My ゴルデン週間 その2

5月のうららかな土曜日、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

わたくしも爽やかな陽気に誘われ、自宅でロック音楽を聴く、ビールを飲む、意味もなく裏声で発生するなどの行為を行い、いわゆるリア充と呼ばれるような生活を送っております。

 

さて、更新が滞りがちな当ブログですが、前回からゴルデン週間に観たライヴのレポートのような駄文を書き散らしております。

今回はゴルデン週間2本目のライヴについてご報告していきたい。

いやだと言われてもご報告していきたい。

それっ。

 

5/5(月)

Japan Jam 2014@新木場Studio Coast

 

Rockin' On社が毎年開催しているJapan Jam。

昨年までは日本のバンドが複数出演し、豪華な組み合わせによるジャムセッションが堪能できるという趣旨のイベントでした。

まさに「ジャム」がイベントのコンセプトだったという訳です。

が、今年はその趣きをガラリと変え、肝心のジャムセッションは無し。

さらに洋楽をメインに手がけるプロモーターとして知られるCreativemanと手を組み、海外バンドも出演するという洋楽邦楽ミックスのイベントに変貌しておりました。

去年までは出演者を横目で見て「いいナー。豪華だナー」と思いつつも、実際に参加した事はなかったのですが、今年は大好きなVintage Troubleが出演するというのでチケットを即座に購入。

晴れてJapan Jamデビューと相成りました。

 

2月末のNine Inch Nailsの来日公演(素晴らしかった!)以来のStudio Coast

天気予報ではあまり芳しくなかった天候もなんとか持ちこたえており、外でビールを飲んだりするのには支障がなさそう。

「リストバンド引き換える前に昼ご飯でも食べようかナー」などと考えながら新木場駅構内を歩いていると、前を歩いているDQNのような男から出し抜けに「おい!早くしろ!」などと身に覚えのない罵声を浴びせられるわたくし。

一瞬で頭に血が昇り、心の中のアクセル・ローズが押取り刀で駆けつけそうになりましたが、よく見ると自分の子供に対して発した言葉の模様。

おそらく新木場駅から電車を乗り継いで夢の国にでも行くところだったのでしょうが、この親子の荷物が置き引き被害に遭ったり、キャラクターの着ぐるみがこの親子にだけ邪険な態度を取ったりして最悪の休日になるよう心の底から願いました。

 

まあ、そんな心の狭い呪詛はさておき本題に戻りましょう。

予定通り昼食とビールを済ませ、いよいよ会場である新木場Studio Coastへ。

ここはトイレにコンドームの自販機が置いてあるという悪名高き会場であります。

入口でリストバンドを交換し、フロアへ続くドアを開けると、すでに主催者の挨拶が始まっていました。

挨拶をしていたのは主催会社の社長であり、音楽評論家として有名な渋谷陽一氏。

氏の雑誌やラジオには学生時代から親しんでいたのだけれど、実物を拝見するの初めてということでじんわりと感動。

チケット代金のうち200円程度は渋谷陽一氏で回収できたと思いました。

 

渋谷陽一氏の「海外のフェスからも声がかかっていましたが、拝み倒してJapan Jamに出てもらいました!」という紹介で、本日のトップバッター SOIL&"PIMP"SESSIONSの登場。

突如として会場に鳴り響く、聴き覚えのある勇壮な調べ。

なんとMetallicaの出囃子として有名な名曲「The Ecstasy Of Gold」を彼らもSEとして使用していたのです。

思わず「め…メタリカっ!」と叫んでしまいましたが、メタラー率が極めて低かったのか、周りにテンション上がっているような人は皆無でございました。

 

このバンドは名前しか知らなかったのですが、すげーラウドなジャズバンドでした。

普段好んで聴くタイプの音楽ではなかったけど、ライヴは本当にかっこよかった。

ドラマーが上手かったなー。

きっとCDで聴くと途中で飽きてしまうような気がしたけど、こういうフェスでライヴを観る分には大歓迎。

また何かの機会に観ることができたら、ビール片手に気持ちよく踊りたい。

 

SOIL&"PIMP"SESSIONSがほどよく場内を温めてくれた後は、イギリスはバーミンガムからやって来た期待の新星Peace。

Twitterのフォロワーさんの中には「Peace地蔵になります」という人もいたくらいなので、かなりポテンシャルの高いバンドなんでしょう。楽しみ!

しばしのセットチェンジ(ドラムの音に異様にこだわっていたか?)の後、場内が暗転し、いよいよPeace登場。

最前列の女の子がキャーキャー言うのも納得できるほど、ヴォーカルの子がイケメン。

ふわふわのロン毛に甘いマスク。これはロックスターの香りがしますね。

 

が、肝心の演奏が…これはやばいと叫びたくなるレベル。

ベースはずっと指板とにらめっこしてるし…。

いかにもイギリスのバンド特有のナイーブさが完全に裏目に出てしまっている楽曲。

ブリットポップのあだ花バンド級に酷いと思いました。

これは相当に辛い点を付けなければいけないかな…。

 

などと絶望しておりましたが、セットが後半に入るといきなり骨太な楽曲が多くなり、こちらも前半の粗相は忘れて自然と身体が揺れてきます。

UKのバンドに見習って欲しいのは、ナイーブな先輩バンドよりもReefのごつい手触りなんだよなー。

後半の路線を追求してくれるなら、個人的にかなり好きなバンドになりそうです。

今後に期待したい。

蛇足かもしれませんが、Reefの代表曲をどうぞ。


Reef - Place Your Hand - YouTube

 

心地よい余韻を残してステージを降りたPeaceの後は、もうすでにベテランと呼べるようなキャリアを有する日本のバンド Grapevine

このバンドは某イベントで観たことがあるのですが、その時は正直あまり良い印象がありませんでした。

有名曲「風待ち」くらいしかピンとくる楽曲がなかったような…。

 

いかにも良い音がしそうなテレキャスを持ってステージに上がったギター/ヴォーカルの田中さん。

リラックスした感じで演奏を始めると…

あれ? なんだかすげーいい感じなんですけど。

以前に観た時とは比べ物にならないくらいい感じの演奏。

これは俺の好みなんですけど。

 

それから次々に繰り出される名前も知らない俺好みの楽曲。

こんなにいいバンドだったんだナー。と自分の見識の浅さを恥じましたよ。

これは今後、俺の好きなバンドリストに入ってしまいそうな勢い。

田中さんが「主催者の粋な計らいでPeace、GrapevineVintage Troubleっていう並びにしていただきました。わかってるねー」とMCで話していた通り、これは本当にわかっている並びだったと思う。

このポジションに入れる邦楽バンド、他に思いつきますか?

少なくとも俺は思いつきませんでした。

ふたつのバンドを繋ぐ完璧なパズルの欠片。

こういう出会いがあるからフェスっていいなーと思う。

 

そして、完璧なパズルの欠片Grapevineがバトンを渡してくれたのは、個人的に本日最大のメインアクトVintage Trouble!!

ブルーズベースのロックンロールを演奏する最高のライヴバンドでございます。

ヴィレッジ・ヴァンガードでアルバム売ってるのを買ってファンになり、2012年のサマーソニックで虜となり、同年のサマソニ・エクストラで完全に中毒となってから早2年弱。

去年はGreen Room Festivalのトリを務めたライヴを観ておりますので、3年連続4回目。

「彼らのことはよーくわかってますよ」と多少余裕を持って最前列のバーに寄りかかっておりました。

 

伝え聞くところによると、前日に日本入りするという強行スケジュールだったそうで、しかもライヴ当日の早朝に東京で震度5弱地震があり、万全の体勢とは言えない彼ら。

当日のTwitterを見る感じだと、彼らが会場入りしたのはGrapevineの直前。

これはほぼぶっつけ本番に近いのでは…。

しかも、会場のほとんどはこれから出て来る邦楽バンドのファンと思しき若者たち。

これはどアウェーと言っても過言ではないシチュエーションですよ。

 

そんな不安の中、必殺のBlues Hand Me DownでセットをスタートするVintage Trouble

ヴォーカルのTyはドーピングした郷ひろみかと言わんばかりの高速回転を披露。

これはもう完全に短期決戦の構えでしょう。

 

しかし、強行スケジュールの影響か、いきなりモニターの不調に見舞われるVintage Troubleの面々。

ステージ袖に向かってバランスの調整を要求するジェスチャーを連発。

これはいきなり3点ビハインドか…。

 

と思いましたが、モニターのバランスが改善するかしないかという段階で、完全に場内を掌握してしまう彼ら。

この後に出演する高音ヴォーカルのバンドがお目当ての女の子たちの心も完全に掴んでおります。

一気にビハインドをひっくり返し、ここからはまさに横綱相撲の様相。

 

場内が一体となるコール&レスポンスはもちろん、再三客席に飛び込んでいうヴォーカルのTyの熱演に熱気を帯びていく場内。

その熱気に応えるように再度客席に飛び込んだTyは、そのままStudio Coast後方の階段上までたどり着き、そこでひとしきりパフォーマンス。

さらにそれだけでは飽き足らず、2階席にまで突入し、そこでも熱演を繰り広げておりました。

ここまで来ると、どのバンドを目当てにチケットを買ったかに関わらず、もうVintage Troubleの手の平の上で転がされている感じでしたね。圧巻。

 

ライヴを観れば好きにならずにいられないバンド、それがVintage Trouble

まさにバンドに恋をしているという感覚を味わわせてくれます。

アメリカのショービズのレベルの高さ + 純度100%のロックンロール = Vintage Trouble

これは試験に出るから覚えておいた方がいいレベルですよ。

 

そして初来日でいたく日本を気に入ってくれた彼ら。

「初めてここに来て以来、日本とはとてもいい関係を築いている。それは…雪だるまみたいにどんどん大きくなっているんだよ」と嬉しい言葉もいただきました。

さらに「新譜が6月に出ること」、「夏に戻って来ること」という重大発表までさらりと言いのけてステージを去っていった彼ら。

このJapan Jamの数日後、サマーソニックでの再来日も発表されましたので、まだVintage Troubleを観たことのない方は是非会場まで足をお運びください。

絶対に損をしないことは請け負いますし、場合によっては人生で最も重要なバンドのひとつに躍り出るかもしれません。

絶対に裏切らないバンド、米国代表Vintage Troubleを今のうちに是非ご覧ください!

 
Vintage Trouble - Blues Hand Me Down (Official ...

 

「黒人にはかなわない」なんて陳腐な言葉は吐きたくないし、黒人以外でも歴史に残るシンガーは山ほどいるのだけれどVintage TroubleのTyを観てると黒人ってやはり天性のものがあるなと痛感させられる。

この納得せざるを得ない複雑な気持ち、ひとりでも多くの人に伝わって欲しい。

伝わってくれた人は、今年のサマソニで乾杯しましょう。

願わくば去年ほどの酷暑ではありませぬように。

 

では、Vintage Troubleを手放しで絶賛したところで今宵は御免。

次回はCarcass編でお会いしましょう。

とうっ!

My ゴルデン週間 その1

みなさまにおかれましてはゴルデン週間をいかがお過ごしになられたでしょうか。

わたくしもビールを飲む、奇声を上げる、15時間ほど寝るなど充実した日々を過ごしてまいりました。

 

そんなゴルデン週間をさらにゴルデンにするべく、何本かライヴコンサートを観に行ってまいりました。

以下にその感想などを記していきたい。そいっ。

 

5/3(日) 

忘れらんねえよ ツレ伝ツアー ~袋とじ編~ w/おとぎ話@下北沢CLUB Que

 

忘れらんねえよが自ら選んだバンドを「ツレ」として日本各地を回る今回の『ツレ伝ツアー』。

下北沢公演のツレは盟友 おとぎ話。

この組み合わせは一昨年に同じ下北沢で観ているのだけれど、その時の会場は下北沢Garden。

Sold OutしたGardenのキャパが600人なのに対し、Queのそれは280人と半分以下。

当然のごとく即日Sold Outとなったそうです。

いつの間にかSold Outが当たり前のバンドになってて、上昇気流に乗っているバンドの勢いを感じますね。

 

 

わりと整理番号が良かったので勢い勇んでフロアへ突入。

最前列がひとり分だけ空いていたのでそこをゲットしたのはいいのだけれど…

Queはステージと客席を仕切る柵が無いので、演者さんが本当に目の前。

Shy Boyのわたくしとしましては非常に気恥ずかしいポジション。

ビリー・シーン率いるTalasの名曲Shy Boyを喉も裂けよとばかりに絶唱したくなりました。

しかもステージの高さが50~60cmなので、後ろから押されたらステージに手を突いて観る事になりそう。

 

ぼっちライヴということで手持ち無沙汰感が満載でしたが、開場から開演までが30分ほどだったので絶望的な孤独を感じる前に場内暗転となって一安心。

お揃いのカラシ色のスーツに身を包んだおとぎ話の4人がステージ上へ。

こんなお揃いの衣装着ているバンドでしたっけ。

とりあえずギターの牛尾くんは70年代アイドルみたいな雰囲気のイケメン。

女の子たちの「かっこいい!」という声が聞こえて思わず歯ぎしりしました。

 

それにしてもおとぎ話は本当にいいライヴバンド。

観てるとなんだか心がほっこりする。

前に観た時にも感動したCOSMOSという曲(まだ未音源化?)もやってくれて改めて感動。

曽我部さんのSTARSみたいにスタジオ盤が存在しない名曲になっていくんだろうか。


おとぎ話 - COSMOS @ りんご音楽祭2012.秋 - YouTube

 

「発表する場所が決まってないけど新曲が出来てます」ということで、まっさらの新曲も2曲ほど披露。

「可愛い曲が出来ました」という紹介から始まった「きゅーと研究会」という楽曲は、ゴリゴリにメタリックなリフを持つBlack Sabbathみたいなメタルソング。

メタラーの端くれとして気持ちよく首を振らせていただきました。

彼らがこの方向性に行くことは100%無いとは思うが、アルバムの片隅にでも収録してくれたら嬉しい。

 

約1時間に渡るおとぎ話の熱演が終了し、いよいよメインの忘れらんねえよ。

 AKB48の『恋するフォーチュンクッキー』がSEとして場内に鳴り響き、オーディエンスのハンドクラップの嵐の中、ベースの梅津さんとドラムの酒田さんがステージに登場。

ギター/ヴォーカルの柴田さんの姿が見えないので不審に思っていると、フロア後方から歓声が…。

なんと! 柴田さんがもみくちゃにされながらフロアを縦断してステージへ登壇成功。

しかも、東急ハンズもしくはドンキで購入したと思しき、AKB48風の衣装に身を包んでおりました。

ここまでやったにも関わらず場内ややウケくらいでしたが、結局その格好のまま本編終了まで演奏。

 

忘れらんねえよは『僕らチェンジザワールド』からセットをスタート。

場内「セイエス!」の大合唱。

個人的にはやはりこの曲で始めるのが一番盛り上がると思っております。

立て続けに『僕らパンクロックで生きていくんだ』という定番の流れから、「最近あまりやってなかった曲」という『中年かまってちゃん』へ。

あまりやってないという印象はなかったのだけれど、よく考えたら先月のO-Westではやってなかったかもしれん。

セカンドアルバムの中でも1,2を争うくらい好きな曲だから嬉しかったナー。

この曲の歌詞は本当にすごくて、日本中の非リア系男子は全員必聴。

 

エロサイトの深夜サーバーに負荷がかかって
つながらんのは俺が一人じゃないから
この世界のひとりぼっちの部屋はつながっている
 

ここんところはもう日本ロック史に残る名フレーズでしょう。

拳を握りしめて泣きながら泣きたくなる。

 

定番の楽曲群に混じって新曲もいくつか演奏されました。

おそらく来月出るミニアルバムに収録される『タイトルコールを見てた』と『ばかばっか』はどちらもライヴ向きのハイクオリティな曲。

そしてデビューアルバムの特典CDに入っていた珠玉のボツ曲の中から『運動ができない君へ』が見事に敗者復活。

先月のO-Westでも聴けたのだけれど、個人的に忘れらんねえよの中で一番好きな楽曲だったので、これをライヴで聴けるのが本当に幸せ。

ボツ曲CDに収録されたいた柴田さん弾き語りバージョンではなく、ちゃんとバンドアレンジになっていて、歌詞の変更が少しあったり、サビ(ブリッジかな?)にあたるようなパートが追加されていたので、スタジオバージョンを聴くのを本当に楽しみにしております。

 

ちなみにこの日は『慶応ボーイになりたい』をやらなかったので、定番の“おがっち”(柴田さんの元彼女)MCは無し。

しかし、「この話、初めてするな…」と柴田さんが話し始めたストーリーに場内は同情の涙で溢れ返りました。

 

熊本に住む高校生だった柴田さん。

その当時にお付き合いしていた彼女おがっちが「わたし、東京の大学に行く」と言い出したため、「ぐ…偶然だけど俺もその大学受けるんだわ」と話を合わせたのはいいものの、まったく受験勉強をしていなかった柴田さんは高校3年生の11月から死に物狂いで勉強を開始。

その甲斐あって、奇跡的に志望校への合格を果たしたそう。

が、なんと肝心のおがっちが落ちるという予想外の悲劇。

落ち込むおがっちに対して、柴田さんが「俺、東京で待ってるから!」と優しい言葉を掛けると…

 

「遠距離するほど好きじゃない」

 

オーディエンス全員が言葉を失うほどの冷酷なおがっちからの返答。

柴田さんは別れてからしばらく付きまとい行為をしていたそうですが、この話を聞いてその心境が少し理解できました。

もしもこのMCが定番になったら毎回聞くのが辛いな…。 

 

『この街には君がいない』、『北極星』、『CからはじまるABC』など必殺の曲でフロアをカオスにぶち込んだ後、みんなで『忘れらんねえよ』を大合唱して本編終了。

もしも「忘れらんねえよのライヴ、ちょっとだけ興味あるな」と思ったら、この曲だけは覚えて行った方がいいですよ。サビだけでもいいから。

ロックが歴史を重ねて、普遍的なメロディなんかほとんど出尽くしてしまったと思っていたけど、その高い高いハードルを飛び越えた凄い曲だと思ってます。

【PV】忘れらんねえよ - 忘れらんねえよ - YouTube

 

アンコールでは本日の“ツレ”おとぎ話が再び登場。

ファーストアルバムでも共演した『ゾンビブルース』をプレイ。

 おとぎ話の風間くんは梅津さんのフライングVベースを借りて弾いてたけど、よく見たらシールドが挿さってなかったん。ゲラゲラ笑いながら弾いてた。

みんなすごく楽しそうで、両バンドの仲の良さがよーくわかるアンコールだったなー。まさに盟友。

 

忘れらんねえよ、胡散臭いバンド名ですが、本当に良いバンドです。

まだまだ売れっ子ではないので、今のうちに是非チェックして頂きたい。

ハマってくださった方がいらっしゃったら、是非ライヴハウスで乾杯しましょう。

 

次のブログは「Japan Jam編」を予定しております。

更新が滞りませんように。




筆不精

今月25日にブログデビューを果たしてから早4日。

いきなり更新が滞るという失態を演じております。

 

継続は力なり。

 

そんな格言をご存知でしょうか。

この素晴らしい格言を考えた方の墓前で土下座したいような心持ちであります。

 

とにかくなにかしらの記事を発信したい。

しかし、あいにくみなさまに提供できるような楽しいネタがないのです。

 

前回のブログでは去年1年間で観たライヴを列挙させて頂きました。

それと同じような趣旨で誠にお恥ずかしいのですが、今回は今年に入ってから観たライヴをご紹介させて頂ければと存じます。

芸がないのは百も承知。どんな罵声も甘んじて受ける所存であります。

 

気持ちが萎えないうちに一気にご紹介してしまいましょう。

それっ。

 

 

1/13 Blur@Zepp Diver City

1/25 ホフディラン@JTアートセンター

2/2   打首獄門同好会@渋谷www

2/23 鳥肌実@お江戸日本橋

2/25 Nine Inch Nails@新木場Studio Coast

2/26 Nine Inch Nails@新木場Studio Coast

3/1   ホフディラン、Great3@恵比寿Liquid Room

3/4   The Rolling Stones@東京ドーム

3/9   Alice In Chains@横浜Bay Hall

3/29 Punk Spring 2014@幕張メッセ

3/31 Snuff@恵比寿Liquid Room

4/1   忘れらんねえよ、フラワーカンパニーズ@渋谷O-West

4/13 Gunmen Showers@六本木Edge

4/26   コピーバンドイベント@四谷Outbreak

 

ここまで全14本。

年間30本が目標なので、この時点で約半分を達成しております。

 

今年も昨年と同様、ずっと観たいと思っていたバンドをいくつか観る事ができました。

まずは今年一発目のBlur。ベタですがSong2には盛り上がりました。

そしてAlice In Chains。まさに待望の来日でした。

五臓六腑が震えるようなヘヴィな音と美しい旋律。

しばらく日本からは足が遠のいていた彼らですが、今後はアルバムリリースの度に日本ツアーも組んでくれたらと願ってやみません。

ミュージシャンではありませんが、鳥肌実さんもついに観る事ができました。

好き嫌いがあると思うので詳細には触れませんが、一度その世界に触れてみるのもいいのではないでしょうか。責任は持てませんが。

そしてPunk SpringではBad Religion!!!

彼らの演奏前に某邦楽バンドのファンが続々と帰宅してしまうという出来事があり、フロアの様子は少々寂しかったですが、その演奏はまさに鉄壁。

I Want To Conquer The Worldかっこよかったなあ…。

 

プロのミュージシャンではないのですが、TwitterのフォロワーさんがやっているGuns N' RosesのトリビュートバンドGunmen Showersのライヴも素晴らしかったです。

まさに愛と努力の結晶といったライヴで、ガンズファンなら楽しめること間違いなし。

本家では演奏した事がないGet In The Ringや数度しか披露された事のないGarden Of Edenといったレア曲まで聴ける感涙のセットリスト。

GW中の5月5日にもライヴ予定があるそうなので興味がある方は是非。

 

Gunmen Showersさんの公式サイトはこちら。

http://www.gunmenshowers.com/info/top.html

 

今回はこんな感じのブログでお茶を濁してしまいましたが、次回からはライヴレポートなどを執筆できればと考えております。

今後ともよろしくお願い申し上げます。

はじめてのブログ

「ブログというものが流行っているらしいよ」

 

そんな話がちらほら耳に入ってくるようになったのはいつ頃からだったでしょうか。

ひと月前ほどでしょうか。

それとももっと前の事だったでしょうか。

なにぶん常に酔っ払っているような有様ですので、時間の感覚というものをとうの昔に失ってしまっているような気がします。

 

以前はmixi日記なぞをせっせと書いては投稿していたものですが、それも遠い昔の話。

近頃はtwitterで140文字程度の投稿を繰り返す日々を送っておりました。

 

ブログなんぞ始めなくても140文字で自分の心持ちは表現できる。

ブログなんぞをやっているのは140文字という制約の中で自分を表現できないはみ出し者だ。

そう自分に言い聞かせておりました。

 

しかし私も社会の屑とは言え、やはり人の子。

多少なりとも流行に乗ってブイブイ言わせたい気持ちが芽生えて来るのは仕方がない事。

 

という訳で始めてみました。

なにを。

ブログを。

 

始めてみたのはいいのですが、最初にふさわしい話題は何か。

何を書いてもふさわしいような。

何を書いてもふさわしくないような。

 

嘘だと思われるかもしれませんが、三日三晩悩みました。

壁に後頭部を打ち付けながら。

いっそのことゴーストライターに丸投げしてしまおうか。

そんな悪魔のささやきに耳を貸しそうになってしまったのも事実です。

 

四日目の朝、ついに結論が出ました。

音楽の話題を中心にする予定のブログですので、僕がどんな音楽を好んでいるか。

それをわかってもらえる内容がいいだろう。

という訳で、昨年一年間に行ったライヴを列挙していく事にしました。

それでだいたいの音楽的な嗜好がわかって頂けるのではないかと思っております。

それでは早速始めていきましょう。

 

 

1/26 ホフディランJTアートホール

1/30 曽我部恵一BAND@新代田FEVER

2/16   アシュラシンドローム、打首獄門同好会 他@池袋ADAM

3/7     Duff McKagan's Loaded、Adler@渋谷Music Duo Exchange

3/29   忘れらんねえよ@代官山UNIT

3/31   Punk Spring 2013@幕張メッセ

4/21   フラワーカンパニーズ日比谷野外音楽堂

4/26 Buckcherry@恵比寿LIQUID ROOM

5/11 Ozzfest@幕張メッセ

5/12 Ozzfest@幕張メッセ

5/19 Green Room Festival '13@横浜赤レンガ倉庫

5/20 ホフディラン 春のベースまつり@新代田FEVER

8/10 Summer Sonic '13@千葉マリンスタジアム

8/11 Summer Sonic '13@千葉マリンスタジアム

8/14 ホフディラン代官山UNIT

8/31 831食べ夜祭(ユニコーン等出演)@日本武道館

9/7     Children Of Bodom@渋谷AX

10/7   ホフディラン 秋のドラムまつり@渋谷www

10/14 奥田民生新木場STUDIO COAST

10/19 Loud Park '13@さいたまスーパーアリーナ

10/20 Loud Park '13@さいたまスーパーアリーナ

10/23 KISS@日本武道館

10/29 奥田民生神奈川県民ホール

11/17 Michael Monroe@横浜BAY HALL

12/13 忘れらんねえよ@恵比寿LIQUID ROOM

 

以上、全25本。

毎年30本を目標にしているのですが、それには少し及びませんでした。

でも、内容は濃かったので満足しております。

特に今まで観る機会がなかった伝説のバンドをいくつも観れたのが印象に残っています。

 

Ozzfestでまさかの来日を果たしてくれたオジーSabbath。

価値観が変わるほどの圧倒的なライヴにねじ伏せられた怪物TOOL。

諸事情によりシンガーは助っ人でしたが、誠実なライヴを見せてくれたStone Temple Pilots。

リピーターが多いのも大納得の世界最高のエンターテイメントバンドKISS。

そして年齢を微塵も感じさせない北欧の伝説Michael Monroe。

 

逆にライヴを観たことによって興味を持つようになったバンドもいました。

これは音楽好きにとってはすごく嬉しい事なんですよね。

 

2月に池袋ADAMで開催された飲み放題ライヴ。

これは素晴らしいバンドの宝庫でした。

アシュラシンドローム、怪盗ザ・デッドボール、KN750R。

特にKN750Rのインパクトは一生忘れないでしょう。

他にもOzzfestの人間椅子

Loud ParkでのMokoma。

本当に素敵な出会いがたくさんあった年になりました。

 

今年も早いもので4月が終わろうとしています。

どれだけの素晴らしいライヴが観られるのでしょうか。

それは誰にもわからない。


初めてのブログってこんな感じで大丈夫でしょうかね。

もっとお得な情報を盛り込んだ方が喜ばれるんですかね。

そもそも「ブログ始めました♡」という宣伝をする気がないので、誰ひとり気付かないまま終了するという可能性もありますよね。

最初に気付いてくれた人には優しくしよう。