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2007年、わたしはたしかにアレを聴いた

ブラジルW杯を直前に控え、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

もうブブゼラの準備はお済みでしょうか。

今ならまだ間に合いますのでお早めのご購入をオススメいたします。

ブブゼラを肺活量の限りに吹き鳴らし、肺臓も破けよとばかりに日本代表を応援しようではありませんか。

 

さて、場末のスナックのように細々とやってきた当ブロクですが、前回のISEの記事をアップし、その旨をTwitterでつぶやいた直後から状況が一変。

2日連続で100アクセスを頂戴するという今までの閑古鳥ぶりからは想像もつかないような状況となりました。

僕を有頂天にさせて「はてなブログ Pro」を契約させようという策略でしょうか。

そんな疑心暗鬼に陥ってしまうような盛況ぶり。

なによりも嬉しかったのが、尊敬する文筆家 志村つくね氏が当ブログの読者になってくださったこと。

なにを隠そう数あるブログサービスの中からはてなブログを選択したのも、氏が同じはてなブログで「志村つくねの父さん母さんリヴァイアサン」を始められたからであります。

この場を借りて志村つくね氏、そして読んでくださったTwitterのフォロワー諸氏に御礼申し上げます。

 

相変わらず更新ペースの遅い当ブログですが、少しでも記事をアップ出来るよう新しいアイデアをひねり出しました。

それは僕がSNSサイト大手mixiで書いていたmixi日記に手を加えて当ブログに転載すること。

さすがにすべて転載するという訳にはいきませんが、中には気に入っているものもありますし、mixiではマイミクさんが数えるほどしかいなかったので、改めてみなさんが読める状態にするのもいいのではないかと思いました。

 初めての試みなので上手くいくかわかりませんし、もしかしたらこれが最初で最後になるかもしれませんが、とにかくやってみましょう。

第1回目としてアップさせていただくのは、2007年7月に開催されたGuns N' Roses日本ツアーの初日 幕張メッセ公演のライヴレポート日記でございます。

今と文体が違っていて恥ずかしいし、ギャグも盛大にすべっているものが多いのだが、よほど目も当てられないもの以外は極力そのままにしてお送りいたします。

どうぞっ。

 

【以下、mixi日記より加筆修正の上転載】 

 

2007年7月14日・15日、幕張には間違いなく神がいました 。

神=アクセル・ローズ、しかと目撃して参りました。

涙と感動の2日間、渾身のドキュメントを是非!
いや、そんな大層な物じゃないですが。

とりあえず長いです。

ていか日記というよりも記録です。自分自身のための。

まずは初日の様子からどうぞっ。

 

7月14日、Guns N' Roses実に14年ぶりの日本ツアー初日。

折りしも日本列島には台風4号が大接近中。

噂によると過去最大級だとか。こいつはついてないこと甚だしい。

バンドが既に来日しているのが不幸中の幸い。

天気予報によると関東に最接近するのは15日。

とは言え、14日の時点で既に結構な暴風雨。

正直、幕張まで運転していくのがちょっと怖いような心持ち。

ホテルのチェックインが14時からだったので、少し余裕を持って11時に自宅を出発。

当然の如く車内BGMはガンズ。道中は車内カラオケ大会開催となりました(ひとりです)。

が、雨風が半端じゃない。マジ半端ない。

普段は絶景であるところのレインボウブリッジでは視界が真っ白に。

これは死ぬでしょう。

ためしにワイパーをオフにしてみたところ、コンマ1秒で何も見えなくなる。

これは間違いなく死ぬでしょう。

千葉まで無事にたどり着けたのは奇跡としか言いようがない。

早くも運をすべて使い果たしたのではないでしょうか。

 

宿泊予定のホテルで友人のくりこさんと合流。

わりと高級なホテルのロビーにガンズティーシャーツを着込んだ社会の屑が2名。

明らかに場違い。すいませんね。

とりあえずチェックインして部屋で乾杯&昼ご飯。

外は相変わらずの嵐だし、とりあえず飲むことくらいしか出来ないのです。


会場の幕張メッセは目と鼻の先。

部屋でガンズのDVDを鑑賞しつつ、開場時間までひたすらにビールを飲む社会の屑2名。

ホントならば開場と同時に入ろうと思っていたのだけれど、 天気も悪いし、かったるくなって1時間遅れで開場入り。 なんたるやる気の無さ。

まあ、整理番号もイマイチだし、前の方で見れないしね。

傘を入り口付近に放置し、グッズ売り場へ突撃。

ツアT、タオル、リストバンドを購入。計6500円也。

Tシャツは仕方ないから2枚重ね。暑いよ!厚いよ!

グッズ売り場で気になったのが、ロビン・フィンクのオリジナルティーシャーツ。

着ていた人はおろか買ってた人も見ませんでした。

ギターソロの時とか「買ってね」って言えばいいのに。

あ。話は脱線しますが、メッセの案内嬢が凄い。

覇気という言葉はこの世に存在しないのではないかと思ってしまうようなテンションの低いおばちゃんがふたり。 

道を尋ねたのにボソボソ言ってて聞き取り不能。

さすが千葉。魔境ですよ。

今日はARブロック。平たく言えばステージ右手。

とりあえず、行けるとこまで前方へ潜入してみる。

わりとスイスイ進み3~4列目くらいを確保することに成功。

前に背の高い兄ちゃんがいるのが残念ですが、整理番号の悪さを考えればこの位置でも大ファインプレーですよ。

だって、この位置からアクセルが観れたら相当に近いよ。

テンション上がり気味。ドキドキっ子ですよ。

が、隣りのくりこさんは不満顔。

仕方ないのでその理由を訊いてみると…

 

理由1 兄ちゃんが邪魔でステージが見えない。

理由2 近くの男子が臭い。 

 

わがまますぎて助けてやる気にもならんが、とりあえずファブリーズ買ってきなさい。 

そんな女子のわがままよりも気になったのが、ライブ慣れしていないであろう人が 異様に多かった事。

多分、スタンディング形式が初めてなんだろうね。

でっかいカバン持ったままとかハイヒールとか。

挙句の果てにはカーディガン着ちゃってる女性とか。

始まったら死ぬよ!絶対!

まあ、年齢層が高いのは予測してましたが、

ここまでの惨状は完全に予想外。凄い。


そうこうしてるうちに場内暗転。

前座のバンドが登場。ムックですよ、ムック。

残念ながら子供たちに大人気の赤いキャラではなく。

いわゆるビジュアル系のバンドです。日本の。

わりと巷では人気があるらしくムック目当ての女子もいました。

が、大多数のオーディエンスはムックに興味なし。

この日は酷い野次こそなかったけど拍手もまばら。

一生懸命やってるバンドには気の毒だけど、明らかに場違い。

30分くらい演奏してステージを降りるムック。

オープニングアクトの役割は果たせなかったと言わざるを得ない。


さあ。ここからがガンズ名物アクセル待ち。

何時間でも待つ覚悟は出来てますよ。

と思ったら、わりと早く始まりました。

 

「わりと早く始まりました」とか冷静に書いてるけど、客電落ちた瞬間にテンション上がりすぎて絶叫してた。

あ。くりこさんはいつの間にかベストポジションを確保。

柵につかまっていらっしゃいました。

彼女は小柄な女子なので、その後ろにいる僕も自動的に観やすいポジションに。

ステージがダイレクトに見える。凄い。幸せだ。

聴いた事の無い怪しげなSEが流れる中、サーチライトが蠢くステージにメンバーが次々と登場。

ステージ右手、ロビン・フィンクが弾くのはもちろん名曲Welcome To The Jungleのイントロ。

場内には怒号。そして悲鳴。後方から押し寄せるオーディエンス。

半端じゃない押され具合。若干危険でした。

もうこの時の興奮は一生忘れない。

気がついたら大して好きでもないロビンの名を連呼。

僕の横でも同じようにくりこさんが「ロビィィィン!ロビィィィン!」と絶叫しておりました。

傍から見たら完全にロビンマニアふたり組ですよ、ええ。

「物販でティーシャーツ買ったんでしょ?」と決めつけられても仕方が無いくらいのロビン大好きっ子と化した我々。

人間テンションが振り切れるとどういう行動を取るかわからないという好例ですね。

 

ふとステージ中央を見ると既にアクセル・ローズ登場。

もうロビンの事は忘れて「アクセル!アクセル!」の大絶叫。

これだけ頻回に「アクセル!」って叫ぶのはガンズファンか教習所の教官くらいですよ。

どうでもいい話ですが。

 

もうそこからは何千回と聴いてきた名曲のオンパレード。

歌いっぱなしですよ。自然と歌詞が口から出て来る感覚。

あのアクセル・ローズが自分の目の前で歌い踊る。

まさに夢としか言いようがない。

そのルックスは大きく変わったけど、アクションと歌声はまぎれもなく僕らが知っているアクセル・ローズその人。

 

あまりの感慨深さに涙腺が崩壊寸前。

It's So Easyの「Fuck Off!!」も叫んだし、最高のグルーヴを持つMr.Brownstoneでは場内横揺れ。

「いつか見れるかもしれない」と漠然と夢見ていた風景が、自分の眼前に実際に広がっている。

これって本当にすごい事で幸せなはずなんだけど、まだ夢の中みたいな不思議な感覚。あんまり現実感が無いんだよね。

 

場内はオープニングから一瞬たりともテンションが落ちず、身の危険を感じてしまうくらい盛り上がりっぱなし。

そんな光景を見た目にしたアクセル、Mr.Brownstoneの後には「What a crowd!!! What a crowd(なんちゅーやつらやねん!)」というありがたいお言葉を。

しかも大事な事だから2回言いました的な。

アクセルからこんな言葉を引き出した事を日本人として誇りに思おう。

 

あ。新曲は他の曲に比べるとやっぱり受けが悪かったなぁ。

BetterとかMadagascarとかすげーカッコいいのに。

The Bluesではピアノの上にアクセルが飛び乗る!

一瞬ヒヤッとしたけど無事に乗れてました。

わりと身軽。だいぶやせましたね。


ライヴはいつものようにParadise Cityで終了。

ガンズのライヴ、不動の最終曲。

これが始まれば今夜はこれで終わりだと誰もが認識する、そんな1曲。

アクセルも最後の力を振り絞るかのように歌い踊り、吹き出された紙吹雪が場内を真っ赤に染めていく。

「Thank you!!! Good Night!!!」というアクセルの絶叫と共に初日のステージが終了。

あまりの素晴らしさに割れんばかりの拍手に包まれる場内。

 

観客の歓声に応える為、再びステージに戻ってくるメンバー達。

客席にお辞儀をして今度こそライヴ終了だ。

アクセルからは改めてオーディエンスを称賛する言葉が。

いやー。すげかった。今まで観た中で文句なしに最高でした。

みんな名残惜しかったのか、ダメ元で「Guns! N'! Roses!」コールを開始。

が、無情にも客電点灯。

まあ、仕方ないよね。Paradise City演ったんだからもう終わりだよね。

本当に素晴らしいライヴだった。今夜はビールがさぞかし美味いことでしょう。

 

が、ここで奇跡が!

再びステージに戻ってくるアクセル。

ステージ左手にはギタリストのロン・サールが。

ギターソロを弾き始めるロン。

この人は上手い。バケットヘッドの後任にふさわしいバカテク。

 

ひとしきり弾きまくった後、ロンが奏で始めたのは…

Don't Cry!!!!!!!!!!!!!!!

いや。この人が前のツアーでもこの曲をインストで

演奏していたのは知ってるんだけども…。

アクセルがステージにいるという事は…。

 

イントロのアルペジオに導かれ、「Talk to me softly…」と静かに歌いだすアクセル。

嗚呼、聴けてしまった…。

Don't Cryは93年のツアー以来、一度も演奏されていないはず。

それが日本で聴けるなんて…。

台風の中集まったファンに対するプレゼントなのか

4月から延期になってしまった事へのお詫びなのか

ただオーディエンスのリアクションが嬉しかったのか

理由は分かんないけど、大好きな曲だし、ホント泣けた。

 

海外サイトでも大騒ぎだったみたいだし。

このサプライズはガンズのライヴ史上、最大クラスの出来事じゃないかな。凄い。

東京ドーム公演がライヴビデオ化されたことやLive Eraの日本盤にボーナストラックが付いていたことを指して「日本人ばっかりずるい! Japanese can suck my dick!!!」とか海外のGunnerが怒っていたけど、これはたしかに怒られても仕方がない。

一生忘れられない夜になりました。

アクセルの気まぐれに感謝。

 

【以上、mixi日記より加筆修正の上転載】

 

いやー。お恥ずかしい。なによりも長い。

この次は幕張メッセ2日目のライヴレポなんだけど、転載をためらってしまうほどの文体の恥ずかしさ&内容の稚拙さ。

どうすべきか己に問いかける日々を過ごします。

では、みなさまにおかれましては良い日曜日をお過ごしくださいませ。