どうも。僕です。
身体の目立つ箇所に「火気厳禁」というタトゥーを彫っておくと、自分が死んだ時に火葬場の人が少し笑ってくれるのではないか。
そんなことばかり考えて生きております。
わたくしもね、たまには時事ネタを取り上げてみようと思いましてね、こうしてブログを書いているわけであります。
最近の話題と言えばね、やはり回転寿司屋さんのアレを避けて通るわけにはいかないでしょう。
みなさんにとっても決して無関係な話題ではないはずでしょう。そうでしょう。違いますか。
まあ、簡単に言えば、回転寿司屋の店内で客が醤油さしを舐めるなど不衛生な行為をする動画が出回って、寿司屋の株は下がるわ、やった本人は炎上するわ、それを模倣する輩まで登場するわ、と大変な騒ぎになっているわけですわ。
野菜の無人販売所などと同じで、利用する側に悪意が無いことで成立していた業態であることが明白になったとも言えるのだけれど、かと言って店舗側が醤油やら湯呑やらをガチガチに管理するようになったら客も店員さんも不便なわけで、一部の輩の不心得で多くの人が迷惑しているわけですわ。
そういうわけでね、わたくしが解決策を考えましたよ。
最初は黙って成り行きを見守ろうかとも思いましたが、ここはわたくしが一肌脱ぐしかないでしょう、と。
今日はね、その解決策を当ブログ独占でお伝えしていこうかな、と。
本来であれば有料級の内容だけれど、他ならぬみなさまのために無料で公開してあげようかな、と。
解決のヒントは、炎上した数々の動画の中ありました。
いかにも“見つけました”みたいなニュアンスで言っていますが、これに気付かない方がどうかしているレベルでまざまざと映っておりました。
みなさま、けしからん行為をしている輩の顔や風体をよーくご覧ください。
いや、よーく見なくても大丈夫だな。ざっと見てください。さっと見てください。
そう。馬鹿っぽいでしょう。
ということはですよ、馬鹿っぽい客をお店に入れなければ、全部とは言わないまでもかなりの数の迷惑行為を未然に防ぐことができる可能性が高いということです。
まあ、もちろん“馬鹿に見えるけど実は賢い人”が入店を断られるケースもあるかと思いますが、社会全体の利益を考えるとそれも致し方ないと割り切るしかありません。
そこはもう「申し訳ないけど泣いてください」と頭を下げるしかありません。
まあ、このような制度を導入すると仮定した場合、法律などを改正して“馬鹿っぽいことを理由に入店を断る権利”を店側に与える必要があるわけです。
馬鹿な客を高いレベルで見分ける専門職、いわゆる馬鹿ソムリエのような人材を一般の店員さんとは別に配置することが望ましい、みたいな決まりを作ってもいいかもしれません。
先ほども述べた通り、“馬鹿じゃないのに馬鹿だと判断されてしまう”というケースはあるでしょうが、救急医療のトリアージと同じで、結果的に間違っていたとしてもそれに関して責められることはない、を原則にするべきでしょう。
(明らかに個人的な恨みで入店を断る、などのケースは別として)
このような制度が導入されたとき、いったい何が起こるか。
馬鹿を(ほぼ)シャットアウトすることによって、飲食店における迷惑行為・不衛生行為が(おおむね)撲滅されることになるのは当然ですが、それ以外にも副産物的な効果が期待できるのです。
どうしても飲食店で食事をしたい、回転寿司を食べたいという馬鹿たちがですね、入店拒否をされたくない一心で自分磨きを始めるわけです。
身だしなみをきちんとする、言葉遣いをきちんとする、マナーを守る、そういった当たり前のことにようやく興味を抱くようになるわけです。
中田英寿よろしく自分探しの旅に出てしまうやつまで出現するかもしれません。
脱・炭素みたいな感覚で脱・馬鹿の動きが加速するわけです。
そのようにして脱・馬鹿を目指した結果、ついに入店拒否をされなくなる日がやってくるわけです。馬鹿にとっては大きな成功体験です。
そうなると、馬鹿(元・馬鹿になりつつある)は“飲食店に入れる”ということ自体に優越感を感じるようになり、さらに自分磨きに拍車がかかることになるでしょう。
他の馬鹿たちから「あいつ半端ないって!回転寿司屋で入店拒否されないもん!そんなんできひんやん、普通!」と羨望の眼差しで見られたりして、それが一種のステータスになったりするわけです。
好きな女の子(馬鹿)に「俺に見合う女になったら一緒に回転寿司屋に行こうぜ」とかキザな言葉を投げかけたりするわけです。
まあ、入店拒否をされないくらいにまともになったとしても、やっぱり店内で問題行動をしてしまう人もゼロではないでしょう。元々が馬鹿なので。
そういう事件が報道されるたび、他の元・馬鹿たちは「俺たちは真面目にやっているのに! こんな馬鹿のせいで!」と憤りながら涙を流したりするわけです。
そしてそこで気付くわけです。
俺たちは周りからこういう目で見られていたのか、と。
すべての馬鹿がその事実に気付いたとき、世界からマナー講師という職業が消えるのではないかな。
そんなことをふと思ったわけです。
特にオチはございません。