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決戦はヌーン

ついに決まりましたね。

なにが。

Guns N' Rosesの来日公演が。

リユニオン後の活動規模を見るにつけ、これはもしかしたら日本は蚊帳の外なのではないかと危惧していたのですが、(今のところ)3公演も組んでくださって本当に感謝しております。

 

朝刊などで突如発表されたのが8月17日早朝。

わたくしも朝5時半に来日決定を知り、一瞬にして眠気が消え失せたどころか、それから先はもう完全に覚醒剤をキメた アッパー状態。

Twitterのホロワーさん達も同じような状況らしく、TLはまさに阿鼻叫喚の嵐。

盆と正月、それに『ビートたけしお笑いウルトラクイズ』が一度に来たような有様でした。

正直な話、発狂者や死人が出ても不思議では無いレベル。

みなさんご無事だったのは神のご加護レベルのファインプレーでしょう。

 

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(日本公演告知画像。かっこいい)

 

 

来日が決まれば次に気になるのはチケットの入手方法。

新聞広告によれば、先行販売はプロモーターのCreativeman会員向けが一番早い日程とのこと。

日程がサマソニック初日というのがネックでしたが、他ならぬガンズのためですので、その時間に出演しているバンドはあきらめて、ガンズのチケット確保だけのために身も心も時間も捧げようと決意した次第です。

ガンズのチケットが買えなくて何が人生ですか。

 

チケット発売のX-DAYは週末だという事がわかったので、高揚する気持ちをなだめつつ仕事へゴー。

もちろんその途中で広告が掲載された新聞を買い求める事は忘れませんでした。

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(新聞広告の切り抜き。かっこいい)

 

新聞広告をデスクに飾り、気持ちはすっかり来年1月。

半ばうわの空で午前の仕事をこなしていると、Twitterのホロワーさんから衝撃的な情報提供が。

 

 

Nightrainの先行販売やるよ!

 

 

なぬーー!

震える手でスマホを操作して公式サイトを確認すると、たしかに本日17日から先行販売開始との事。

販売開始時間12時っていうのは、これはアメリカ時間って事でいいのかな…。

時差を考えると現地時間の…?

 

いやっ!Local Timeだ!日本時間っ!

 

あまりの急転直下ぶりに眩暈を覚えながらも、その日の昼休みを少し前倒しにするよう調整完了。

職場のパソコンからNightrainにログインし、なんの前触れも無くやって来たその時を待ちます。

Nightrainに登録された自分の住所や氏名に間違いが無いかどうかを7万回くらい(誇張です)確認しつつ、試合前のアスリートのように何度も深呼吸をするわたくしの姿はさぞかし異様だったことでしょう。

 

そしてついに訪れた正午の時報。

素早くパソコンを操作し、国家機密にアクセスする時のハッカーのような気持ちで購入画面に移動します。

この先の画面で日本公演用の専用パスワードを入力すればいいんだよな、と脳内シミュレーションをしていると…

これは…やけに見覚えのある画面が…

 

イープラス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

なななななななんであなたがここに? ぶっころすぞ

これって本国Nightrainの先行販売なんじゃないの?

あまりにも予想外すぎて完全に思考停止に陥るわたくし。

動揺しすぎて危うく右上の×マークをクリックして画面を閉じるところでした。

 

ここで購入したチケットはNightrainから郵送されて来るものだと信じ切っていた無垢な自分を罵りながら、手元にあったスマホからイープラスの会員番号を探し出し、半ば過呼吸のようになりながら震える手で入力。

日本公演専用のパスワードも入力し、どうやら無事に購入完了した模様。

同じような要領で全3公演のチケット購入を完了させます。

 

はあ…これで買えた…よね?

 

決済完了を告げるメールが続々とスマホを鳴動させ、とりあえず本日の任務は完了。

こんなに緊張したチケット購入は2012年のガンズZEPP公演以来でしょうか。

友人の分も購入したため、購入総額は約18万円。

もちろん過去最大級です。

 

でも、スラッシュとダフがいるガンズなら3万円は全然高くない。

いや、むしろ安い。

もっと高額の価格設定を予想していたので、正直3万円は想定外でした。

(NightrainによるとVIP Packageも販売されるそうですが、どんな内容で幾らくらいになるんでしょうか…)


それにしても今回改めて痛感したのが、己の英語力の無さ。

なんとか購入出来たからいいようなものの、英語力の欠如が原因で買えなかったら…と思うと拳銃を片手に 切腹して果てたい気持ちになります。

これはもう勉強しないとダメだ。

 

わたくしの英語不自由ぶりを見事に表現したmixi日記がありますので、本日はそちらを紹介させていただきたいと思います。

いつものように軽く加筆訂正の上で転載です。

短いのでサクッと読んでいただけるはず。

そいやそいやっ。

 


➖➖➖以下、mixi日記より加筆修正の上、転載➖➖➖

 

こないだライヴ会場でもらったフライヤーを読んでいた時の話。

フライヤーにはいろんなバンドのライヴ情報が満載。

その中で妙に目につくバンド名が。

その名も

 

Oneman


「オネーマン」て読むんでしょうね。

初めて聞くバンドだけど、驚くほどいろんなバンドと対バンしてるんですよ。

ひっぱりだこになるほどの実力派バンドなんだろうね。

 

すげー気になったので、家にある他のフライヤーも見てみると…

いるよ! オネーマンいるよ!

結構な頻度で対バン相手に名を連ねてます。

中には「こんな人ともやるの!?」って大物まで。

 

名前から判断するに、メンバーはオカマ系のファッション。

WAHAHA本舗の梅垣さんみたいな芸風なんじゃないだろうか。

とにかく楽しいライヴで客席を沸かせる事で有名で、 「対バンしたいバンドランキング第1位(バンドマン調べ)」的なバンド。

演奏技術は超一流なんだけど、それをおくびにも出さず、前座の神様的ポジションで客席を温めることに命を懸ける職人的なバンドなんですよ、きっと。

 

などといろんな妄想が広がりましたが、 よくよく考えたら

 

「ワンマン」公演

 

ってことだったわ。


知ったかぶりして「オネーマンてバンドが熱いらしい」とか吹聴しなくてセーフ。

まだ気付いていない人が周りにいたら教えてやってほしい。

 

➖➖➖以上、mixi日記より加筆修正の上、転載➖➖➖

 

 

久々に読み返したみたら思ったより面白くなかった。

申し訳ございませんでした。

ガンズ来日までに頑張って英語を勉強いたしましょう。

では、来年1月にシーユー。

 

 

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あなたに会えてよかった

どうも。僕です。
大変ご無沙汰しております。
ブログを放置していたこの数ヶ月、ガンズのリユニオン公演やアクセルのAC/DC参加など夢のような出来事が立て続けに起こりました。
それでも当ブログが更新されなかったのは、ひとえにわたくしは怠惰な人間だからであります。
そんな怠惰なわたくしではありますが、ほんの少しだけやる気が出て来た今日この頃ですので、この機を逃さずえいやっ!と更新したいと思います。

今回は音楽とはあまり関係の無いお話。
しかも、あまり綺麗とは言えないお話なので、そういうのが苦手な方やお食事中の方は晴れて二児のパパとなったファンキー加藤さんのオフィシャルブログへどうぞ。↓

 

ファンキー加藤オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

時は遡り2015年3月。
数日前に『最強決定戦』と銘打たれたThrash Dominationを観に行き、「いやー。やっぱり最強はSodomだナー」などと言っていたある日のことです。

いつものように朝目覚めると、なんとなく世界の様子に違和感が。
その違和感の正体に気付かぬまま、いつものように朝の情報番組を見ながら朝食を。

  ん? テレビの音量が妙に小さいぞ。
  何を言っているのかまるでわからん。

テーブルの上にあったテレビのリモコンをつかんで音量↑ボタンを0.6秒ほど長押しするわたくし。
あれ? 音量いつもとかわらない…?
その瞬間、朝から感じていた違和感の正体に気付き、全身から血の気が引いていくのがわかりました。

 

  俺、耳聞こえてないじゃん…

 

テレビの故障という可能性もあるので、耳元で指を鳴らしてみると…
こんな近くで音を出しているのに明らかに音量が小さい。
まるで耳に膜がかかったような感じです。

これはやばい。
いや、ついにこの日が来たか、と言った方が正確でしょうか。
ライヴ、携帯音楽プレイヤーなどで常に大きな音に曝され続けた我が鼓膜。
先日のThrash Domination最強決定戦でその限界をついに超えてしまったということなんでしょう。

とりあえず仕事に向かいつつも頭の中は我が聴力のことでいっぱい。
スマホ音響外傷やら突発性難聴だのを調べまくっておりました。
すぐに治療しないと回復が難しいこと、治療しても聴力が戻らないケースがあることなどがわかり、希望と不安がごちゃまぜに。
場合によっては連日点滴を受ける必要があるらしく、仕事休めるかナーなどという新たな不安も噴出。

まあ、怖がってばかりいても仕方がないので、仕事を中抜けさせてもらって近所の耳鼻科に駆け込むことに。
訪ねたのは職場からほど近い耳鼻科クリニック。
白を基調とした清潔感を感じさせる内装に「わたくしのような社会の屑が足を踏み入れてしまい申し訳ありません」と恐縮しながら待つこと数十分。
診察室から出て来た看護師さんが「りょうさん(実際には本名)どうぞー」とわたくしの名前を呼んでくださり、「うーん。やっぱり聞こえにくいナー」と思いながら診察室へ。

診察室に入ったわたくしを出迎えてくれたのは、大学病院あたりだったら中堅よりも少しだけ上のポジションかナーと思われるような年齢の男性医師。
とりあえず勧められた椅子に座り、今までの経過を説明します。
朝起きたら耳の聞こえが悪くなっていたこと、数日前にライヴに行って非常に大きな音を数時間に渡って耳にしたこと、10年ほど前にもライヴの後に聞こえが悪くなったことがあり、その時は耳鼻科で投薬などを受けて回復したこと、などです。


わたくしの話を電子カルテに打ち込みながら聞いていた医師、くるりとこちらに向き直り、「まずは耳の中を見せてください」と一言。
えらい!
わたくしの話から音響外傷が原因であることは十中八九間違い無いところであるにもかかわらず、きちんと自分の目で確認してから診断を下す姿勢。
診察の基本である視診をおろそかにしないというプロフェッショナルな態度にいたく感激したわたくし。
安心してこの先生に身体を任せようという気持ちになりました。


先生の方に耳を向け小首を傾げる姿勢になると、なにやら専用の器具のような物で我が耳内を観察し始める先生。
どうですか先生?綺麗なもんでしょう?
これから始まる音響外傷の治療へ想いを馳せつつ、そんなことを考えていると、先生の口から思いもよらぬ衝撃の一言が。


  「あー。耳垢ですねー」


なぬー!耳垢っ!
そんな訳ないでしょう!
よく見てくださいよ!


などと言えるはずもなく、小首を傾げたままの姿勢で無言を貫くわたくし。
音響外傷という診断に揺らぎが生じて動揺しているわたくしに落ち着く間も与えず、


  「吸引しますねー」


と別の器具を我が耳内へ突っ込んでくる先生。
角度的に見えないのでたしかなことは言えませんが、おそらく耳用のダイソン掃除機のようなその器具。
カラカラと小気味の良い音を立てながら何か(先生の言葉を信じるならば耳垢)を吸い込んでいきます。
これは気持ちいい。
我が家にも欲しいナー。


しかし、カラカラと音を立てて吸い込まれていく程度の耳垢で聴力が低下するものでしょうか?
耳垢は関係なくて、やはり音響外傷が原因なのでは?
そんな意見を述べようとするわたくしを制止するかのごとく、「動かないでくださいねー」と言いながら新たな第三の器具を我が耳内へ挿入してくる先生。
こちらはもうされるがままです。


時間にして約1分ほどだったでしょうか。
特に痛みもないまま器具が我が耳内から引き抜かれました。
先生の方を見ると、手にしたピンセットのような器具で採取したとおぼしき物体を銀のトレイの上に置いたところ。
その物体をまじまじと観察すると、10円玉より少し小さいくらいのサイズを持つ黒く平べったい塊。


  こ…これが耳垢ですと…


たしかにこれが鼓膜に張り付いていたのであれば、聴力が落ちることもあり得るか…。
我が耳内より生まれ出た異物に驚愕しているわたくしに対し、


  「いるんですよねー。耳掃除の時に耳垢を奥に押し込んじゃう人が。こうやって奥に溜まっちゃうんですよ。」


などとサラリと説明し、「証明終わり」とでも言いたげな表情の先生。
いやいやいやいや!
知ってますよ、耳垢を押し込んじゃうタイプの人がいるのは。
テレビの情報番組でその危険性に警鐘を鳴らしてるのを見たことありますよ。
わたくしはそれを見ながら、馬鹿だナーと思っていた人ですし、どちらかといえば非常にイケている巧みな耳かきをしていると自負していましたし、もっといえば正しい耳かきのやり方を他人にお教えする側の人間なのではないかと思っていたくらいでして。
それなのにこんなところに来たばっかりに、わたくしが押し込んでしまうタイプの馬鹿だと判明してしまいました。
先生、この責任はどう取ってくださるおつもりですか。


などと理不尽なことを考え始めた修羅の心境のわたくしに対し、「どうですか?聞こえるようになりましたか?」と医師としての最後の役割を果たそうとする先生。


いやいやいやいや!
そりゃあね、耳垢が詰まっていたことを認めるのはわたくしとしてもやぶさかではありませんがね、実際に証拠もありますからね。
でもね先生、あたしの耳はね長年爆音で音楽を聞いてきた耳なんですよ、その影響が皆無ってことはないでしょうよ。


そんな想いを端的に表現した言葉としてわたくしの口から出たのは


  「まだ聞こえが悪い気がします」


それを聞いた先生、0.5秒ほど苦虫を噛み潰したような表情を見せた後、すぐにプロの顔に戻り、


  「そうですか。では聴力検査をしましょう」


こちらとしても望むところです。
先生の診断とわたくしの自己診断。
どちらが正しいか白黒つけようじゃないですか。
男と男の真剣勝負です。

電話ボックスのような箱に入り、ヘッドホンを装着するわたくし。
この箱に入るのは約10年ぶり2回目。
Adler's Appetiteのライヴで耳をやられた時以来であります。
検査内容はごく簡単。
健康診断などで行われる「音が聞こえたらボタンを押してくださいねー」タイプのやつです。
あれの精密なものだと考えていただけばよいでしょう。


ヘッドホンからピーだのポーだのという音が聞こえてくるたびにボタンを押していくのだけれど、無音の状態が続くと「本当は音が鳴っているのに自分が聞こえていないだけなのでは?なぜなら俺は音響外傷だからだっ!」と非常に不安になってしまい、難聴の障害者手帳を不正に 補聴器って幾らくらいで買えるんだろうナーなどと気もそぞろになりながら検査終了。
とりあえず一度ロビーに出て結果が出るのを待つことに。

 

ほどなくして再び診察室に招き入れられるわたくし。
いよいよ決着の時。
どんな言葉よりも検査結果がすべてを雄弁に物語ってくれるでしょう。


椅子に座ったわたくしに対し、パソコンに表示された検査結果を指し示し、先生が説明を始めました。


  「えー。先ほど受けていただいた聴力検査の結果ですが…」


いよいよ運命の時。
この先生は良い補聴器業者を紹介してくれたりするでしょうか。


  「正常ですね。」


それを聞いたわたくし、一拍の間をおいて一言。


  「ありがとうございましたっ!」


深々と頭を下げで診察室から退場。
粛々と診察料を支払って職場に戻りました。
今までの話を総合すると…


【自己診断】
音響外傷


【最終診断】
耳くそ


先生、本当にありがとうございました。
これからはきちんとした耳掃除の方法をマスターしたいと思います。
みなさまにおかれましてもお気を付けください。

The Chinko Crisis

明けましておめでとうございます。

などというには遅すぎるでしょうか。
どうも。ブログさぼり魔こと僕です。
実に去年の4月以来の更新。
恥ずかしながら帰ってまいりました。(敬礼しながら)
 
いやー。それにしても本当になっちゃいましたね。
アレですよアレ。
そう。去年からずっと噂になっていたGuns N' Rosesのリユニオン。
別に解散していたわけではないので、再結成ではなく、黄金期のメンバーであるスラッシュとダフの復帰、と表現するのが正確でしようか。
 
去年は本当にガンズファンにとって救心が何瓶あっても足りないような年でしたね。
2月にスラッシュが「アクセル、誕生日おめでとう!」という爆弾ツイートを投下した時から状況の変化は感じ取りつつも、やはり過去の経緯から考えてもリユニオンは無いと思っておりました。
オーストラリアのプロモーターが「クラシックラインナップのガンズと交渉中だ!」と大風呂敷を広げた時も、スラッシュがアクセルとの交流が再開したと公にした時も、(スラッシュ本当によかったね、と思いつつ)リユニオンだけは無いだろうという気持ちに変わりはありませんでした。
 
が、「あ。これはもしかしたら…」と思い始めたのが、ダフの奥さまであるスーザン・マッケイガンさんのお友達が酔った勢いで(?)、カメラの前で「彼女の夫とGuns N' Rosesが戻って来るわよー!」と叫んでしまった動画を見た時からでした。
そこからはもう怒涛の状況証拠および証言の数々。
アクセル、スラッシュ、ダフが登場するスロットマシーンの発表、ニッキー・シックスの「リユニオン?あるよ。みんな知ってることだ」発言、オフィシャルページに突如登場したクラシックロゴ、全世界待望のStar Wars新作に先駆けて公開された謎のティーザー映像。
これらすべてが雪崩のような勢い我々ガンズファンを飲み込んでいきました。
 
まあ、実際には音楽情報サイトで「あと数日で発表」と報道されてからまったく動きがなくなったり、アクセルが出演する予定だった(そこでリユニオンを発表すると予想されていた)トーク番組の出演をキャンセルしたりと相変わらずハラハラさせられる場面もあったのですが、日本時間で2016年1月5日午前、無事にリユニオンラインナップによるフェスティバル出演が発表されました。
 
もう本当に感無量。
リユニオンとアクセルの新作、どちらかを選べと訊かれたら迷わず新作を選ぶような男ですが、現実というのはひとつしかないので、現実となったリユニオンに狂喜乱舞いたしました。
新作はまたいつか。必ず。
その夜はリユニオン発表に先駆け、アクセルがその愛を公にしたタコベルでガンズファン有志で祝杯を挙げました。
こんな日が来るとは想像だにしなかったんだ。
 
アクセル率いる現行ガンズにイジーが飛び入りする、ダフがヘルプで演奏する(まあ、ダフに関してはトミーからの“申し送り”が済んでるのかな、という印象はあったけれど)、という形が精一杯だと思っていた。
それがまさかのスラッシュ復帰ですよ。
アクセルがあそこまで憎んでいたスラッシュがですよ。
アクセルの「俺さまのぶっ殺すリスト」に載っていたスラッシュがですよ。
「再結成?Not in this life timeだな。実現する前にどちらかが死ぬよ」とまで言ったあのスラッシュですよ。
時はすべてを解決するナーと思いました。
憎しみを抱き続けるには人生はあまりにも短く儚いのでしょうか。
 
今まで「やるよ」と言った事が実現しなかったケースは数あれど、アクセルが「絶対にやらない」と言った事が起こったのは超レアケースなのでは。
どういった経緯で関係修復がなされ、どのような心境の変化が起こったのか。
これは是非アクセルの口から聞きたいものです。
此の期に及んでインタビューは受けないとか言わないで。
 
現在のところ発表されているのはフェスティバル出演も含んだ4公演。
注目の初陣は4月8日のラスベガス公演となっております。
2日間に渡って開催される予定のこのラスベガス公演ですが、Twitterのフォロワーさん数名が歴史の証人となるべくすでにチケットを購入しており、お話を聞けるのを今から楽しみにしている次第です。
 
アクセル、スラッシュ、ダフ以外のメンバーは?  一部で報道されていた新音源は? 来日公演は?
など未だに不確定な部分はありますが、ガンズにとって21世紀最大のビッグイヤーもなる2016年。
ファンとして全力で追い掛けていきたいと思っております。
みなさん、ガンズ貯金いたしましょう。

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などとリユニオンについて今さら書いてみましたが、今日の本題はここからです。
とある方から、「りょうさんの書いたダフ&アドラーのライヴレポってどこで読めるんだっけ?」と訊かれ、mixiに載せている旨を回答したところ、mixiにログインできるかどうか定かではないのでブログに転載しろしないと殺すもしくはアカウントをブロックするまたは小刻みなローキックをコツコツと当てるなどと恫喝されて震え上がってしまい、今回は2013年3月に行われたDuff McKagan's LoadedとAdlerの奇跡のカップリング公演のライヴレポをmixi日記より転載いたします。
 
 
➖➖➖以下、mixi日記より加筆修正の上、転載➖➖➖
 
 
どうも。街の人気者です。 
気が付けばOzzfestまで10日を切っておりました。 
体調を整えるため『セックス、ドラッグ、うがい、手洗い、ロックンロール』を合言葉に 出演バンドの予習などを日々行いながら生活をしております。 
いやー。まさかオジーSabbathが日本で観れる日が来るなんてね。 
うれし涙に暮れる日々。 


今さらで恐縮ですが、約2か月ほど前の話。 
元Guns N' Rosesのリズム隊コンビであるDuff McKaganとSteven Adlerの来日公演を観てきました。 
マイヒーローのそろい踏みであります。
日記を書くタイミングを完全に逃した感はありますが、「日記を楽しみにしていた」「原稿料は払います」「チョッチュネー」などの声を頂いたので執筆することにいたしました。 
まあ、ライヴレポに関しましてはバァン誌をお買い求めください。 


昨年の11月、まさかのGuns N' Roses緊急来日決定。 
それと同じタイミングでひっそりと発表されたのがダフ&スティーヴンの来日公演。 
呼び屋は「相乗効果で盛り上がるぞー!」と思ったのかもしれんけど、ガンズのインパクト(チケット代も含む)で完全に霞んでしまう結果に。 
ちなみに当初はAdler's Appetiteと発表されていたけど、いつの間にか新バンドであるAdlerとしての来日になってた。 
結果的にオリジナル曲メインのAdlerで大正解だったと思うけど。 

チケットの売れ行きが芳しくなさそうな雰囲気をひしひしと感じつつも、 Twitterなどでみんなで盛り上がりながら迎えたライヴ当日。 
本当は2日間とも行きたかったのだけど仕事の都合で初日のみの参戦でした。 
もしかしたらダフやスティーヴンに会えるかもしれないとの期待を込め、『Live From The Jungle』とサインペンを思って少しだけ早めに自宅を出発。 

渋谷への道中、Twitterを確認したところ、友人のじょのさん(日本一のダフファン)から衝撃的なツイートが。 
「大変な事になっております!」というコメントと共にダフ&スティーヴンとのスリーショット!!
すでに楽屋に入れてもらっているご様子。 
今回のこの状況は単なる幸運じゃなくて、じょのさんの努力の賜物なのだけど、サウンドチェックも見せてもらえたようで羨ましい限り。 
バンドのために献身的に努力しているといつかは報われるものなんだね。 

そんなこんなで渋谷へ到着。 
チーマーに狩られないように小走りで街を駆け、怪しげなホテル街などを通り抜けて会場前へ。 
会場の向かいにある怪しげなホテルの前には一目でロッカーだと分かる外国人がひとり。 
Adlerのベーシスト、ジョニー・マーティンさんでした。 
 
わー。サイン欲しいけど、Adlerのアルバムは持って来てないしナーと思い、遠巻きに眺めているだけのわたくし。
そんな中、ジョニーと写真を撮りたいギャルメタラー2人組から「写真いいですか?」とお願いされて快くカメラを受け取る優しい俺。 
この2人組がTwitterのフォロワーさんだと知るのはまた後の話。 
邪険に断らなくて良かったと心から思った。
 
このエピソードには後日談があり、わたくしが得意げにシャッターを押し、バッチリ撮れていると思っていたジョニーさんとのスリーショット、実はまったく写っていなかったそうです。
申し訳なさすぎて竹刀で滅多打ちにされても文句言えない。
デジカメを猛勉強する所存です。

会場周辺には入り待ちしてるグループがいて、仲間と「まだかなー」などと話していたけど、俺はじょのさんのツイートですでにバンドが中にいると知っていたので、あまり期待はしないで会場前でぼんやりと友人のくりこさん(元ソフトボール選手)が来るのを待ってた。 
が、急に入口辺りが騒がしくなったので「すわ!何事!?」と思ったら 
なんと元King Of Beerことダフが早足で会場から登場! 
駆け寄るファン達に見向きもせず、そのまま会場前に待たせていたタクシーに乗り込んで去って行くダフ。 
出番前にどこへ消えたかは謎。 
一瞬の出来事だったので横顔を写メで激写するのが精一杯。 
その後も会場前で待っていたけど、もう一人の主役スティーヴンは現れず。 
渋谷の街を探索していたと思しきLoadedのマイク&ジェフはふらっと現れて、仲良く会場内に入って行きました。

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(写真:入念に初乗り運賃を確かめてからタクシーに乗り込むダフ)

開場直前に友人くりこさんと無事に合流。 
クロークに荷物を預けて開場を待っていると、ダフ&アドラーとの奇跡のご対面を済ませたじょのさんが登場。 
憧れのダフに会えた興奮で舞い上がって何も覚えていないかと思いきや、Velvet Revolverってまだあるの?」だの「コリィは何でダメだったの?」だの訊きづらい事も訊いてくれてました。 
そしてなんと! ダフから頂戴したピックを分けてくれる心優しいじょのさん。 
家宝がまたひとつ増えました。感謝感激。
じょのさんには一生頭が上がらないような気がした。

いよいよ入場開始。 
チケットの売れてなさ具合が透けて見える良番だった我々。 
当然のように最前列をゲット。真ん中からほんの少し左寄り。 
ちなみに2008年のクアトロの時も最前列だったな。 
あの時はステージ下に降りて来たダフにぺたぺた触れたん。 
汗でぬるぬるしていて嫌だった とても嬉しかったです。

会場に入ってすぐ目に付いたのは、ステージを覆い隠すように天井から吊り下げられた巨大な白い布。 
他のライヴでも何度か観たことあるけど、Adlerがこういう演出をするとは思わなかった。 
一緒に来たくりこさんや偶然にも番号が連番だったじょのさん達とお話しながら開演を待つ。 
じょのさんはダフに特注のLoadedリストバンドなどをプレゼントしたそう。 

そうこうしているうちに場内暗転。 
Adlerのアルバム『Back From The Dead』の冒頭部のアコギイントロが流れ、 不規則に激しく点滅する照明がメンバーの影をステージ前の布に浮かび上がらせる。 
ステージを覆い隠していた布が落下し、そのままアルバム通りBack From The Deadへなだれ込む。 
80年代のLAからタイムスリップしてきたようないでたちのAdlerの面々。 
後方にはあのスティーヴン・アドラーがドラムセットに鎮座。 
その姿に99%が熱心なガンズファンだと思われる観客たちは大歓声。 

この幕が落ちる演出、実は予算の関係でローディーを連れて来れなかったAdlerの苦肉の策というのは邪推でしょうか。 
自分たちで機材をセッティングしている姿をオーディエンスに見られたくなかったのではないかと。 
違ってたらごめんなさい。 

Adlerのヴォーカルを務めるジェイコブ・バントンは、長身細身のまさにロックスター体型。 
1曲目からステージを飛び出し、最前列の柵へ飛び込んでくる。 
しかもわたくしの目の前。 
さらに言えばわたくしの顔の前にジェイコブのちんこが鎮座。 
女性ファンならありがたくちんこを触るところでしょうが、この状況でわたくしはどうしたらいいのでしょうか。 
このエピソードはのちに「Chinko Crisis」と名付けられ、ごく一部の間で語り継がれることになるのですが、大多数の人にとってはどうでもいいエピソードなので忘れてください。

Chinko Crisisが客席で猛威をふるっているのを知ってか知らずか、終始笑顔でドラムを軽快に叩き続けるスティーヴン・アドラー。 
そのリズムは良い意味での軽さも含めてGN'R時代そのまま。 
目が合うとうなづいてくれたりスティックを向けてくれたりサービス満点。 
しかも1本目のスティックはこちらに向けて投げてくれました。 
取れたら超ラッキーだと思っていたスティーヴンのスティックを見事ゲット。 
また家宝がひとつ増えました。感謝感激。 
ライヴの最後にバンバン客席に投げ入れるような予備じゃなく実際に叩いたヤツだから感激もひとしお。 

ちなみにヴォーカルのジェイコブはギターの達人でもありました。 
あれはヴォーカリストが弾くレベルのギターじゃなかった。 
そんじょそこらのギタリストよりも遥かにハイレベル。 
スウィープなどの高等テクを全開にして、イングヴェイばりのギター回しまで。 
まさかヴォーカリストのギターソロまで聴けるとは思わなかった。 

日本盤がリリースされていないにも関わらず、80年代の香りがプンプンするオリジナル曲の数々でオーディエンスから好意的な反応を得ていたAdler。
そのセットも後半に差し掛かった頃、今回の公演が発表された時から我々ファンが期待していた瞬間がついに到来。 
ゲストとしてAdlerのステージに呼び込まれたのは、もちろんダフ・マッケイガンその人であります。
その手にはしっかりとベースが。

個人的には二人の共演があるとしたらLoadedのセット中だと思ってたので嬉しい驚きでした。 
しかも始まったのは、ガンズの代表曲にして唯一の全米チャート首位に輝いたSweet Child O' Mine! 
ダフが目の前で(本当に目の前だった!)でイントロのあのベースメロディを奏でた瞬間はまさに至福。 
あそこのメロディ弾きはSCOMを特別な曲にしている要素のひとつだと思っていて、あれを思い付いたダフにあっぱれ!をあげたい。

そんな特別な楽曲のビートを叩き出すのはダフのかつての相棒スティーヴン・アドラー。 
彼の温かみのあるリズムパターンも大好きな要素。 
上手いドラマーじゃないけど(カウベル空振りしてたのも見ちゃったし)、あの独特のリズム感が名作『Appetite For Destruction』を特別な1枚にしているのは間違いの無い事実。
今日になってリハビリ施設に逆戻りしたというニュースが入って来てしまったけど、ちゃんと克服してまたいつか日本に戻ってきてもらいたいと思う。 
次はヘッドライナーとして演奏できるくらい頑張って欲しいな。 
Adlerのデビューアルバム『Back From The Dead』は本当にオススメです。
あまり流通は良くなさそうだけれど、ダウンロード販売でなら今でも簡単に手に入るはず。
 

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(写真:まっすぐな瞳でダフを見つめるスティーヴン。この写真、めちゃくちゃ気に入ってる)


先攻のAdlerが心地の良い余韻を残してステージを降りると、フロアからは大きな拍手が。 
アドラーというレア感だけではなく、その音楽でしっかりと爪痕を残したがゆえの拍手でしょう。
彼らの機材の多くはLoadedと共通だったらしく、次の準備にはあまり手間がかからないご様子。
このあたりもローディー不在なんじゃ?と思わせる要素なのだけれど、セットチェンジが短くなるのはいい事なので今回は不問とします。 

いよいよ本日のメインであるDuff McKagan's Loadedの登場。 
前作『Sick』での来日公演はなかったので、2008年の秋以来の日本公演。 
今回は一応「The Taking」のツアーという事になるんでしょうか。 

ダフの「イクゾー!」という雄叫びと共にSickがスタート。 
前回の来日時には同曲をタイトルトラックとしたアルバム『Sick』はリリースされていなかったので、みんなが知っている曲として日本で披露されたのは今回が初めて。 
2002年の来日時に新曲として披露された時とは少し形が変わってるような。 
少しNirvanaっぽいと思うのはわたくしだけでしょうか。 
かつてグランジブームについて訊かれ、「あんなのは80年代のシアトルのミュージックシーンで起こっていた事をそのままコピーしただけだよっ!」と鼻息荒く吐き捨てていたダフ。
こういう曲を書けてしまうのも当然の事なのかもしれないナーと思ったり。
 

数曲演奏した後、客席に向かって、「昔に戻ってLoadedの1枚目からの曲をやるよ。Dark Dayだ」と語りかけるダフ。 
が、何故かぽかーんとするメンバー達。 
微妙な空気の中、ギターのマイクがダフの元へ歩み寄って何かを耳打ち。 

「やっちまった! 次の曲はDead Skinだ!」 

あーあ。ダフ完全にやらかした。 
場内はもちろん大爆笑。
セトリがちゃんと見えないのは老眼でしょうか。
前回の来日時は眼鏡ダフだったのにね。

Dead Skinが終わり、ダフの「さっきも言ったけど…」という前置きでDark Daysへ。 
しかも、ダフが「この曲はじょのに捧げるぜ云々」などと言い出し、ぴゃーーーーーー!!とぶったまげる我々。

このまさかの展開にじょのさん(日本一のダフファン)はもう魂が抜けちゃっているの

ではないかと心配になり、じょのさんの状態を確認したところ、おのれの身に何が起

こったのか全く把握しておりませんでした。

まあ、人生なんてそんなもんだよね。

 
セットの後半はGuns N' Roses時代からお馴染みの名曲オンパレード。 
So Fineでは「俺、友達に借りがあるんだ」という歌詞の後、 手で客席を示しながら「トーキョー、君たちの事だよ」という嬉しいコメントが。 
そしてまさかのPatience!!!!! 
最後の「Just a little patience yeah yeah」のパートからだったけど、ダフが歌うPatienceを聴けるとは思わなかったので嬉しかったナー。 
「I've been walkin'~」のアクセルパートはベースのジェフが担当。 
歌えるイケメンベーシスト。 

Attitudeの途中からダフとジェフが楽器をチェンジ。 
ここからはベーシストとしてのダフを思う存分堪能。 
初来日以来のYou're Crazyを披露してファンを喜ばせてくれました。 
Liesバージョンで始まって後半はアップテンポに展開するアレンジだった。 

そしてジェフの見せ場であるDust N' Bones。 
実は数あるGN'Rチューンの中でも特に好きな1曲なのです。 
中盤のスラッシュが歌うパートはオーディエンスが担当。 
場内「Just fuckin' gone!!!」の大合唱。 

そして歓喜の瞬間が再び! 
ダフがスティーヴンを呼び込みIt's So Easy!!! 
Loadedにとっては定番曲だけど、ガンズの5分の2が揃っているとその価値も倍増するというもの。 
これで全員揃ったら…というのはまだ考えてはいけない事でしょうか。 
メンバー同士の交流は活発なのでいつかは…。 

最後はI Wanna Be Your Dogで締め。 
新加入のドラマーが曲の入りをよくわかってなかったみたいで 
メンバーに身振り手振りで教わってたのが面白かった。 
前回の来日では中間にいろんな曲が挟まってたけど今回は無し。 
Purple Rainとか演奏してて面白かったのになー。 


客入りはともかくとして大満足のライヴ。 
特にスティーヴンの元気な姿が見られて本当に嬉しかった。 
ファンとして特に心配なのは彼だからね。 
途中でガンズという暴走列車を降ろされてしまった彼だけど、ちゃんと頑張っていれば他のメンバーは気に掛けてくれるだろうし、「ツアーやるからお前のバンドも来いよ!」って誘ってくれるはず。 
次はあの出不精な吟遊詩人リズムギタリストさんを連れて来てくれたら最高なのだけれど。
(※ 実はこのツアー中、スティーヴンがアルコールを断っていない事を知ったダフが激怒していた事が判明。帰国後にリハビリ施設に入ったりしていたようなので、ちゃんとシラフになってリユニオンに参加してくれればナーと思っております。)

 

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当日の戦利品。

どんくさいわたくしがセトリまで頂けたのは奇跡としか言いようがない。

 

➖➖➖以上、mixi日記より加筆修正の上、転載➖➖➖

 

あー。なんか久々に読み返したけど、やっぱりとっちらかった日記だった。

もっと簡潔に感想をまとめられるようになりたいと思いました。

今年は簡潔なブログをコンスタントにアップできますように。

わたくしはそんなブロガーになれるのであろうか。

それは誰にもわからない。

 

 

Perkins Palace 1987

Perkins Palace 1987

 
Tokyo Dome, Japan, February 22nd, 1992 (Remastered, Live On Broadcasting)

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ガンズ・アンド・ローゼズとの30年 (BURRN!叢書)

ガンズ・アンド・ローゼズとの30年 (BURRN!叢書)

 

 

 

 

Adler's Appetiteがやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!

どうも。

RapidfireのCDを3枚も購入した僕です。

Rapidfireの来日を熱望しております。

 

ということで、今宵はmixi日記転載シリーズでございます。

2005年に実現したAdler's Appetite奇跡の来日公演の模様をお送りいたします。

興味の無い方は速やかにパソコンの画面を叩き割っていただき、スマホでご覧の方はお近くの川へお手持ちのスマホをぶん投げてください。

それではまいりますよ。

Let's Adler!!!!!!!!!!!

 

 

【以下、mixi日記より加筆修正の上転載】

 

 

昨日、噂のAdler's Appetiteを観てきました。

噂になっていなかったら申し訳ない。

元Guns N' Rosesのドラマー、Steven Adler率いるバンドです。

簡単に言えばそういうことです。

色々な事がありすぎて何から書いていいのか迷う。

とりあえず時間軸に沿う形で書いていきたい。

沿っていなかったら申し訳ない。

今日は長文だよ。文学だよ。ドフトエフスキー。

(注:ギャグがスべってますが歯を食いしばって当時のままにしております)


本日のパートナーはくり子さん(なんの罪も無いカラオケ屋の店員さんを恫喝して生計を立てている人)。

こんなマニアックなライヴに足を運ぶほどのガンズ狂。

頼もしいとしか言いようがない。

彼女との待ち合わせ前に西新宿のおブート屋をいくつか回ってみる事にしました。

最初に立ち寄った某店でAdler's AppetiteのブートDVDを購入すると、 近隣のブート屋にスティーヴン・アドラーその人が来店したとの衝撃情報をゲット。

「Rock my world」と書かれた色紙も見せてもらって大興奮。

即座にスティーヴン捜索隊が結成されました。

1人ですけれども。

スティーヴンの姿を求め、一時間近く西新宿を彷徨いました。

そのうち道行く人がみんなスティーブン・アドラーに見えてきたね。

外人がいたから近づいてみたら、殺し屋みたいな人相だったので退散。

人だかりができていたので近づいてみたら、ラーメン屋の行列だったり。

無益な一時間でした。切ない。死にたい。多くの人を巻き添えにして。


高田馬場でくり子さん(泥酔してタクシーを降りる際に「ごちそうさまでした」と挨拶した礼儀正しい偉人)と合流し、会場へ急ぎ足。

方向音痴のふたりが揃ったにも関わらず、わりと迷わずに到着することに成功。

会場前に立っていた係りのお姉さんに言われるがままに会場へ。

チケットを提示し、いよいよライヴ会場へ潜入。

 

チケットに記載されている開場時間よりも早く入れてもらっちゃいました。

やはり我々のような熱心なファン、とりわけバァン読者は特別扱いするように呼び屋の偉い人から指導されておるんでしょう。

感心感心。

と思ったら、会場内にはわりと多くの観客が・・・。

しかも、なんか若い女の子ばっかり。

娘さんの巣窟ですよ。援助交際ですよ。

どうやら前座のバンド目当ての様子。

わりと居心地悪かったので、同士を探す我々。

わりとくまなく探したのですが、ガンズファンらしき人物はいない模様。

恥を覚悟で関係者の方に確認してみると・・・。


天照(あまてらす)というビジュアル系バンドの会場である事が判明。

 

ガンズファンがいるわけないよ!

「今日のライヴはどうでしたか?」みたいなアンケートまでもらっちゃったよ!

会場のお姉さんは「申し訳ございません」を連発。

切腹すら辞さないような詫びっぷりで逆にこちらが恐縮。

いやいやいいんですよ。面白かったですよ。

天才としか言いようがない。

お姉さんに先導され、程なくして正しい会場に入場。

ステージ右側の最前列を確保できました。

ステージ右側といえばリードギタリストの定位置。

これが後に悲劇を招くことに・・・。

それに関しては後述しますが。後述いたしますが。

トップバッターのバンドに関しては割愛させていただきます。

ひとつだけコメントするならば、キーボードの兄さんがガンズTシャツを着ておりました。えらい。

くり子さんが「ディジー・リードだね」と仰っておりました。

どうでもいい意見なので黙殺。

2番手で登場したのが、元プリプリの中山加奈子さん率いるQuaterhead。

ハードロックの超有名曲だけを演るお遊びバンドらしく、 Motorheadの“Ace Of Spades”に始まり、モトリーやらメイデンやら。

すっげえ楽しかったです。


Quiet Riotの“Cum On Feels The Noize”の時、「誰かコーラス歌える?」という呼び掛けに応えてステージに上がって歌ったお兄さん。

彼は間違いなく神です。メタルゴッドですよ。

まずシャツを皮パンの中に入れてる時点で神の資格を取得。

猫背で小刻みにリズムを取るという独特の歌唱法。

ドラムのMAD大内氏も大いにウケていました。

そして、あまり歌詞もわからないのにステージに上がる勇気。

神としか言いようがない。


異様なほど前置きが長くなりましたが、 いよいよAdler's Appetiteの登場ですよ!

今生では絶対に観る事ができないと思っていた、あのスティーヴン・ポップコーン・アドラーを観れるんですよ!

ついに姿を現したスティーヴン。

昔の写真や映像で観たまんまの彼でした。

終始笑顔。

ニコニコ顔でドラムを叩きまくってました。

あの無駄に大きなアクションで。


もちろんセットはガンズナンバー中心。

出し惜しみ無しで聴きたい曲は全て披露。

まさか“Civil War”まで演ってくれるとは・・・。

スティーヴンのガンズにおけるラストライヴで演奏した曲ですね。

全ての曲に関して言える事ですが、 スティーヴンがちゃんと叩けていたのが驚きでした。
下手だ下手だと言われているスティーヴンですが、別に彼はへたっぴ君じゃないよ。

マットおじさんに比べれば腕前は劣るかもしれないけど、 立派なハードロックドラマーでございました。


ヴォーカルのジョー・レステは明らかにアクセルを意識したステージアクションを披露。

歌も良くないというか酷い。

歌詞もうろ覚えというか朧げというレベル。

これはもう笑うしかない水準だけれど、まあ場末のバンドの場末のライヴということで許容した。

(注:ジョー・レステはDJ Ashbaの元雇い主。こんな場末仕事をやっている人のためにギターを弾いていたDJが、その後GN'Rのリードギタリストになるとはこの時点では夢にも思わなかったのです)


今回のリードギタリストはスネイクピットでお馴染みのケリー・ケリー。

スラの引き立て役だった男が、今回はスラのパートに挑戦。

わりと頑張って弾いてました。

“Nightrain”のソロとか。

でもね、音デカすぎだよ!

こんな爆音初めて聴いたよ!

ジョーの声が聴こえないよ!

まあ、声が聴こえない分、カラオケみたいで良かった。

逆に。

ありがとう、ケリケリ。

ピックもくれたし。悪口は言わない。決して。


ライヴ終了後に出待ちをしてみました。

エビスビールを飲みながら。

すげー寒かった。少し泣いた。

最初に出てきたケリケリとジョーにはAdler's Appetiteのチラシにサインをいただきました。

ケリケリには若いお姉さんが群がってました。

ルーピー学科のお姉さんが。


それから待つことしばし。

ついに御大スティーヴンが登場!

さきほどのジョー・レステ&ケリケリの時とは比較にならないスピードで即座に近寄る我々。

最前列にいたので覚えていてくれたのか、「Hey,Guys!」と笑顔で握手してくれるスティーヴンに感動いたしました。

Paradise Cityのアナログシングルにサインを求めると、 懐かしかったのか「WOW!!!」とちょっと喜んでくれて、それだけでもう胸がいっぱいに。

 

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写真では観づらいかもしれませんが、 ちゃんと自分のドクロのところにサインをしてくれるスティーヴン。

わかってるね、スティーヴン。

空気が読める男、スティーヴン・アドラー

他のメンバーも同じように自分のドクロにサインを書くんでしょうか。

 

つたない英語で「写真撮ってくれます?」と訊いたら「もちろんだよ!」と即答。

もうこの時点でスティーヴンに対する好感度はマックスまで振り切れております。

くり子さんなんてチューまでされちゃって。

うらやましがっていたら「キミもチューしてもらいなよ」とくり子さん。

さすがに遠慮しておきました。空気の読める男として。


Adler's Appetiteでスティーヴンがやっている事について、「過去の栄光にしがみつきやがって」というご意見を抱く向きもあるでしょうが、 ガンズをクビになった後、廃人同然の生活をしていた彼が、また笑顔でドラムを叩いていると言う事。

それだけで何だか嬉しくて、 脳天気にバカスカとドラムを叩きまくる姿を見ながら少しだけ涙が出ました。
色々あったスティーヴンだけど、またロックスター気分を味わったってバチは当たらないですよね。

あの素敵な笑顔にまた会える日が来ることを願っております。


追伸:
ケリケリの爆音で耳をやられました。

耳鳴りとかいうレベルを超越して、耳の中で勝手に音楽が再生されるの。

いろんなミュージシャンが言う通り、テレビをつけていないと眠れないん。

耳鼻科受診の結果、診断は「音響外傷性難聴」。

お薬を処方していただきました。

ドクターからは「しばらく大きな音は聴かないように」との通告。

 

すいません、また来週もライヴなんです。

 

とは、さすがに言えなかったけれども。

ケリケリを訴えたい。

 

【ここまでmixi日記より加筆修正の上転載】

 

 

つい先日、朝起きたら耳が聴こえなくなっていたという事件がありましてね。

それでこの日のライヴを思い出した次第であります。

スティーヴン・アドラーの再来日を願って。

 

それにしても文体が今と違いすぎて気持ち悪い。

部屋とワイシャツとガンシャ

 

どうも。ブログさぼり魔こと僕です。

せめて月に1本は…という目標すらも守れない有様。

mixi日記をバンバン更新していた頃の自分に戻りたい。

Rememberあの頃の自分。

 

そんな怠惰な今日この頃ですが、たるんだ尻を蹴り上げてくれるようなライヴを観て来ましたのでこの場を借りてご報告申し上げます。

興味のある方はこのまま読み進めていただき、興味の無い方は最寄りのコンビニでいかがわしい雑誌の立ち読みでもしていてください。

わたくしもこのブログを仕上げたら速やかに立ち読みしに行ってまいります。

それではしばしお付き合いくださいませ。

 

  

2015年4月12日。

わたくしは白昼の六本木に降り立っておりました。

四方八方から襲いかかってくる怪しげな外国人を打ち倒しながら歩を進め、たどり着いた先は六本木Club Edge。

ここが本日の舞台であります。

 

「六本木」「クラブ」などという単語が並ぶとパーティーピーポー的なイベントを連想しがちですが、わたくしがそのようなリア充的なイベントに参加するわけがございません。

仮に参加した場合、怪しげな女から手渡された睡眠薬入りアルコール飲料を飲んで昏倒。

気が付けば身ぐるみ剥がされた状態で六本木の裏路地に全裸で放置され、銀行口座からはすべて預金が引き出され、クレジットカードも限界まで使われている始末、というのがオチでしょう。

それでは何故こんなところにわたくしがいるのか。

 

日本屈指のGuns N’ RosesトリビュートバンドGunmen Showers(通称:ガンシャ)さんのワンマンライヴがここで開催されるからであります。

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思えば初めてガンシャさんのライヴを観たのが昨年の同会場。

それからサマソニック、ガンズ祭り、年明けのLegend Of Rockとガンシャさんのライヴを観せていただき、どれも素晴らしかったのですが、やはり演奏曲の多いワンマンライヴが一番満足度が高いというのが否定しがたい事実。

対バン形式のライヴだと他のバンドのファンも観に来るので、どうしても有名曲に偏りがちになるけれど、ワンマンだとびっくりするようなレア曲も聴けるのも魅力なのです。

去年のワンマンではGet In The RingやGarden Of Edenを聴けて驚愕いたしました。

 

 

会場前でフォロワーさんと談笑していると、ドラムのマドラーさんが登場。

スティーヴン役に相応しい笑顔が素敵な紳士マドラーさん、「ちょっと買い物に…」とエレベーターに乗り込んでいかれました。(もちろんヅラ無し)

と思ったのも束の間、すぐに戻って来て、恥ずかしそうに「財布を忘れました…」と再び会場内へ。

この状況、本家スティーヴン・アドラーに置き換えてもなんの違和感も無いでしょう。

こんなところまでトリビュートしている芸の細かさに驚愕いたしました。

 

 

ほどなくして入場開始。

会場内には顔見知りのフォロワーさんの姿がちらほら。

開演前の場内BGMはギターのGaslashさん選曲のプレイリストで、80~90年代の名曲オンパレード。

覚えている範囲だと、

 

Peace Sells / Megadeth

Ain’t Talkin’ bout Love / Van Halen

Animal / Def Leppard

 

などがかかっておりました。Alice In Chainsもあったかな…?

やっぱり俺はこの時代のロックが好きなんだナーと再確認。

 

 

フォロワーさんとのガンズ話や最高の場内BGMなどでビールが進み、ほどよくアルコールが身体を火照らせた頃、ついに場内暗転。

ステージにメンバーが登場し、それぞれの持ち場へ。

ツイッターでベースのDuffyさんによる1曲目当てクイズが行われていた今回のライヴ。

正解者にはサーターアンダーギーがプレゼントされるとのことで、みんな欲に眼を血走らせて1曲目を予想しておりました。

固唾を呑んで正解発表を見守る我々。

緊迫した空気の中、バンドが奏で始めたのは…

 

My Michelle!!!!!!!!!!!!

 

わたくしはYou’re Crazyを予想していたので無残にも不正解。

著名ガナー白玉さんが見事に正解し大喜び。

終演後、ちゃんとサーターアンダーギーを貰って帰ったようです。

My Michelleで幕を開けた理由は後ほどヴォーカルのNaxlさんから明かされるのですが、鈍感なわたくしはこの時点ではその理由に微塵も気付いておりませんでした。

気付いた人はいたのだろうか。

それは誰にもわからない。

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続く2曲目はAppetite For Destruction(以下、AFD)の隠れた超人気曲Think About You(邦題:君にゾッコン)。

ガンズ随一のキャッチーなメロディに胸をキュンキュンさせたお嬢さんも多いのではないでしょうか。

なにを隠そうわたくしもその一人であります。

まさかこの曲が聴けるとは思っていなかったので狂喜乱舞いたしました。

ガンシャさんにおかれましては今後も定番曲としてどんどん演奏していただきたい。

 

そして3曲目にして早くもSweet Child O’ Mineがっ!

今にして思えば、この辺りでガンシャさんからの謎かけの答えに気付いても全くおかしくないのだけれど、そうならなかったのはビールが脳内を駆け巡っていたせいだと思いたい。

Sail Away Sweet Sister~Bad Timeをイントロ代わりにしたバージョンが大好きなのだけれど、この日はそれは無しでスタジオバージョンと同じようにスタート。

ラストのWhere do we go?パートでは、世界一かっこいいロックミュージシャンのステージアクションと言われている(俺調べ)イジー・ストラドリンの腕ぐるーんを炸裂させるイジリーさん。

きっと夜な夜な鏡の前で腕ぐるーんを練習したんでしょう。

最高の腕ぐるーんを披露してくれました。

これからも最高の腕ぐるーんを炸裂させていただきたいので、四十肩五十肩などにならぬようグルコサミンヒアルロン酸などを大量摂取して欲しいと強く強く思った。

 

大ヒット曲SCOMの後を受け、You’re CrazyのAFDバージョンが勢いよくスタート。

Gaslashさんが演奏するのが好きだと話していた一曲。

AFDバージョンはライヴで初披露だったそうです。

昔のガンズがたまにやっていたLiesバージョンで始まって途中からAFDバージョンに変わるヤツもいつか聴きたいナーなどと思いました。

 

ここでMCが入り、1曲目当てクイズについて触れるNaxlさん。

前回のワンマンではAFDのA面(1曲目~6曲目)を順番に演奏したので、今回はB面をレコード通りに演奏することにしたのだと種明かし。

1年越しのAFD完全再現という趣向だとはまったく気付かなかった自分を激しく恥じました。

みんな途中で気付いていたのだろうか。

それは誰にもわからない。

 

というわけで、次の曲は当然Anything Goes。

AFDの中では捨て曲として揶揄されることもあるが、ライヴ映えするとても良い曲で、アクセルが曲紹介で「GN’Rのテーマ曲だ」と言っていたこともあったはず。

個人的にはレコード会社から横槍を入れられて書き直す前のオリジナルバージョンの方が好きだけれど。

あっちの方が歌詞の詰め込み具合などがアクセルらしいナーと思っております。

 

AFD完全再現のラストを飾るのはRocket Queen

グルーヴィーでダーティーな前半からポジティヴなメッセージを伝える後半に展開するところにガンズの非凡さを感じる。

悲しみに寄り添ってくれるようなアクセルの歌に勇気づけられた人が世界中にいるんだろうね。

ガンシャさんのライヴでも定番ということもあり、その実力を存分に見せつけるような貫禄の演奏ぶり。

これにて1年越しのAFD完奏となりました。

 

 

珠玉のAFDパートが終わり、ここからはワンマンならではのバラエティに富んだ選曲に。

Duffyさんの「Is she really goin’ out with him?」からのNew Rose。

Gaslashさんのパンキッシュなギターが新鮮でした。

終演後にDuffyさんに訊いたところ、定番のAttitudeは飽きたという声があったのでNew Roseにしたそうですが、AttitudeとNew Rose両方やってくれていいのにナーと強く強く思った。(どちらも短い曲ですしね)

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続くLive And Let Dieは初披露だったのかな?

さすがにパイロは爆発しませんでしたがめちゃくちゃかっこよかった。

余談ですが、今週末にマッカートニー卿のライヴに行くので、本家のバージョンも聴いてまいります。

今回はマッカートニー卿が体調を崩されませんように…。

 

Live And Let Dieで火照った身体をクールダウンするかのように始まったのは名バラードDon’t Cry。

AFDリリース前から存在していたという同曲。

アリーナクラスの会場で聴くのもいいですが、ライヴハウスで演奏されているのを観ると、1986年頃のガンズライヴに迷い込んだような感覚に陥ります。

ラストはGaslashさんがスタジオバージョンで聴けるフレーズを再現して終了。

このこだわりぶりからもガンズ愛が伝わってきました。

 

「アクセルはやらないんだけど…」と前置きしてから、Naxlさんが流暢なブルースハープさばきを披露。

それに導かれるようにして始まったのはもちろんBad Obsession。

こういう有名では無い楽曲も当然のように披露してくれるガンシャさん、本当に素晴らしい。

さらにNaxlさんの「レアなヤツを…」という紹介で始まったのは…

 

The Garden!!!!!!!!!!!!!!!!

 

本家ガンズも日本では一度も演奏していないし、海外でもコンスタントにセットリスト入りしていたわけではないので、これは本当によくぞ演ってくださったという一曲。

悪魔的でヘヴィなグルーヴに気が付けばヘドバンしておりました。

終演後のGaslashさんは「ダメだった!35点!」とおっしゃってましたが、あれで35点だったら100点はどんだけ凄いんだっ!という話なので、さらに磨きをかけて再度披露していただきたいと強く強く思った。

 

Naxlさんのお色直しタイムを挟んで始まったのはCivil War。

元々は「My Hands Are Tied」というタイトルだったこの曲、戦争の欺瞞を糾弾するアクセルの叫びがますますリアルに響く今日この頃。

「俺たちが従っているリーダーを見るがいい」という歌詞に背筋が冷たくなります。

「Peace could last forever」というパートは本当に絶品で、もしも「私的ガンズの楽曲で好きなパート5傑」を選ぶとしたらランクインすること間違いなしです。

ちなみに去年のGuns N’ Roses祭りでは、マドラーさん不在につき同曲をUnpluggedスタイルで演奏しており、感涙者を出すほどの名演だったので是非Youtubeなどでチェックしてみてください。

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Duffyさん曰く「今日ね、みんなそれぞれ緊張してもらおうかと…」ということで、なんとイジリーさんヴォーカルで14 Yearsを初披露。

どこからどう見ても極度の緊張状態としか言いようのないイジリーさんでしたが、なかなか見事な歌いっぷりでした。

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14 Yearsは歌もさることながら、スラッシュのギターソロがいいんですよね。

ちなみに同曲のデモバージョンは歌詞の構成が全く違う上に、最後に疾走パートが入っていて非常に面白いのでオススメです。

個人的には14 YearsよりもDust N’ Bones派なので(葬式で流して欲しいくらい好き)、いつか披露してくれたらいいナーと思っております。

そうすればGaslashさんのヴォーカルも聴けますしね。

 

「Gun!! Men!! Showers!!」のコールから始まったGet In The Ringは去年よりも更に精度が上がっていて、最後の「Get In The Ring!!! Get In The Ring!!!」のコールもバッチリで最高に気持ちよかった。

同じく去年のワンマンでも披露したPretty Tied Upを挟み、再び「緊張してもらいましょう」パートへ。

イジリーさんに続いて緊張という名のまな板に上るのは…

 

Duffyさん!!

 

「Duffyさん」「緊張」というキーワードから次の曲は薄々予想は出来ますが、最前列にいた少年に曲紹介を無茶ブリするNaxlさん。

それに対し、迷うことなく「So Fine!!!」と答える少年の姿に胸が熱くなりました。

この少年、2月のスラッシュ渋谷公演の時にも遭遇したのですが、12歳にしておブートデビューしたという将来が非常に心配な 将来有望な逸材なのです。

しかも光栄なことに、わたくしのツイートやブログまでチェックしてくれているということで、お友達と話が合うのかナーと若干危惧しておりますが、わたくしのTLにおける気の毒予備軍としてすくすくと成長していただきたいと思っております。

So Fineはダフのライヴで何度も聴いたことがあるのですが、NaxlさんとDuffyさんのデュエットで聴くバージョンはオリジナルに近い雰囲気があってすごくよかった。

思えば去年のワンマンライヴの終演後、Duffyさんに「今度はSo Fine聴きたいです!」と言ったところ、「練習はしてます!」と力強くおっしゃっていただいたのですが、あれから1年越しでの初披露。

まさに有言実行の男Duffyさん、男が惚れる男であります。

 

本編最後はWelcome To The JungleとParadise Cityという初期ガンズの足場を強固なものとした2大ヒット曲で大盛り上がりのうちに終了。

ガンズ不動のラスト曲であるParadise Cityも演ったので、ここで終了しても大満足だったのだけれど、ガンシャさんの大サービスで2回戦へ突入してくれました。

さすがワンマン。旺盛なサービス精神に感謝しきりであります。

 

アンコール一発目はNaxlさんの「This is the song about your fuckin’ mother」のMCからAerosmithのカバーMama Kinがスタート。

思わず僕の前にいたYukaさん(このワンマンライヴのフライヤーを描いた方。大のAerosmithファンにして激美女)の肩をバシバシと叩き、「Mama Kinですよ!」と絶叫してしまいました。

この時のYukaさん(大のAerosmithファンにして激美女)の騒ぎっぷりが筆舌に尽くしがたいくらい微笑ましくて、それだけでチケット代の半分くらいを占めてもいいのではないかと思うくらい。

次はゲストヴォーカルを呼んでTrain Kept A Rollin’を演奏しないと収まりがつかないのではないかと思った。

 

 

Mama Kinに続いて始まったのは、なんとU.K.SubsのDown On The Farm。

前から聴きたいと思っていたのでこれは超絶に嬉しかった。

イントロが始まった瞬間、思わず両手を突き上げながら変な声が出ておりました。

数あるガンズのカバー曲の中でも1、2を争うほど好きな曲であります。

ちなみに同曲が収録されたガンズのパンクカバー集『The Spaghetti Incident?』ですが、ダフがインタビューで語っていた通り、後続へ与えた音楽的影響のわりには商業的に恵まれなかったバンドに対して経済的援助をする目的もあったようです。

このDown On The Farmもその例外ではなく、U.K.Subsのベスト盤では「一番印税を稼いでくれた曲」とのメンバー評が掲載されています。

余談ですが、『The Spaghetti Incident?』収録のBlack Leatherを作曲した元Sex Pistolsのスティーヴ・ジョーンズはガンズのメンバーに会うたび、「なあ、あの曲のカネはいつ入るんだよ?」とかなりしつこかったんだとか。

 

(個人的に)大歓喜のDown On The Farmが終わり、どこかで聴いたことがあるようなMCを始めるNaxlさん。

これは…

 

1987年のLondon Marqueeじゃないですかっ!!!!!!!!!!!!!!!!

 

このMCに続くのは、もちろんAC/DCの超名曲Whole Lotta Rosieであります。

ガンシャさんの2015年一発目となったLegend Of Rockの時には、あの伝説の1988年RitzにおけるOut Ta Get Me前の神MCを完コピしてくれたNaxlさん。

このMCコピーシリーズが本当にツボなので、これからも末永く続けていただきたいと強く強く思った。

ギターソロ前のGaslashさんとイジリーさんのギターが絡み合うところはかっこよかったナー。

あのパートだけ70000万回くらい連続で聴きたい。

 

アンコールはカバー曲大会という趣向で楽しかったー。

これで終わりかナーと思っていたら、まさかのダブルアンコール。

しかもNaxlさんが手にしているのは、極貧時代のガンズがお世話になったという激安ワインNightrain!!!!!!

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オーディエンスに振る舞い酒をしてくれそうな雰囲気がありましたが、下北沢のロックバーGLADIATORのマスターさんが「最近はアメリカでもなかなか見つからない」とおっしゃっていたので、あまりにも尊くて手を伸ばせませんでした。

Nightrain片手に始まったのは当然ながらNightrain。

ガンズ不動の最終曲と言えばParadise Cityですが、Nightrainで締めくくられるライヴというのもなかなかいいものでした。

ラストはGaslashさんもここですべてを出し切ると言わんばかりのギターソロ弾きまくり。

Gunmen Showersの5人、約2時間にも及ぶロングセットを無事に完走いたしました。

お見事!

 

 

ライヴ中のどこの場面だったか失念してしまったのだけれど、ガンシャさんのMC担当Duffyさんのお話が心に残ったので最後に紹介しておきます。

昔好きだった女の子や高校時代の恩師にガンシャライヴを観に来られたというDuffyさん。

金髪ヅラで演奏している姿を実のお母さまにまで見られてしまい、お母さまからは「あんたいつまでこんな馬鹿なことやってんだい」とお小言を言われたとか。

そんなお母様に対し、Duffyさんが返した言葉は…

 

「でもね母ちゃん。俺、これやってる時が一番楽しいんだよ」

 

なんかこの話を聞いた時、ゲラゲラ笑いながらも何故か涙腺が緩んでしまっている自分がいました。

わたくしの好きなバンドで忘れらんねえよっていう3人組がいるんですが、彼らの『この街には君がいない』という曲の歌詞を思い出してしまった。

 

 この街には

 君がいない

 君がいない

 ただそれだけだ

 

 踏ん張って

 いきがって

 絶望の先

 絶望の先

 そこへ行くんだ

 

 ねえ母ちゃん

 まだ俺やめないよ

 街の流れ

 その逆を行く

 

 

大の大人がヅラかぶって(Gaslashさんは自毛だけど)80年代のロックを演奏するというのは多くの人にとっては馬鹿げたことなのかもしれないけれど、覚悟を決めてクソ真面目に馬鹿をやってくれるGunmen Showersを全面的に支持したい。

来年も同じ場所でGuns N’ Roses殿堂入り4周年を祝えますように。

ちなみに次のライヴは5月16日に都内で予定されております。

少しでも興味を持たれた方は是非会場まで足をお運びください。

 

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終演後は有志が集まって記念撮影大会。

しかも全員アクセルばりの赤バンダナを巻いて写真を撮ろうという神をも恐れぬ企画。

フォロワーのじょのさんが企画してTwitter上で宣伝していたのですが、予想を超える人数が集まってくれました。

わたくしも恥ずかしながら参加いたしましたが、出来上がった写真を目にした瞬間、おのれのバンダナの似合わなさ具合に絶望いたしました。

当日六本木に来れなかった方も自撮りなどを投稿してくださっており、それをまとめたtogetterもありますので、興味のある方はそちらをご参照くださいませ。

 

【全員アクセル化計画まとめ】

http://togetter.com/li/807705

  

ライヴ終了後、フォロワーさん達とHard Rock Caféや居酒屋などに繰り出し、当然のように激しく酩酊したわたくし。

その帰り道で溝に転落するという事故に遭遇。

手から血をダラダラと流しながらもフォロワーさんの可愛さについてツイートしており、我ながら人間としてダメなのではないかと翌朝思いました。

(なんしーちゃんという可愛い娘さんがおりましてね…。)

みなさまにおかれましても溝などに転落しないようお気を付けくださいませ。

STOP 転落事故!

RIP PARTY

明けましておめでとうございます。

などと挨拶すると気がふれたと思われるような時期になりましたが、2015年最初の更新でございます。

生来の面倒くさがり体質のせいで長らく放置しておりましたが、なんとか更新にこぎつけることができました。

実は今回の内容は、10月頃に書こうと思っていたものの途中で力尽き、3ヶ月ほど下書きフォルダに眠っていたものなのです。

この程度の長さのもので力尽きるあたりからわたくしの根気の無さを察していただけると幸いであります。

ちなみに下書きフォルダにはKnotfestレポも同様に眠っておりまして、こちらも朽ち果てる前に陽の目を見せてあげたいな…などと思っておる次第です。

さらに恥を忍んで告白すると、年明けに「リハビリ代わり」と称して更新しようとしていたブログも下書きフォルダで死臭を放っており、これはもう面倒くさがりというよりも何かもっと重大な欠陥なのではないかと心配になっております。

2015年、わたくしは根気が欲しい。ただそれだけを願っております。

 

という訳でここからが本題。

今回はガンズブート紹介であります。

3か月前の下書きに手を加えつつやっていきましょう。

それっ。 

 

 

細々と運営しておりますが当ブログですが、おかげさまで2500アクセスを達成いたしました。(注:3か月前の実績。現在は4500アクセスを頂戴しました

本当にありがとうございます。

Googleなどの検索エンジンで「ガンズ ブート ブログ」というキーワードで一番最初とまでは言わないまでも、1ページ目に登場するようになる事を当面の目標としてやっていきたいと思います。(注:3か月前の話。さっき試しに検索してみたところ、5ページ以上めくっても影も形もありませんでした

はてなブログアクセス解析よると、今のところ「セックスドラッグ」という検索ワードで当ブログを訪れた方が一番多いようです。(注:3か月前のデータ。現在は「ギルビークラーク」がトップという信じがたい結果に

非常に不本意ではありますが、我が不徳の致すところとして甘受するしかないでしょう。

おそらく例のセイエスの人の事件が大いに関係しているのではないかと。

覚せい剤、ダメ、ゼッタイ。

 

 

 今回もどうでもいい話で文字数を費やしてしまいましたが、そろそろ本題に入りましょうか。

入らないとダメ、ゼッタイ。(注:まったく面白くないギャグですが、3ヶ月もブログを放置した自分に罰を与えるため、歯を食いしばって残しました。なんで書いたんだろう…

誰か楽しんで読んでくださっている方がいらっしゃるのかどうかも定かではありませんが、今宵も自己満足的にガンズのおブート紹介のコーナー。

今回取り上げる作品はこちら!

 

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みんな大好き『RIP PARTY』でございます!

1990年11月9日、Hollywood Palladiumという会場で撮影されたブートDVD。

おそらく関係者撮影と思われるオーディエンスショットでございます。

厳密に言えば「ガンズのブート」という範疇には入らないのかもしれませんが、西新宿の老舗某A店でもガンズコーナーで売られてるし、そんなに厳密にやらなくてもいいですよね。

このブート、通常のライヴではないイレギュラーな物なのですが、定番とまでは言わないまでも、意外とみんな持ってますよね。

もちろん「初めて知った!」という方もいらっしゃると思いますが、ガンズやその周辺のHM/HRバンドが好きなら絶対に興味を持つ一枚なのです。

いつものようにじっとりとねっとりと紹介していきましょう。

 

 

まず最初に言っておきますが、このブートはGuns N' Roses単体の公演を収録した物ではありません。

ジャケットに“GAK”とありますが、これがバンド名です。

名前を耳にした事がないのは当然、これはアメリカのHM/HR雑誌RIP MAGAZINEのパーティーで演奏するために結成された即席スーパーバンドの名前なんだそう。

その豪華すぎるメンバーは以下の通り。

 

W. Axl Rose (Guns N' Roses)

Slash(Guns N' Roses)

Duff McKagan (Guns N' Roses)

James Hetfield (Metallica)

Lars Ulrich (Metallica)

Kirk Hammett (Metallica)

Sebastian Bach (Skid Row)

 

どうですか。見るだけで脚が震えるような豪華メンバーでしょう。 

まさに当時のHM/HR界を代表するようなメンツ。

特にアクセルとジェイムズはのちに犬猿の仲となってしまうため、同じステージに立っている事自体が超貴重です。

GAKというバンド名の由来は正直よくわからないのですが、気になってネットで調べたところ、当時アクセルがセバスチャン・バック(以下、バズ)をGakと呼んで可愛がっていたので即席バンド名に頂戴した、などという書き込みを見つけました。

これが本当かどうかはわかりませんが、まあ「そういう説もある」という事で…。

バンド名の由来をご存知の方がいらっしゃいましたら是非教えてください。

 

それにしてもこのメンツって絶妙ですよね。

出席しなかったメンバーの立場が容易に想像できます。

 

 

【Guns N' Roses】

Izzy Stradlin 「面倒くさいから」

Steven Adler 「クビになったから」

 

Metallica

Jason Newsted 「いじめられているから」

 

Skid Row

バズ以外のメンバー 「俺たちBon Jovi派ですから」

 

 

こんなにわかりやすい理由があるでしょうか。

特にジェイソンは何も言わず抱きしめてやりたいです。

あんなに献身的なロックミュージシャンってなかなかいないのにね。

男は黙ってジェイソン・ニューステッド派。

 

 

出演したバンドのチョイスも実に秀逸。

翌1991年、シーンに大きなインパクトを与える事となるバンドばかりなのです。

大ヒットした1stアルバムに続く2ndアルバム『Slave To The Grind』をリリースし、HMバンドとして史上初のビルボートチャート初登場1位を記録する事なるSkid Row

大ヒットした前作『...and Justice For All』に続き、メタル界に燦然と輝く大金字塔『Metallica』(Black Album)でメインストリームを制覇したMetallica

2枚同時発売の『Use Your Illusion』がビルボードチャート1、2位を独占し、『Appetite For Destruction』で手にした名声を確固たるものとしたGuns N' Roses。

この3組が同じステージでお遊びバンドを組んで演奏するなどという事は翌年以降はまず無理だったでしょう。

また、この年のガンズはライヴ活動を行っておらず、スティーヴン・アドラーのラストライヴとなったFam Aidに出演したくらいなので、イベントとはいえ非常に貴重な映像であると言えます。

 

映像は会場後方から撮影されたオーディエンスショットで、肩車された女性客の後頭部に視界を遮られる事はありますが、画像に大きな乱れは無く、非常に良好な画質であると思います。

VHSで所有していた人であれば、その画質の良さに驚くはずです。買い直しても損は無いと断言できます。

残念ながら音質はイマイチで、音が割れる場面が多々あります。(バズの場合、その馬鹿デカい歌声のせいで余計に…)

しかしながら絶望的に悪い音質という訳ではないので、ブートDVDという事を考えれば十分に許容できるレベルです。

では、そろそろ内容の紹介に移りたいと思います。

 

 

1. You're Crazy

 

司会者の紹介に導かれ、ステージ上にGakのメンバーが登場。

Skid Rowのロゴ入り革ジャンを着たバズ。

ミッキーマウスのティーシャーツが可愛いスラッシュ。

Ramonesのティーシャーツを得意げに着込んだパンク野郎ダフ。

そして、まだ髪の毛があった頃のラーズ。

まずはこの4人で演奏をスタートさせます。

 

ガンズのYou're Crazyをバズがあの声でガナリまくります。

もちろんアペタイトバージョンです。

イントロでマイクをブン回しながら、獅子舞ヘドバンの如く頭を振るバズのかっこよさに婦女子のみなさまはもう辛抱たまらんでしょう。

バズは翌年もガンズのカナダ公演に飛び入りしてこの曲を歌っています。

エネルギーの塊のような彼にピッタリな一曲だと思います。

 

翌年リリースの『Metallica』でヘヴィグルーヴ路線へ転向するとはいえ、当時バリバリのスラッシュメタルドラマーだったラーズ。

ガンズナンバーの中ではもっとも彼にマッチした選曲だったのではないでしょうか。

まだ当時はふさふさだった髪の毛を振り乱して叩いております。

 

 

2. For Whom The Bell Tolls

 

続いて同じメンバーで演奏されるのはMetallicaのヘヴィナンバー。

イントロで繰り返されるフレーズをたどたどしく演奏するスラッシュが実に微笑ましい。

こういうのを聴くとスラッシュはメタルの人じゃないんだナーと思います。

「俺のお気に入りの漫画のキャラクターはMetallicaだよ」と発言している事からもわかる通り、スラッシュがMetallicaの音楽を気に入っているのは明らかなのですが、演奏するとなるとまた別の話なんでしょうね。

悪戦苦闘するスラッシュを観たい方は購入するべきだと断言しておきます。

 

 

3. Piece Of Me

 

2曲を熱唱したバズの紹介で、ステージ後方から素肌にライダースジャケットを羽織っただけのこの世のものとは思えない美しい生物が登場。

そう。アクセル・ローズです。

1989年からライヴの本数が少なかったせいか、1991年のRock In Rioなどと比較するとすこーし輪郭が大きいかなという印象ですが、その見事に割れた腹筋は婦女子のみなさまを腰砕けにするには十分でしょう。

アクセルが歌うのはSkid RowのPiece Of Me。

出てきた時には笑顔だったアクセルですが、演奏が始まると完全に本気モードへ。

ラーズがドラムを叩き始めた途端、嘘みたいにキリッとなる表情に注目です。

ステージアクションも「あなたの持ち歌ですか?」と言いたくなるほどキマっており、これはこの時だけではもったいないナーというのが正直な感想。

 

 

4. Hair Of The Dog

 

ステージ上には再びバズが登場。アクセルと合流します。

バンドはストーンズのHonky Tonk Womenを演奏し始めますが、これは軽くジャムっただけで終了し、のちにガンズのカバーアルバム『The Spaghetti Incident?』に収録されるNazarethのHair Of The Dogへ。

ちなみに同曲はガンズの1988年5月23日カナダ公演でも披露されており、音源も残っているので興味のある方は探してみてはいかがでしょうか。(Youtubeでは見つかりませんでした…)

ガンズが演奏した1988年のライヴバージョンはえらく短かったと記憶しているのですが、この日は後半を拡張してアクセルとバズの掛け合いへ。

世界広しと言えども「サノバビッチ」などという不穏当な言葉で掛け合いをするのが似合うのはごく少数でしょう。

馬鹿だナーと苦笑しつつも見入ってしまいます。

そしてなによりもアクセル・ローズとセバスチャン・バックという美形ヴォーカリスト2大巨塔の共演が観れるわけですから、これは婦女子のみなさまはもう辛抱たまらんでしょう。

黄色い声援を送りながらご鑑賞ください。

 

 

5. Whiplash 

 

アクセルが客席にガッツポーズを見せながら退場すると、バズがMetallicaのジェイムズとカークを呼び込み、これでGAK全員が登場したことになります。

そしてバズの「もう一曲聴きたいか?」という煽りの後、Metallicaの高速スラッシュチューンWhiplashへ突入。

これもいかにもバズが好きそうな曲で、激しくヘドバンしながらガナリまくり。

しかし、曲をしっかり把握していないようで途中から雲行きが怪しくなってきます。

たまらずジェイムズが助け舟を出そうとしますが、軌道修正することができず、曲は尻切れトンボのような形で無残に終了。

 

これが本当のライヴだったらプロとして笑い事では済まされないところですが、パーティーの余興ということもあり、バズも「OH MY GOD!!!」と苦笑いするのみ。

他のメンバーたちも「はいはい。お仕事終わり。酒でも飲むべ」といった感じで、場の雰囲気は完全にお開きムード。

最後はアクセルがマイクを握り、ジェイムズを指さしながら「俺たちコイツ(ジェイムズ)に言ったんだぜ。“誰もその曲知らねえよ”って」とジョークでその場を収めようとします。

のちに犬猿の仲として知られるようになるアクセルとジェイムズですので、これは非常に貴重なひとコマと言えるのではないでしょうか。

 

バズの大チョンボに対してアクセルとジェイムズが上手くオチをつけて終了

…と思いきや、ひとりだけ収まらない男が。

えらく興奮したラーズがマイクを掴んで、「もう1回だ!もう1回いいだろ?」と観客に猛アピールし、そのあまりの剣幕にWhiplashを再度演奏することに。

この時の「マジかよ…。もういいじゃん」と言いたげな表情のバズには同情の念を禁じえません。

熱心なMetallicaファンの方には申し訳ありませんが、思わず「うわ…ラーズうざくね?」と呻いてしまうシーンであります。

 

そんなバズの気持ちを知ってか知らずか「今度は俺が歌うぜ!」と宣言するジェイムズ。

ご本人が歌ってしまうというのは反則な気がしなくもないですが、当然ながら演奏はバッチリ。

これならお客さんもラーズも大満足でしょう。

なにもすることのないアクセルはステージダイヴを敢行!

現在からは考えられませんが、91年頃まではステージダイヴを何度もやってるんですよね。

アクセルを受け止めるなんて体験をした方が非常にうらやましい…。

まあ、今のアクセルが飛んできたら死人が出る可能性がありますが…。

 

以上、全5曲という短いライヴですが、ガンズファンなら絶対に満足できる1枚だと思います。

1990年のライヴというだけでも貴重ですし、特にPiece Of MeやHair Of The Dogを歌うアクセルはこの映像でしか観れません。

隠れた定番タイトル『RIP PARTY』、是非ともご鑑賞ください。

ちなみにボーナスとしてSkid RowのTV出演時の映像が何種類か収録されております。

 

私事ですが、先日ガンズのブートリストを作成いたしました。

トレード希望の方などいらっしゃいましたら、ご連絡くださればリストを送付させていただきます。

よろしくお願いいたします。

俺はたしかにスラッシュに会った

どうも。僕です。

愛とはなにか。

日々それだけを考えております。

 

さて、前回アップしたガンズ祭についての記事ですが、なんと(有)石井商会さんでキーボードを担当されたふともも杏奈さんがコメントを付けてくださいました。

こんなに嬉しいことが他にあるでしょうか。

コメントが付いたことを知らせるメールを見たのはちょうどお昼休憩の時間中だったのですが、あまりにもテンションが上がってしまい、衝動的に台風一過の路上へと飛び出し、そのまま助走をつけてきりもみ状に宙を舞い、太陽の光を反射してキラキラと輝く水たまりに盛大な水しぶきを上げて着水いたしました。

午後の業務に若干の支障を来たす結果となりましたが、ふともも杏奈さんにコメントをいただけたという事実の前ではごくごく些細な出来事でしかありません。

また、自宅に帰ってからも興奮冷めやらず、一升瓶を持って深夜の墓地へ趣き、ブログをやっていて本当に良かったと先祖の墓前へ報告いたしました。

 

 

そんなガンズ愛沸騰中の今日この頃ですが、その煮えたぎったガンズ愛を間歇泉のように吹き上げるイベントに行ってまいりました。

記憶が薄れないうちに記録として残しておきたくパソコンに向かっている次第。

が、極度の緊張でそもそも記憶が曖昧な箇所も多々あり。

とにかく生涯忘れられない夜にズームインっ!!

 

 

去る9月中旬、突如として発表されたスラッシュのプロモーション来日。

『Slash Meets Gibson Brands Showroom TOKYO』と題されたイベントで、抽選で招待されたファンと交流するとのこと。

日本ツアーじゃないのかヨー!と若干落胆したのも事実。

もちろん、新作『World On Fire』(ファンなら絶対に気に入る快作)がリリースされたばかりなのでタイミング的には不自然ではないのだけれど、来日するならライヴ をやりに来るのであろうと勝手に思っていたし、なによりも1stソロ作でプロモ来日した時の“つるの祭り”で当のスラッシュ本人が痛い目に遭っているので(前々回ブログ『苦悩するスラッシュ』参照のこと)、同じようなイベントでは絶対に来ないと思っておりました。

 

前回のつるの祭りが150組300名だったのに対し、今回のイベントは20名という超少人数制。

ミート&グリートが予定されているため、20名くらいじゃないと全員をさばききれないという事情があるのでしょうが、これはもう当たる気がしません。

しかも、応募条件は

 

 1. 八重洲ギブソンショールーム店頭へ出向いて専用応募用紙に記入する

 2. Twitterで専用ハッシュタグを使用して「スラッシュへの質問をツイートする」

 

という二通りの方法のみ。

アルバムに付いていた応募券をハガキに貼っつけて送るだけだったつるの祭りと違い、今回はさらに能動的に行動しなければスラッシュに会えない訳であります。

うむむ…これは実にハードルが高い。

 

ギター弾きではないわたくしはTwitterでの応募一本に絞った訳なのだけれど、スラッシュへの質問というのが非常に難しい。

だって、本当にスラッシュに訊いてみたい事柄というのは

 

・アクセルと仲直りしたいですか

・本当はVelvet Revolverを自然消滅させたいと思ってますよね

・自分側だと思っていたダフがアクセルと共演してムカついてますよね

 

というようなご本人に面と向かって訊くのがはばかられるような物ばかり。

こんなのをせっせとツイートし続けたところで当選する確率は皆無でしょう。

招待する側の立場になって考えてみれば、こんな危なそうな質問をする輩は会場に一歩たりとも入れたくない訳です。

だもんで、こういう当たり障りのある質問をすべて除外するところから始めました。

かといって「好きな日本食は?」だの「新作で一番好きな曲は?」だのといった当たり障りの無さすぎる質問も主催者の目には留まらないでしょう。

必要なのは「ちょっとひねってあるけど、スラッシュの機嫌を損ねない質問」なのです。

これが本当に難しかった。

自分の中の基準をクリアしたと思える質問をいくつかツイートしたのだけれど、当選する自信はほとんど無く、本当にダメ元のような気持ちでした。

唯一少しだけ自信があったのは

 

「誰もが知っているような有名バンドから加入のオファーを受けたことがありますか?」

 

という質問。

とあるフォロワーさんからも「いい質問!」と褒めていただいたので、もしも自分に勝機があるとしたらコレだけだと思っておりました。

ちなみに当たり障りのある質問は「スラッシュへのエア質問」というハッシュタグを作成し、そちらで雨あられの如くツイートを垂れ流しました。

そんなハッシュタグを使っていることが主催者にバレたら命取りになりそうですが、湧き出る危険な質問を胸の中だけに留めておけなかったのです。

 

スラッシュとギブソン製品をこよなく愛する人達が当選するんだろうナー、と半ばあきらめつつも、念のためにイベント当日の休みを申請した上で当選発表待機。

落選した折には会場外で音漏れを聴く予定まで立てておりました。(某フォロワーさんからは「トークイベントの音漏れww」と嘲笑されましたが、心の耳を研ぎ澄ましてスラッシュの声をキャッチする算段だった)

そして迎えた当選発表日。

 

 

来てました。

なにが。

Gibson JapanからのDMが。

 

 

震える手でDMを開くと…

「この度ご応募頂きましたスラッシュミートアンドグリートに当選されましたのでお知らせ致します」云々。

当選されました…ので…!?

 

 

俺、スラッシュに会える!?

 

 

もうその場で卒倒しました。

今まで何万回と聴いてきたGuns N' Rosesの楽曲。

そのギターを弾いている張本人に会えるなんてまさに夢以外のなにものでもありません。

なにかの間違いではなかろうかとスマホの画面を指で強くこすったり、ベンジンを染みこませた柔らかい布で優しく拭いてみたりしましたが、Gibson Japanからのメールが消えることはありませんでした。

 

どうやらスラッシュに会えることは確定した模様。

英語がまったくしゃべれないわたくしがどのようにスラッシュとミートアンドグリートするのかという不安はありますが、最大の懸案事項はやはり前回の“つるの祭り”のようなファンの期待と主催者側の思惑が1ミリたりともリンクしないような糞イベントになってしまうのではないかということ。

一度ならず二度までもそんな粗相があったら二度と来日してくれないかもしれません。

具体的に言えば、ロックスターの前で蝉のモノマネなぞされても誰も喜ばない訳であります。

有吉がつるの剛士とセミの鳴き声のモノマネ対決www - YouTube

 

 

期待と不安の入り混じる日々。

つるの祭りアゲインだったら僕の脆弱な精神は再び現世へ戻って来ることはないでしょう。

幸いなことに同じように当選したフォロワーさんが2名ほどいらっしゃることが判明しましたが、残念ながら彼らはつるの祭りの恐ろしさを知りません。

あの悲劇は二度と起こしてはいけない。

もしもステージにつるのが登場した場合、スラッシュがその存在に気付くよりも早く飛びかかり、つるのもろとも海の藻屑となる覚悟です。

 

ノーモアつるの ノーモア蝉

 

その言葉だけを内に秘め、出入りへ向かうヒットマンのような心持ちでイベント当日を待ち続けました。

これほどの緊張感を持って臨まなければならないイベントが他にあるでしょうか。

わたくしは寡聞にしてそれを知りません。

 

 

そんな緊張感の中で迎えたイベント当日。

その前日に大型の台風18号が日本列島を直撃し、大きな被害を出したばかり。

主催者からは中止のメールなどは来ていないもののスラッシュのTwitterオフィシャルアカウントを何度確認しても「日本に着いたぜ!」という更新が無いままで、これはもしやイベント中止かと気を揉みました。

が、尋常ではない情報収集力を持つTwitterのフォロワーさんにより「スラッシュがInstagramで『日本のおもちゃは最高だぜ!』とか言ってる!」という希望の光がもたらされ、どうやらスラッシュが日本に入国しているらしいことが判明。

来てるなら来てるって言って欲しいナー。

 

 

ほぼ確実に会えることが確定した途端、極度の緊張が襲って来ました。

ほんの数日前、目黒鹿鳴館でのGuns N' Roses祭で5人ものスラッシュを目撃したにもかかわらず、やはり本物に会えるとなると震えるほど緊張してしまうのです。

会場に向かう道中でも緊張は時間を追うごとに高まるばかり。

これがわたくしを騙すための壮大なドッキリなのではないか、ドッキリならドッキリでもいいのではないか、などと荒唐無稽な考えまで浮かんでくる始末。

自他ともに認める極度の人見知りのわたくし。

長年のヒーローとはいえ、初対面(ライヴは観たことある)の外人に会うなんていうのは、それはもうとてつもなくハードルが高いことなのです。

よくぞ生きて帰ってきたと褒めていただきたい。

 

 

会いたいけど会いたくない。

そんなアンビバレンスな感情を抱えたまま、会場となる東京駅へ到着。

そこでラスベガス駐留を観に行くほどの熱狂的ガンズファンにして超美人メタラーのまゆさんと合流いたしました。

ミュージシャン側から「一緒に写真を撮ってくれませんか?」と記念撮影を乞われたという驚愕エピソードを持つまゆさん。

今宵もスラッシュを骨抜きにしてしまうことは確実でしょう。

じょのさん(日本一のダフファン)がOzzfest会場で「なんでまゆさんは俺の嫁じゃないんだ!」と荒れ狂うのも納得。(※ じょのさんは成人女性です)

 

 

開場時間の15分ほど前に会場であるGibson Brands Showroom Tokyoへ到着。

会場前でガンズのトリビュートバンドGunmen Showersでスラッシュ役を務めるガスラッシュさんとスラッシュの大ファンであるなおさんにご挨拶。

ガスさんは数日前に開催されたガンズ祭りで今回の当選を喜び合ったばかりですが、Twitterでは相互フォローとはいえなおさんとは初めまして。

自他ともに認める人見知りとしては緊張する瞬間であります。

 

ちなみにガスさんはTwitterでの応募ではなく、ショールームまでわざわざ足を運んで応募したそうです。

しかも質問を書き連ねたA4用紙を2枚提出したとのこと。

当選してしかるべきその熱意に敬礼です。

応募の際は娘さんを連れて行ったそうなのですが、いざ当選したことを娘さんに報告しても「当たるわけない」と本気にしてくれなかったとか。

「本当に当たったんだって!ほら!」とGibson Japanからのメールを見せた途端、娘さん号泣。

スラッシュを愛する父親を愛する娘。

ガスさん、スラッシュに会う前からこんないい話で俺を泣かさんでください…。

 

 

そんな心温まる話を聞かせていただいているうちに開場時刻に。

いよいよ入場開始であります。

受付を済ませイベント会場である2階に上がると、なんと用意された席がまさかの最前列。

ものすごく嬉しい半面、イベントの様子はニコニコ動画で生中継されることになっており、俺のまぬけ面がお茶の間に生中継されたら嫌だナーなどとネガティヴなことばかり考えておりました。

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さえぎる物のない最前列。この近さでスラッシュを見れるかと思うと…。

 

 

始まるまで手持ち無沙汰なので、会場内を少し観察してみると…

ステージ上にセッティングされた2本のギターとアンプ。

もしや今回は演奏があるのでしょうか。

マイルスが来ていないので演奏するとすればインスト曲?

それにしてもギターが2本あるのが気になります。

1本はスラッシュだろ。

もう1本は…

 

つるの!!!!!

 

つるの祭りのトラウマがフラッシュバックして気絶しそうになりましたが、なんとか気を取り直して会場内の観察を続行します。

ギターとアンプの隣りには3脚の椅子が。

ひとつはスラッシュだろ。

ひとつは通訳だろ。

もうひとつは…

 

つるの!!!!!

 

もうつるのが出て来るのは火を見るより明らかな状況が出来上がっており、これはもうわたくしが捨て石となり、つるのもろとも海の藻屑と化すしかないでしょう。

取り急ぎ手元のスマホを上手に操作して「先立つ不幸をお許しください」と親へメールを送信いたしました。

スラッシュとミートアンドグリートできないのは心残りですが、そもそも『No More War, No More つるの祭り』の精神で参加したイベントです。

スラッシュの心を守れないでなにが『No More つるの祭り』でしょうか。

心は完全にターミネーター2のラストシーンでございました。

 

 

人知れず死を覚悟していると、ステージ上にひとりの女性が登場。

土屋アンナ!?

そういえばアルバムにダフ&マットおじさんを参加させたりしてるもんナー…などと納得しましたが、土屋アンナさんではなくトムセン陽子さんという方だそうです。

ご自身もGibsonユーザーとのことで、まさにこのイベントにうってつけの人選。 

余談ですが、スラッシュ通訳を務めた女性も現役ギタリストだそうです。

 

 

トムセン陽子さんから会場であるGibson Brand Showroom TOKYOの説明などが行われた後、「さっそくお呼びしましょう!」と本日の主役を呼び込みます。

会場左手後方から現れたのは…

 

スラッシュ!!!!!!

 

もじゃもじゃヘアーを押さえつけるシルクハットにサングラス、そして黒の革パン。

どこからどう見てもあのスラッシュです。

スラッシュに向かって「Welcome to Tokyo!!!」と声を掛けるガスさん。

スラッシュとスラッシュのご対面であります。

ニコニコ動画の生中継もすでにスタートしているようで、会場に設置されたモニターに無数のコメントが乱舞しておりました。

この時点ではステージ上にスラッシュ、通訳、トムセン陽子さんの3人のみ。

つるのは後半の隠し玉か?

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(写真:つるの祭りの悪夢を忘れたかのように再びイベントに出席したスラッシュ)

 

 

まずはトムセン陽子さんがスラッシュに色々と話を訊くコーナー。

新作『World On Fire』のことや新しいシグネチャーモデルのことなど。

 

トムセンさん「新作のレコーディングでは20本ほどギターを使ったとお聞きしましたが…」

スラッシュ「ノー!」

会場「(爆笑)」

 

トムセンさん「スラッシュモデルのシグネチャーギターは今まで何本くらい発売されているんでしょうか?」

スラッシュ「うーん……20本くらいかな…?」

トムセンさん「じゃあ、新作ではその20本のギターをとっかえひっかえ…」

スラッシュ「ノー!」

会場「(爆笑)」

 

前回のつるの祭りとは違い、芸能界的なノリが皆無なイベントで、スラッシュの居心地も悪くなさそう。

そんなスラッシュをさらにご機嫌にすべく、特注のシルクハットを贈呈するというサプライズが。

皇室御用達の帽子ブランドが着物の生地を使用して作成したシルクハット。

おそらくとてつもなく良い仕立ての帽子なんだと思うのだけれど、スラッシュのリアクションはいまいち。

結局一度もかぶらないまま再び箱の中へ。

あまりにもかたくなにかぶらないので、シルクハットを外せない事情があるのかと邪推してしまいました。

でも、スラッシュへのプレゼントって難しいですよね。

なにをあげたら喜んでもらえるのか…。

ストレートヘアーが作れるアイロンのコテでしょうか…。

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(写真:微妙なテンションでシルクハットを見つめるスラッシュ)

 

そしていよいよファンからの質問コーナーへ。

結論から言えば幸か不幸かわたくしの質問が採用されることはなかったのですが、どの質問に対しても真摯に答えるスラッシュの姿が印象的でした。

 

Q. 日本のアーティストで気に入っている人はいますか?

A. LoudnessにB'zのギタリスト…それにE・Z・Oだな。

 (通訳がE・Z・Oを知らず、バンド名を聞き直す)

 E・Z・Oだよ。誰かE・Z・Oを覚えてるかい?

 (すぐさま「I remember!!!」と叫ぶガスさんの反射神経に感服)

 

Q. わたしはギターを始めたばかりなのですが、スラッシュみたいに弾けるようになるために良い練習法があったら教えてください。

A. とにかく自分に100%コミットすることだね。「これを弾けるようにする!」と決めたら弾けるようになるまでやるんだよ。1日じゃ完璧にならないかもしれないけど、とにかく自分との約束を守るんだ。 

 

 

最初の質問では「なんでE・Z・O?」と思いましたが、すぐに彼らがガンズのオープニングアクトを務めていたことを思い出しました。

ガンズのオープニングを務めた日本のバンドがいたなんて誇らしいですよね。

それを今でもスラッシュが覚えていたことも嬉しかったです。

2番目の質問は正確には答えを記憶していないのですが、大意としてはそんな感じでした。

スラッシュは「セックス、ドラッグ、ロックンロール」のイメージにまみれたバンドの一員として世に出てきたわけですが、ギターについてはこんなに真摯な姿勢で取り組んでいたのだと感動しました。

質問したのは女の子だったのですが、このスラッシュの言葉を胸に練習に励みんでいいギタリストになって欲しいですね。

 

 

イベントも終盤に近づいたところで、スラッシュから来年2月の来日公演がアナウンスされ、会場のテンションが一気に沸騰。

まさかスラッシュ本人の口から来日を聞けるとは思っていませんでした。

2月はモトリーやFaith No Moreなどを観に行く予定なので、どうかそれらの日程とかぶらないことを祈るばかりです。

(後日、来日公演は東京×2、名古屋、大阪の全4公演だということが判明。あとは日程がわかれば…)

 

最後はマスコミ向けのフォトセッションでイベント終了。

ここではギターを持ったスラッシュを撮影できるということで、みんな写真を撮りまくり。

こういうマスコミらしい写真撮影の場面に立ち会うのは初めてだったので面白かったです。

スラッシュに日本語で「目線くださーい!」とか言ってるカメラマンさんがいたけど、外タレの撮影はそうやって呼びかけるのが普通なのでしょうか。

それにしてもギターを持ったスラッシュはやはり絵になりますね。

残念ながら演奏は聴けなかったけれども、ギターを手にしたスラッシュの姿を見れただけでも大満足。

なにしろつるの祭りではギターを持ったのはつるのだけでしたからね。

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 (写真:シャツはダサいがギターは似合うスラッシュ)

 

 

フォトセッションも終わり、スラッシュは一旦退場。

ここからはいよいよミートアンドグリートとなります。

会場となる1階へ移動し、あらかじめ決められた番号ごとに4人ひと組のグループとなりスラッシュと記念撮影する段取りです。

「選ばれし者の恍惚と不安と二つ我にあり」と言ったのは前田日明だったでしょうか。

まさにそのような心境で待っていると、ついにスラッシュがミートアンドグリート会場へ降臨。

もう泣いても笑ってもミートアンドグリートするしかありません。

 

トップバッターはGunmen Showersガスラッシュさん。

これはもう運命でしょう。

Gunmen Showersのティーシャーツをプレゼントしたそうなので、いつかスラッシュがガンシャさんのティーシャーツを着た写真を見れるかもしれません。

来年の来日公演で着てくれたら、たぶん客席で号泣してしまうでしょう。

スラッシュのライヴ中においおい泣いている男がいたらガスラッシュさんかわたくしのどちらかだと思われます。 

今回のイベント、ガスラッシュさんがスラッシュに会えたことが本当に嬉しい。

トリビュートバンドは世界中に数あれど、そのトリビュート対象にああやって会えることって少ないと思うし、それがロックの歴史に残るような超大物バンドのメンバーだったらなおさらすごいことだよね。

子供のように喜んでいるガスラッシュさん見ているだけでも幸せになれました。

 

ガスラッシュさん組の記念撮影が終わり、ついにわたくしのグループの番がやってまいりました。

この時点で完全に頭は真っ白。

とりあえず握手だけはしようと思い、「ナイストゥミーチュー」などと常套句を口走りつつ接近すると、笑顔でガッチリと握手してくれました。

とてつもなく分厚い手。そしてとてつもなく力強い握手。

こんなに分厚い手を握ったのは生まれて初めてでした。

「ああ、これがアクセルを何度も触った手何万回と聴いたガンズのあのフレーズを弾いた手に触れているんだ」と思うと本当に泣きそうになりましたが、そこは気遣いのできる日本人。

そこそこで握手を切り上げ、後ろで待っている方へ順番を譲りました。

 

グループ全員挨拶を済ませたところで記念撮影。

図々しくもスラッシュの横をキープさせていただきました。

後日Gibson Japanさんから送られた来た写真を見ると…

 

スラッシュの手が俺の肩にっ!!

 

この写真は永遠の宝物でございます。

でも、手が置かれたことを現場で気付かなかったということは、極度に緊張していたかスラッシュが相当ふんわりと置いたかのどちらかですよね。

個人的には後者だと思っております。

そりゃあ仕事とはいえ野郎の肩に手なんて回したくないでしょう。

 

記念撮影後、お手紙とプレゼントを渡してミートアンドグリート終了。

わたくしの英語力ではロクに話すこともできないだろうと思い、あらかじめ手紙を書いて持参していたのです。

手紙だけではアレだったので、スラッシュが普段聴かないであろう日本のバンドのCDを一緒に入れておきました。

聴いてくれるかどうかわかりませんが、聴いて気に入ってくれたら嬉しい。

ちなみにプレゼントしたのはこのバンドのCD。

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伝説のバンド村八分でございます。

本当は音源を貼ろうと思ったのですが、Youtubeではあらかた削除されているようなのでジャケット画像だけ。

『水たまり』という曲の歌詞が戦慄するほど素晴らしいので、興味がある方は是非聴いてみてください。

 

 日が暮れるまで
 夕焼け見てた
 ぼろぐつはいて眺めてた
 がきの頃を思い出して

 しゃぼん玉 吹いてきえた
 吹かれてすぐ音一つ
 おちる下に 水たまり

 風に吹かれて水たまり
 風に吹かれて吹きだまり
 おちる下に水たまり

 

 

話題をミートアンドグリートに戻しましょうか。

最高潮に緊張したまま自分の番が終わり、すでに記念撮影を終えたガスラッシュさんと合流。

終わった瞬間に一気に気が楽になりました。

予防接種を終えた学童の気持ちと言えばお分かりになりますでしょうか。

余裕しゃくしゃくで他のグループの様子を眺めておったのですが、とあるグループでのスラッシュの態度が明らかにおかしい。

他のグループよりもひときわ丁寧に対応している様子。

よくよく見たらまゆさんのグループでございました。

しかもまゆさんのグループは全員女性。

あとで出来上がった写真を見たら、デレデレのスラッシュが写っておりました。

気持ちはわかるので何も言わないでおきましょうか。

 

こちらがミートアンドグリートでもらったサイン入り写真。

本当はChinese Democracyにサインを入れてもらいたかったのですが、持参した品にはサインをしないというので仕方ありません。

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これでアクセルを除くガンズのオリジナルメンバー全員のサインが我が家にそろったことになります。

アクセルにサインをもらうという場面がまったく想像できないのですが、次の来日は空港まで行って張り込みをしようと考えております。

全部そろったら神龍を呼び出しましょうかね。

 

 

全グループとのミートアンドグリートが終了し、スラッシュは歓声と拍手の中を颯爽と退場。

我々も会場から外へと出されます。

会場外で興奮さめやらず感想などを述べ合っていると、再びショールーム内にスラッシュが登場。

どうやら壁にサインをしている模様。

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遠目からのショットなのでわかりづらいと思いますが、スラッシュのトレードマークである例の髑髏もちゃんと書き込んでいました。

普段のサイン時にお願いすると「時間かかるから描きたくないんだよなあ」と嫌がられるそうです。

たしかにあれを毎回描いてたらキリがないよね…。

 

壁にサインを入れたスラッシュはスタッフと記念撮影などをした後に再び退場。

おそらくこれから会場を後にするのでしょう。 

さっき会ったばかりだけど、やっぱり出待ちは別腹!

ということで裏口で待機することに。

20人に満たないくらいの人数だったので、もしかしたら全員に対応してくれるのではないかと甘い期待を抱きましたが、スラッシュはさっさと車に乗り込んで会場を後にしてしまいました。

夜の街に繰り出すのか疲れているのか…。

 

出待ちに失敗し、ひどく落胆する一同。

ひとり、またひとりと帰宅していきます。

しかし、我々にはまだ希望の光がありました。

そう。Gunmen Showersギタリスト、ガスラッシュさんの存在であります。

このまま手ぶらで帰りたくないという熱心なファンの方がガスラッシュさんとの記念撮影を熱望。

自前のシルクハットをかぶり、サングラスまで装着して記念撮影の応じるガスラッシュさん。

なんていい人なんでしょうか。

2014年10月7日、ガスラッシュさんがスラッシュの代役となった日として語り継いでいきましょう。

 

 

あのスラッシュと会ったことによって昂ぶってしまった気持ちを抑えられず、有志数名で近くの居酒屋へ突撃。

そこで飲んだビールの美味いこと美味いこと。

ロック好きの方とロックを肴に飲むお酒はなんであんなに美味しいんでしょうか。

ガスラッシュさんのガンズ愛、バンド愛あふれるお話を聞いていたら、なんだか自分までバンドをやりたくなってしまいました。

お話を聞いていると、今後のガンシャはますます面白いバンドになりそうだと期待が高まる一方。

しかし、そこそこの客入りの居酒屋で「ガンシャ」という単語を大声で連呼するグループはさぞかし異彩を放っていたのではないかということに思い至ったのは翌日の話。

我々は怪しいグループではございませんのであしからず。

 

 

えー。1万文字を超えるブログとなってしまいましたが、このイベントを通じて僕が言いたいことはですね…

 

 

Where's Tsuruno?

 

 

結局出てこなかったん。