もないんです。

よくわからんリプライが来たら、心のなかで「すみません、誰ですか?」とつぶやいてミュートするだけでいいのではないでしょうか。

(※ 「すみません、誰ですか?」はわたくしのすべらない話「大槻くん」に出て来るフレーズです)

 

とても雑なまとめになって申し訳ありませんが、勝手に怒ったり傷付いたりしてしまう人たちは、その繊細な感受性を生かして怒りと傷付きに満ちた素敵な人生を送っていただきたいですね。

わたくしは天気のよい週末の午後などに楽しげなSNSライフを満喫していきたいなと思っている次第です。よろしくお願いいたします。

「卑屈」という熟語を生み出した人の観察眼とセンス

つい先日、とても嬉しいことがありました。

Twitter(現:Twitter)にですね、フォロー外の方からDMが届いておりまして、最近は出会い系だの投資系だのといった不審なDMが多く入るものですから、今回もその類いだろうと読まずに削除しようと思ったのですが、詐欺系のそれとはどうも雰囲気が異なるように思えたので読んでみることにしたわけです。

なにを。DMを。

誰が。わたくしが。

 

そしたらですよ、Googleなのかヤホーなのかわかりませんが、検索エンジンでたまたま見つけた当ブログを読んで気に入っていただき、Twitterでわたくしのことを探して連絡をくださったというじゃありませんか、あなた。

めちゃくちゃ嬉しいじゃありませんか、あなた。

 

読んでもらえただけでも嬉しいのに、わざわざ本人を探してご連絡までしてくださるなんて、本当にありがたいことですよ。こちとら常日頃から口にすることの8割が戯言という取るに足らないおっさんなのにですよ。

このブログをやっていてよかったと心底思えた出来事でありました。

 

などと大きな喜びを感じる一方、わたくしのようなおっさんのために貴重なお時間を使わせてしまって恐縮すぎる、こんな戯言の塊でしかないブログを読ませること自体どうなんだ、などと申し訳なく感じる気持ちも…いや、フィールも湧き上がってくるわけです。

 

わたくし、非常に自己肯定感の低いマイライフを送っている人間でして、今回のような素直に喜ぶべきイベントに遭遇した時に「立派な人生を送っているお方が、わたくしなんぞのために…」となってしまうのです。よくないのはわかっておるのですが、そう思ってしまうマイライフなのです。

 

その自己肯定感の低さが顕著に発揮されるのが、人を誘う or 人から誘われる時でして、こちらからお誘い申し上げる際には「わたくしなんかに誘われてさぞ迷惑だろう。誘いを断るのって神経使うし、気乗りしないのに来ていただくのは誠に申し訳ないなあ」などと考えてしまうし、ありがたくもお誘いを頂戴した際には「気を遣ってお誘いいただいたのではないでしょうか、すみません。わたくしのような者を混ぜていただいて恐縮でございます」などと大変卑屈な心持ちになってしまうのです。

そんなことを考えること自体がめちゃくちゃ失礼なのだとは思うけれどね。

 

あのー。国際ロマンス詐欺ってあるじゃないですか。

「急になにを言い出すんだ、このおっさんは」と思った方、お気持ちはよくわかりますが、少しだけ落ち着いてわたくしの話を聞いてください。話せばわかる。ジャストアモーメントプリーズ。

 

そう、国際ロマンス詐欺です。

見ず知らずの外国人が急にすり寄って来て、ターゲットに恋心を芽生えさせた後、その気持ちを利用して金銭をだまし取るというアレです。犯罪です。クライムです。

念のために断っておきますと、これからわたくしが述べることは国際ロマンス詐欺の被害者を馬鹿にする意図は一切ありませんし、犯罪はまったくもって許されないことで1件残らず検挙されるべきだと考えておりますので、それを踏まえた上で続きをお読みいただければと思っております。よろしく哀愁です。

 

先ほど申し上げた通り、わたくしは非常に自己肯定感の低い人生…いや、マイライフを送ってきたものですから、国際ロマンス詐欺の被害者の方々のように「見ず知らずの外国人が自分を好きになってくれた」などと思える強烈なまでの自己肯定感の高さは冗談抜きで羨ましい限りなのです。

どんな人生を送ったら、会ったこともない海外の人が自分に恋をしているなんて思えて、「この人が自分を裏切るわけがない」と確信して言われるがままに金銭を渡すことができるのでしょうか。

そこには「自分なんて」という卑屈な気持ちが入り込む余地が一切存在しないように思えるのです、わたくしには。マイセルフには。

もちろん、そういった考え方を利用されて犯罪被害者になってしまったわけで、そのことは大変気の毒に思うのだけれど、自己肯定感の高さには憧れに近いものを抱いてしまいます。

わたくしも高い自己肯定感を持ちたい、マイハートに。そして、それと同時に国際ロマンス詐欺に引っ掛からない防犯意識も持ちたい、マイハートに。

 

まあ、そんなよくわからない戯言を今回も垂れ流しているわけですが、わたくしがなにを申し上げたいのか、なにを言いたいのか、なにを伝えたいのかと申しますとですね、次の2点になるわけです。

 

 1. 褒められたり誘われたりすると、なんだかんだ言って嬉しい方が勝るぜ

 2. 国際ロマンス詐欺は絶対ダメだぜ(国内ならいいとは言っていないぜ)

 

みなさまにおかれましては、上記2点をご理解いただいた上でそれぞれの日々を過ごしていただければな、と思う次第であります。

当ブログにつきましては、今後はこんな感じの雑談記事も増やしていけたら嬉しいナーなどと考えております。

引き続きよろしくお願いいたします。

君はロックバー叫びを知っているか

鶯谷という場所がある。

いや、正確に言えば、無い。

何を言っているのかと怒られそうだけれど、現在は地名としての鶯谷は存在せず、駅名としてその名を残すだけとなっているようである。

東京都台東区にあるエリアで、いわゆる下町ということになるのだろう。

いわゆる下町と呼ばれるエリアなのだと思う。

 

駅周辺には居酒屋やホテルが立ち並び、お世辞にも綺麗な街並みではない。

若者に人気の街でないことは明白だし、好きな女の子をやっと遊びに誘うことが出来た男の子が初めてのデートの場所に選ぶこともないであろう。

アンケートの「住みたい街ベスト10」に入ることも未来永劫なさそうな街である。

「あこがれ」というよりも「たそがれ」、そんな言葉が似合いそうな街なのだ、鶯谷は。住んでいる人にぶっ叩かれるかもしらんけど。

 

いや、別に鶯谷を褒めたり貶したりしたいがためにこんな記事を書いているわけではないのですよ。

わたくしはロックが好きなもので、たまーにロックバーと呼ばれるロック音楽を聴かせる酒場に行くことがあり、行った際にはビアを片手に音楽に合わせて身体を少し揺らしたりもするのだけれど、鶯谷にもその手のお店があるのです。

 

「ロックバー叫び」なる厳つい名前のお店がそれだ。

これが「Rock Bar Scream」なんて名称で渋谷あたりに店を構えていたら「おっ。ちょっくら行ってみようかな」となるのだが、なんせ「ロックバー叫び」で鶯谷である。

遺書のひとつも遺して行かないとおいそれと足を運ぶことは難しいでしょう。

 

いきなり営業妨害に近いようなことを書いて来訪のハードルを上げてしまったのだけれど、実際のところ、わたくしはこの店をすこぶる気に入っている。

お酒の味、マスター(とアルバイトのバーテンダー)の接客、雰囲気、音響など気に入っている要素は数あれど、ロックバー叫びをわたくしにとって特別なお店にしている理由は「とてつもなくロック」だからである。

以下にその理由を説明していく。

飲食店に「とてつもなくロック」を求めていない人はこの先を読む必要はなく、タレントのヒロミさんのWikipediaなどを流し読みしていただければいいと思う。

 

 

鶯谷のロックバー叫びは、カウンターのみ10席ほどのこじんまりとしたバーである。

基本的にマスターのとっしーさん(大きな身体に巨大なロックな魂を宿した心優しい男性)が一人で切り盛りしている個人経営店で、ドアを開けた瞬間に目に飛び込んでくるのは手前から奥まで椅子がズラリと並んだ光景なので、ほとんどの人の第一印象は「細長い」ということになるだろう。そして、その次にやって来る印象は「照明が赤い」であるはずだ。

細長くて照明が赤い店、それがロックバー叫びなのである。

 

ロックバー叫び外観

照明がすごく赤い



 

これを読んで「そんなロックバー、どこにでもありそうじゃない。わざわざブログにすることないじゃない。舐めてるの、俺を?」と言い出す人もいるかもしれない。いや、きっといるだろう。

早合点してもらっては困る。ロックバー叫びが狂っているのはここから先の話である。

 

10席ほどの個人経営ロックバーということもあり、マスターの食い扶持を稼ぐ程度に細々とやっているお店だと思うじゃないですか、普通はね。

しかし、ロックバー叫びの音響設備には300万円ほどが投資されているとのことで、それはもう凄まじいサウンドで音楽を楽しむことができるのです。

もう一度言いますが、カウンター10席ほどの個人経営のロックバーですよ。

わたくしは初めてお邪魔して音楽を聴かせていただいた時、この店主は軽自動車にF1カーのエンジンを乗せる狂人だと思いました。

ジェフ・バックリィの“Hallelujah”を流してもらった時はマブで泣いた。

 

しかもね、お酒の種類もすごいんですよ。ボトルを眺めているだけでも楽しめるレベル。

ロックバーの看板を掲げているお店のなかには「適当な酒を出してロックを流しておけばいいだろう」みたいな志の低いところもあるじゃないですか。

まあ、それでお客さんが満足して経営も成り立っていればいいのかもしれないけれど。

それとは真逆をいくのがロックバー叫び。わたくしの知人のウイスキー大好きおじさん(埼玉県・会社経営)が満足するレベルのお酒を備えた優良店なのです。

ロックバーと名乗る以上、「ロック」も「バー」も1ミリたりとも妥協できないという姿勢、めちゃくちゃ好き。妥協できない人、好き。

 

マスターがいい感じに狂っているので、その匂いを嗅ぎつけて来る客も狂っております。

テンションのメーターが振り切れたモッシュ神(恥ずかしながら知人)がまさかの店内ダイヴを敢行。

店内でクラウドサーフが巻き起こるロックバーなんて世界広しと言えども叫びだけではないでしょうか。カウンター10席のロックバーでやるようなアクションじゃないんですよ、普通はね。

しかし、そんなカオス…いや、ケイオスすら飲み込んでしまう度量の大きさが鶯谷という街にはあるわけです。すごい街ですよ。

 

あれは昨年の話だったか、お店に顔を出すとマスターのとっしーさんが「いやー。こないだの周年イベントの時、お客さんがずっとジャンプしていたので床がベコベコになっちゃって…。業者を呼んで張り替えてもらったんですよ。大打撃ですよ」と人のよさそうな困り顔で珍事件の顛末を教えてくれました。

わたくしが「そんな酷い客がいるのか。困ったものだ」とビアを片手に憤っていると、そこに前述のモッシュ神が登場。

叫びで会うのは初めてだったので「よく来るんですか?」などと話を振ってみたところ、「いやー。こないだ盛り上がって跳ねまくってたら床をへこませちゃって」などと誇らしげに武勇伝を披露するではありませんか。

 

犯人、お前かよ!

 

まあ、そんなモッシュ神も足繁く通うロックバー叫びですが、わたくしがこのお店を気に入っている理由として挙げた「とてつもなくロック」はそういうことではありません。(部分的にはそうかもしれないけれど)

わたくしがロックバー叫びに共感しているのは、マスターのとっしーさんが「ロックを体験する場所、理想のロックを鳴らす場所」を創り出すため、文字通り身を削ってお店を営業しているところなのです。

その献身ぶりは「もしかして、とっしーさんはご自身の身体よりもロックバー叫びを大切にしている?」と感じてしまうほど。

とっしーさんはきっと、ロックバー叫びに心底惚れているのだと思う。

 

そう考えれば、SNS上で賛否両論を呼んだとっしーさんの投稿(ざっくり言えば「単価の低い客ばかりだと店が継続できない」という話)も大いに納得がいく。

自分の理想のロックを鳴らす場所、命よりも大切なロックバー叫びの未来に影を落とすかもしれない状況には、たとえ自分が悪者になったとしても苦言を呈さずにはいられなかったのだろう。

客商売である以上、店側がお客さんを選ぶことはできないが、「こういう考え方を持った店主がやっています」と広く知ってもらえたことは結果としてよかったのではないかと思う。

また、この記事では触れられていないが、某バンドのファンのクソ客率が高かったので某バンドの楽曲のリクエストを禁止したという話も最高だ。(これはご自身で調べてみて欲しい)

 

nikkan-spa.jp

 

む。ここまでの説明を読んで「堅苦しい店」「気難しい店主」などと思われてしまうのは本意ではないので補足するけれど、ロックが好きな人なら大いに楽しめること請け合いのロックバーです。

先ほどの記事を読んで「高いお店?」という印象を受ける人もいるかもしれないが、音響システムの凄さ、お酒のクオリティなどを考えれば安すぎるほどだと思う。わたくしが初めてお邪魔した時、提示された会計金額を見て「これ、間違ってない?」「マスター大丈夫?」「意味のわからないハッピーアワー発動した?」などと同行者と話し合ったほどである。

最初から最後まで「狂ってるナー」と思わせてくれるの本当に好き。

 

そんなロックバー叫びが7周年を迎えました。

周年イベントが9月5日・6日に開催されるそうなので、興味のある方は短時間でも顔を出してみてはいかがでしょうか。

立ち飲み形式は嫌だヨーという方は通常営業の日に是非。日・月が定休日となっております。

 

 

こんなブログを書いていたら鶯谷に行きたくなってしまうネ。

理想のロックを鳴らす場の一部になれたら本望。

極上音響ロックバーで乾杯いたしましょう。

 

(以下、2025年9月12日 追記)

 

本記事の最後でご紹介したロックバー叫びの7周年記念イベントに行ってまいりました。

別記事にするのもアレなので、この記事に追記する形でご報告とさせていただきたい。

 

9月5日・6日の2日間にわたって繰り広げられた狂気の宴、わたくしがお邪魔したのは2日目にあたる土曜日であった。

開店時刻である20時少し前に到着すると、店の前にはロックバー叫びの周年を祝いたくて仕方がないといった面持ちの先客がすでに数名。

初日のイベントに参加して朝まで騒いでいたという猛者もおり、わたくしのような虚弱体質なおっさんでは太刀打ちできない空気を早くも肌で感じることとなりました。

 

周年イベント当日のロックバー叫び入口

ちなみにこちらが当日のロックバー叫びの入口である。

とてつもなく圧が強く、仮にイングヴェイ・マルムスティーン本人が通りがかったとしても、目をそらして素通りする可能性が高いのではないかと思えるほどだ。

また、ロックを知らない人が見たとしたら、フリーメイソンなど秘密結社の集会場だと理解されるのではないだろうか。まあ、当たらずとも遠からずである。

(注:この周年イベントのフライヤーはイングヴェイ・マルムスティーンの『The Seventh Sign』のジャケットのパロディ。7周年だから“The Seventh Sign”なんですね、きっとね)

 

いつもは入口から奥に向かって椅子がズラリと並ぶロックバー叫びだけれど、周年イベント時は椅子をすべて撤去しての立ち飲みスタイル。

開店後は次から次へとお客さんが入って来て、店内はあっという間に満員状態で、わたくしが陣取った最深部はほとんど冷房が効かないほどの熱気でありました。

ちなみにロックバー叫びには特製ティーシャーツが何種類かありまして、わたくしはこちらを着用してお伺いした次第です。江戸っぽさがあって非常に気に入っております。

ロックバー叫び特製ティーシャーツ

わたくしは愛の街川崎に住んでおるもので、万が一にも終電を逃すことがないようにお店に着いた時点でジョルダン乗換案内で帰りの電車をしっかりと確認し、ことあるごとに現在時刻などを確認しておったのですが、爆音で鳴り響くロックの名曲の数々、美味しいお酒、楽しい会話、場の空気、人をかき分けて外に出ることの面倒くささ、などといった様々な要素の影響を受けて朝までコースを決意、結果的に20時から翌4時までの計8時間をロックとお酒にまみれながら過ごすこととなったのです。立ちっぱなしで。

 

まあ、結論から申し上げますと、朝までコースを選択して大正解でした。

世の中にこんな楽しい場所があるのかって言いたくなるくらい楽しかった。

ロックバー叫び名物、店内クラウドサーフを生で観ることができた時は心底感動いたしました。マスターのとっしーさん、バーテンダーのサラちゃん、常連客のモッシュ神が宙を舞う光景は一生忘れることがないでしょう。

こんなに狂ってるロックバー、世界のどこを探してもないですよ。完全に頭がおかしくて好き。

 

この日もモッシュ神は絶好調で、登場した瞬間からわたくしを大いに笑わせてくれました。

だってあなた、自分がクラウドサーフを決める直前の写真がプリントされたティーシャーツを着て登場したんですよ、モッシュ神は。

聞いたところによると昨年開催された某カヴァレラ兄弟の来日公演で撮影された写真のようで、柵だかオーディエンスだかの上に立ったモッシュ神が「我は覇者なり」といったキメ顔をしている図がバーンと印刷された最強のティーシャーツでした。

世界に2枚しか存在しないレア物だそうですが、2枚も存在する時点で冒涜的だろ、完全に。モッシュ神、マブで頭おかしくて好き。

(注:「我は覇者なり」がわからない人は「すべらない話」の小籔千豊さんの名作トークをご覧ください。プロの芸人のプライド、そして小籔さんの性格の悪さが炸裂する大傑作です)

 

2025年9月6日のモッシュ神がどのくらい絶好調だったのかがわかるエピソードをもうひとつだけ紹介しましょう。

深夜1時の鶯谷、完全にベロベロになったモッシュ神の足元がこちらです。

鶯谷で靴を紛失する成人男性

なぜだか靴を両足とも紛失したとのこと。

カウンター10席ほど(通常営業時)のロックバーでどうやったら靴が行方不明になるのかわかりませんが、どうやら少し外出した際に脱ぎ捨ててしまったようです。

殺し合いみたいなモッシュが起こるライヴの終演後、脱げた靴や踏みつけられた眼鏡などがフロアに落ちていることはよくあるけれど、ロックバーで靴が消えるのは斬新すぎる。何が起こっても不思議じゃない鶯谷、わけわからなくて好き。

(注:その後、モッシュ神の信徒たちの活躍によって無事に靴を回収できたそう)

 

モッシュ神の話ばかりになってしまうので話題を変えよう。

ロックバー叫びの周年イベント名物「叫BINGO」(楽しんごのアクセントで)も面白かったー。

簡単にシステムを説明すると、とっしーさんが流しそうな楽曲を3×3のマス目に書き入れて、2列揃ったらビンゴというゲームなのです。

わたくしが予想した楽曲はこんな感じでございました。

初体験の叫BINGO

せっかくなら勝ちたいと思い、王道曲を多めに並べるという堅実な選曲です。

しかし、蓋を開けてみれば2列どころか1列も揃わず非常に悔しい思いをいたしました。

アーティストは当たったのに違う曲が流れてしまうことも多々あり、「叫BINGO、これはとてつもなく難しいゲームだぜ」と8周年イベント時でリベンジを果たすことを誓った次第であります。

(注:ずいぶん後になって、書くのはアーティスト名だけだって知った)

 

あ。モッシュ神とその友人を除けば、わたくしが面識のある方はいなかったのだけれど、「叫びのブログ(つまり、この記事のことだ)を読みました」と数人からお声掛けいただけたのは本当に嬉しかった。

書いたものが誰かに届くというのは非常に幸せなことですね、こんな零細ブログであったとしても。

この追記をお読みになるかはわかりませんが(まあ、読まないでしょう、普通はね)、この場を借りて改めて感謝を述べさせていただきます。またお店でお会いいたしましょう。

 

わたくしが店内にいた約8時間、これでもかというほどロックの名曲を全身に浴びまくりました。

あんな爆音で長時間にわたって音楽を聴いて、その後遺症が翌日まったく残らないのはすごいナーと思った。口を耳元に寄せて話をしないといけないくらいの爆音なのにね。よいお酒は二日酔いにならないみたいなものでしょうか。300万円の音響システムは伊達じゃないですよ。サウンドがすごすぎて好き。

 

本当に色々な曲を聴いて楽しませてもらったなかで、特に印象に残ったのがチバユウスケの声でした。特に“青空”が素晴らしくて泣きそうになってしまった。

とんでもなくイカした歌を歌う人ですよね。わたくしは特に“ブギー”が好きです。

赤い照明の中で聴くチバユウスケはことさらにイカしていたので、彼の声を聴きたくなってしまった時は叫びに足を運んでみようと思います。(かかるかどうかはわからないけれど)

 

はー。少しだけ追記しようと思ったのに意外と長くなってしまった。前半と文体も違うのも少し気持ち悪いネ。

周年イベントの感動が抜けないうちに改めてお邪魔しようと思っているので、もしもお店でお会いできたら乾杯させてください。

よろしく哀愁でございます。

 

マナーを捨てるな、マナステ

どうも。僕です。

今日はですね、緊急でブログを更新しております。

メンタルがYouTuberなもので。

 

 

えー。日傘ってあるじゃないですか。

以前は女性がもっぱら紫外線対策で使用していたというイメージですが、ここ最近の破滅的な暑さにより、今や男女問わず持ち歩くようになりました。

わたくしは使ったことがないのだけれど、体感温度がかなり下がるようですね。

 

まあ、命に関わる暑さが当たり前になってしまった今、日傘の使用は自身の健康を守ることにも繋がるので積極的に推奨されるべきなのでしょう。

ただ、マナー的にこれはいかがなものなのかと疑問に思うケースも多々ある。

 

一番わかりやすい言葉で言うならば、物理的に邪魔、ということになるだろうか。

 

形状が傘である以上、物理的にスペースが必要になるのは当然のことなのだけれど、歩道のど真ん中をデカい日傘を片手にのろのろ歩く、対向者とすれ違う側の手に日傘を持ってどける素振りすら見せない、といったシーンに出くわすたびに「もう少し配慮するべきなのでは」と思ってしまうのだ、わたくしは。

 

自分が使わないことを差し引いても、雨傘と比べて日傘は「お互い様」とは思えない気持ちがある。マイハートの中に。

雨傘っていうのはもちろん、自分が濡れたくない、自分だけは乾いたままでいたい、などの利己的な理由で使用されるのだけれど、それ以外にも、ずぶ濡れの状態でよそのお宅や会社にお伺いするわけにはいかない、全身びっしょびしょで満員電車に乗れるわけないだろう馬鹿野郎、といった他人への気遣いのために使用される側面もあるわけです。そんな社会性を持った使われ方もするわけです。

 

それに対して日傘は、自分の快適さの向上、不快感の軽減、将来のシミ予防など100%自分のため、マイセルフのために使われるわけで、他人のためという性格は有していないのですよ、奥さん。

そんなわけなので、日傘を使うならもう少し周りに配慮して欲しいナーというのが本日こうして緊急でブログを更新している理由です。

 

ということをですね、先ほどわたくしの顔面にすれ違いざまに日傘をヒットさせ、振り返りもせずに歩み去って行った女を頭の中で100回くらい殺しながら考えておりました、今。