この街には君がいない

どうも。キャンドル・リョウこと僕です。

耳たぶに穴を空けて印鑑ケースみたいなのを挿したりしております。

 

わたくしは今、はてなブログの編集モードを開いてキーボードを打っておるわけなんですが、画面の右側に「はてなブログからのお知らせ」という欄がありましてね。

そこにね、まあ、なかなか見逃せないことが書かれておるわけですよ。

 

どんなことが書かれているのか簡単に説明するとですね、まあ、ちょっとばかり薄汚い話になって恐縮なのですが、

 

 

記事を有料で販売できるようにしました

 

 

なぞというフレーズがですね、画面の右側に躍っているわけですよ。

さらにはその下にポップなフォントで「記事の有料販売をはじめよう!」なんて広告も掲載されていてですね、もうこの波に乗らないのは非国民だぜ、くらいの強めのテンションでブロガーを有料販売の道へ誘おうとしているわけであります。

いや、誓って言いますが、わたくしはブログを書いてお金を頂戴しようだなんてことは生まれてこの方、一度だって考えたことはございませんよ。

ただ、はてなブログの方がどうしてもとおっしゃるなら、わたくしの肩を抱きながら「有料販売をはじめよう!」などとおっしゃるのならば、それを無下に断るのも失礼に当たるのではないだろうか。

まあ、そんなことを考えているわけであります、今のわたくしは。マイセルフは。

 

もしも記事の有料販売を始めた折にはですね、某国民的歌舞伎俳優の方のブログのように日常のどうでもいい話を数行にしたためた薄すぎる記事を1日に何度も更新して日銭を得ていく所存であります。

みなさま、よろしくお願いいたします。

 

 

いきなりお金の話をしてしまってすみませんでした。

本題に入らせていただきます。

いやー。アレですね。今一番わたくしたちが目にしたくない言葉。

恐れている言葉。とても忌まわしくて虫唾が走るフレーズというのがありますね。

 

 

 

API呼び出しの回数制限を超えました

 

 

 

なんなんでしょうか、これは。

TwitterのTLにこの表示がいきなり現れたが最後、親愛なるホロワーさんたちの愉快なツイートを読むことができなくなってしまったのですよ。

しかもこれは、わたくしだけに起こった現象ではなく、世界中のTwitterユーザーの身にも同様に降りかかっているというじゃありませんか。

 

どうやら一定時間が経過すると解除されるようなのだけれど、すでに生活の一部となって久しいTwitterを見ることができないストレスは想像を絶するものでございました。

停電と同じくらい…というと大袈裟ですが、本当にインフラが破壊された時のような大いなる困りがわたくしの中に生まれたのは事実。

 

だってさ、Twitterはもはや単なるコミュニケーションツール以上の意味合いを持ってしまっているわけじゃないですか。

まあ、もちろんホロワーさんと愉快な会話を交わしたりするのも使用目的のひとつではあるのだけれど、好きなアーティストの最新情報から世界情勢、ホロワーさんの近況なんかもTwitterを通じて得ている部分が多々あるわけじゃないですか。

それらが一気に遮断されてしまうということは、世界から放り出されてしまったような感覚に陥るわけじゃないですか。

 

TwitterのTLっていうのはユーザーごとに違っていて、おそらく同じ物は世界にふたつは存在しないと言えるほど独自性に満ちていると思うのです。

わたくしの場合、2009年10月にアカウントを作成しているので、約13年半物のTLを所有しているわけですよ。

言ってみれば創業当時から継ぎ足し続けた秘伝のタレみたいなものでね、そう簡単にぶっ壊されてしまったら困るんです。マジで。

まあ、Twitterが本当にサービス終了になった場合、このタレを持ったまま別のSNSに移動できればいいのだけれど、きっとそれは難しいのではないかなと思う。

だからね、Twitterが消滅してしまったら本当に困るんです。

最悪の場合、わたくしが買い取ることも検討しなければいけないので、みなさんにおかれましてはわたくしの有料ブログをたくさん買ってください。

よろしくお願いいたします。

 

 

あとね、Twitterがなくなると困る理由がもうひとつありましてね。

Twitterの投稿のことを「つぶやき(=tweet)」と呼ぶのだけれど、元々は独り言を吐き出すためのツールという性格があったわけです。

ふと浮かんだどうでもいいフレーズや脳内で渦巻く情念のようなものを電子空間の虚空に向かって好き勝手に吐き出していく。

この使い方ができる場が失われてしまうのは本当に困るのです。

まあ、言い方は悪いけれど“思考のゴミ捨て場”みたいなもので、それをバンバン投下していたら「お。このゴミいいじゃん」と拾ってくれる人と出会ったりして、その縁がTwitter生活をさらに楽しいものにしてくれたケースもあるわけで。

 

だからね、このゴミ捨て場がなくなってしまうと、マジでわたくしの頭の中はゴミ屋敷になってしまう可能性があるのですよ。

簡単に言えば狂人ロードまっしぐらですよ。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ですよ。

だからね、Twitterが消滅してしまったら本当に困るんです。

最悪の場合、わたくしが買い取ることも検討しなければいけないので、みなさんにおかれましてはわたくしの有料ブログをたくさん買ってください。

よろしくお願いいたします。

 

あとね、わたくしの造語ですが、“Twitter人格”ってあるじゃないですか。

「あるじゃないですか」とか言われても困ると思うけど、「あるよねー」と理解していただけた前提で話を進めますよ。

 

わたくしが13年以上にわたって積み重ねてきた膨大なツイートの数々。

その中にはインターネットだから言えるような“一般的にはあまりよろしくない”と思われる意見も含まれているし、長年ずっと考えてきた持論のような面倒くさくて厄介なもの多く含まれているわけです。

だから、長年にわたってわたくしのツイートを見てきたホロワーさんたちは、それらのツイートを通じてわたくしのことを知っているわけで、そのイメージがホロワーさんにとっての“わたくしの人格”ということになるわけです。

 

そのTwitter人格が現実のわたくしとまったくイコールなわけでは絶対にないのだけれど、職場の同僚などが知っている“社会人としてのわたくしの人格”と比べると遥かにリアルなわたくしに近いのではないかナーなどと思っております。

まあ、だからこそリアルの知り合いにTwitterをあまり見られたくないという部分もあるのか。一長一短でございますね。

 

結局のところ、何が言いたいかと申しますとね、決してよそ行きではないわたくしのTwitter人格を見て「あ、この人フォローしてみようかな」と近付いて来てくれたホロワーのみなさまにはね、心の底から感謝しなければいけないナーということですよ。

これからも電子のゴミ捨て場ことTwitterで仲良くしてください。

だからね、Twitterが消滅してしまったら本当に困るんです。

最悪の場合、わたくしが買い取ることも検討しなければいけないので、みなさんにおかれましてはわたくしの有料ブログをたくさん買ってください。

よろしくお願いいたします。

 

 

本来ならばこんな意見はTwitterで垂れ流すべきなのかもしれないけれど、Twitter自体の永続性に大いなる疑念が生じてしまった今、ここにこうして書き残しておきます。

もしもTwitterが消えたらmixiでお会いいたしましょう。