ガンズ・アンド・ローゼズが来日したんですか? 【前編】

2025年5月5日、あなたはどこにいましたか。

 

あ。いきなりクイズみたいな感じになってすみません。

どうも。出題者の僕です。

 

もしもあなたがスーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥選手であれば「5月5日ですか? ラスベガスにいました」と答えるでしょうが、井上尚弥選手以外の方は口を揃えてこのように答えるはずです。

 

 

「5月5日? ああ、こどもの日やね。その日は間違いなく横浜におりましたわ。はは」

 

 

わたくしもそう答えますし、これを読んでいるあなたも同様でしょう。

わざわざ理由を説明する必要はないかもしれませんが、ほぼ唯一の例外である井上尚弥選手がお読みになった場合、「いやいや、説明してくれないとわからないですよ」とお怒りになり、わたくしに強烈な左ボディブローをお見舞いしないとも限りません。

日本が世界に誇る史上最高のチャンピオン、“モンスター”井上尚弥選手のために、5月5日に我々が横浜にいた理由を明確にしておこうではありませんか、みなさん。

 

 

 

横浜に来たから。

 

なにが。

 

Guns N' Rosesが。

 

 

 

そう。世界的ロックバンド、Guns N' Rosesの約2年半ぶりの来日公演が、横浜・Kアリーナで開催されたわけであります。

一夜限りの来日公演ということもあり、チケットは全席種ソールドアウトし、若干の注釈付き席が当日券として発売されるのみの大盛況。

わたくしもこの一大イベントに乗り遅れてはならぬと、決して安くはないチケットを吐血しながら買い込み、ムーンウォークで颯爽と横浜へと向かったのでした。(実際には前向き歩行かつ公共交通機関で)

 

あ。今回の記事はですね、2025年5月5日に開催されたGuns N' Roses来日公演の思い出についてですね、だらだらと書き連ねていこうと思っております。

これはガンズが来日するたびにやっていることでして、2017年・2022年の来日公演の思い出も公開中でございます。下記に記事を貼らせていただきますので、気が向いたらお読みいただけると嬉しいです。

 

sasayaki-okami.hatenablog.com

 

sasayaki-okami.hatenablog.com

 

この記事に関して言えば、いわゆる“ライヴレポート”ではなく、自分のための備忘録のようなものですので、わたくし以外にとってはどうでもいい枝葉の話もバンバン放り込まれております。しっかりした内容の良質なライヴレポを求められる方は、プロの音楽ライターが書いた記事や熱心なファンの方のブログなどをお読みになるのがよろしいかと思われます。

こちらは完全に場末のにぎやかしです。ご了承くださいませ。

 

わたくしの友人・知人、もしくは上記の記事をお読みになった方はご存知かと思いますが、2017年・2022年の来日公演時にはそれぞれ非常にドラマティックな出来事がありまして、一生忘れることのできない鮮烈な思い出として脳裏に焼き付いているわけです。

今回もそのようなドラマティックな、エキサイティングな、アンフォゲッタブルな、ナオトインティライミな出来事があったのではないかと期待する向きもあるかもしれません。いや、あるでしょう。あるに決まっています。

二度あることは三度ある、などと言いますし、「もう薬物には手を出しません」と涙ながらに裁判長に誓ったはずの犯罪者があっさり再犯で実刑を食らったりすることも珍しくない世の中です。

もしかしたら世の中というものは、過去の出来事を繰り返すことで成り立っているのかもしれません。

まあ、そのような話を踏まえて結論をお話ししますと、今回の来日公演はですね…

 

 

 

特に何も起こりませんでした。

 

 

 

そらそうなのよ。何も起こらないのが普通なのよ。

行くライヴ行くライヴで想像を絶するエピソードに遭遇していたら命がいくつあっても足りないのよ。

ま、そういうわけでして、普通に行って普通に楽しんで普通に帰ってまいりました。

好きなバンドのライヴを観に行って、幸せな気持ちで帰って来る。これ以上素晴らしいことがあるでしょうか。

まあ、探せば何かしらあるでしょうけど、それを考えているとキリがないのでやめておきましょうね。コメント欄に「もっと素晴らしいこと一覧」を延々と書き連ねるのもやめてくださいね。

 

などと何事もなく普通に終わったことを強調しておりますが、やはりそこは最愛のバンドの来日公演。世界にひとつしか存在しない推しバンドが自分の住む国へとやって来てくれて、お金と時間の都合さえつければ、同じ空気を吸える上に、何万回と聴いた名曲の数々を目の前で生演奏してくれる機会を得られるわけですよ。

冷静に考えてみればそれはとんでもないことであって、ビジネスとして利益を上げるためにやっていることであったとしても、このような機会を提供してくれるバンドとプロモーター、関係者のみなさまには感謝の念しか存在し得ないのです。

 

そんな奇跡のようなガンズ来日公演終了後には、とてつもない満足感を得られると同時に、喪失感やら疲労感やらがどっと押し寄せてきやがりまして、翌日以降はしばらく心身のバランスを大いに欠いた状態で過ごすのが恒例となっております。

いわゆる“ガンズロス”というやつでございます。

それを踏まえて考えますと、わたくしにとってのガンズ来日公演はエンターテイメントという枠を大きく逸脱し、冠婚葬祭と同じレベルにあるライフイベントの領域に足を踏み入れていると言っても過言ではありません。

その証左にわたくしなんかはガンズ来日に向けて5kgほど体重を落としてその日を迎えるなどしまして、完全に結婚式を控えたOLさんになっておりました、マインドが。

ということは、ガンズのために払うチケット代やグッズ代はご祝儀なのかもしれません、知らんけどね。

 

えー。あまり大きな声では言えませんが、この時点ですでに2,000文字を費やしております。

善良な読者のみなさまにおかれましては、「もしかしてこの自分語りが一生続くのでは?」と不安になってその大半がすでに離脱しているかと思われますので、ここから先はわたくしの可能性を信じて読み続けてくれた僅かな精鋭たちに向けて筆を進めていく所存です。

よろしくお願いいたします。

 

 

2025年5月1日の韓国公演で幕を開けたガンズの新ツアー『Because What You Want & What You Get Are Two Completely Different Things』。

彼らにとって約1年半ぶりのライヴ活動再開となるわけなのだけれど、2016年4月のリユニオン公演以降、約7年半にわたって断続的にツアーをおこなってきたことを考えると、今回のツアーにおけるアジア公演はリユニオン以降初めてとなる“長期の休暇明けのライヴ”と言い換えることもできるでしょう。

しかも、ツアー初日まで1ヶ月半を切った3月中旬には、19年の長きにわたってバンドを支えたドラマー、フランク・フェラーが脱退し、後任としてアイザック・カーペンターを迎え入れるという、タイミング的に不安が残るメンバー交代劇まで発生。

韓国に続く2番目の公演地に選ばれたのが日本で、果たしてどのようなセットリストになるのか、そして新ドラマーのアイザックの力量はいかほどのものなのか、大きな期待と多少の不安を抱えながら我々は会場へと集結したわけであります。

 

 

 

ちなみに、この長くてよくわからないツアータイトル『Because What You Want & What You Get Are Two Completely Different Things』は、LA界隈のクラブを根城にしていたデビュー前の彼らのフライヤーに書かれていた文言から取られたもの。

40年近くも前のフライヤーからツアータイトルを持ってきた理由はいまだ不明なのだけれど、2025年はガンズ結成40周年にあたる年ということもあり、原点である1985年にちなんだタイトルを…という理由なのかもしれない。

インターネットなどを上手に使って言葉自体の元ネタを調べてみたところ、どうやら映画『ビリー・ザ・キッド/21才の生涯』のなかの台詞に原型を求めることができるようで、同作のサウンドトラックにボブ・ディランの“Knockin' On Heaven's Door”が収録されていることを考えると、ガンズファンとしては点と点が線で繋がったような気分になるのではないでしょうか。なりませんか。どうですか。

 

ただ、1年半ぶりの、しかも結成40周年という節目の年に開催されるツアーに「欲しい物と手に入る物っていうのは丸っきり違うんだからさ」なんてタイトルを付けるセンスがよくわからない。

よくわからないのだけれど、よくわからないなりに色々と理由を推測してみました。誰が。わたくしが。

ここから先は完全にわたくしの推測なので、当たったら「まあ、なかなかの推測だったんじゃね?」と褒めていただき、外れたら「ばーかばーか」と笑ってやってください。ただし、わたくしはどちらかと言うと傷付きやすい方ですので、そのあたりについてもご配慮ください。よろしくお願いいたします。

 

この『Because What You Want & What You Get Are Two Completely Different Things』っていうのは、ズバリ言ってしまうと、実はこれから発売されるガンズのアルバムのタイトルなんじゃね? というのがわたくしの推測です。

「あー。昔のフライヤーにあった言葉ねー」と思わせておいて、「えっ。本当にこのタイトルの作品に伴うツアーだったんですか?」とファンを驚愕からの七転八倒させる仕掛けなのではないかと。

まあ、これだけだと完全にわたくしの妄想なので、その根拠となりそうなものをいくつか挙げていきましょう。

 

根拠1. 匂わせまくる新曲の存在

 

ツアー初日の韓国公演のセットリストに“ATLAS”(おそらく“Atlas Shrugged”のことだと思われる)という未発表曲が記載されており、実際には演奏されなかったものの、すでにライヴで披露できる状態となっていることがうかがえる。

 

さらには、5月3日に原宿のFender Flagship Tokyoで開催されたダフ・マッケイガンのイベントにおいて、ダフ自身が未発表曲“Nothing”で使用したベーストーンについて言及。さらに同曲について「もうすぐ世に出て、ライヴでも演奏するようになるかもしれない」とお披露目が近いことを示唆した。

 

根拠2. 関係者が持つ謎のアイテム

 

ガンズ公式アカウントが投稿した動画のなかで、ロードマネージャーのデル・ジェイムスが『Because What You Want & What You Get Are Two Completely Different Things』と書かれたCDサイズのアイテムを手にする場面が登場。

 

 

CDの盤面が見えているわけではないので断言はできないものの、これが新作発表の匂わせである可能性も否定できない。

 

根拠3. 1年半のブランク

 

それまで7年半にわたって世界中を飛び回って来たガンズが、いきなり1年半もの休暇を取っており、この期間にレコーディングを進めたのではないかという推測もできる。

 

スラッシュは2024年にソロ作『Orgy of the Damned』のリリースや、Slash featuring Myles Kennedy & the Conspiratorsとしてのツアーなど多忙を極めていたが、ガンズの新作に入る楽曲の多くが『Chinese Democracy』期のリメイクということであれば、ソングライティングにかかる期間はゼロになるため、ギターパートを差し替えるなどの作業をおこなう時間は捻出できるのではないだろうか。

 

根拠4. ドラマーの交代劇

 

前任ドラマーであるフランク・フェラーの脱退が伝えられたのは、2025年3月19日のこと。そして、アイザック・カーペンターの加入が発表されたのは、その翌日のことだった。

 

実は、一部のファンサイトやDiscordチャンネルにおいては、フランクの脱退が発表された直後から“バンドに近い筋からの情報”としてアイザックが新メンバーであることが明かされており、さらに「フランクはスタジオワークに貢献することができない」ことがドラマー交代に至った理由であることも説明されていた。

 

これがもしも本当に内部情報であった場合、スタジオで何かしらの作業がおこなわれていた事実があるわけで、それは新作もしくは新曲のレコーディングである可能性が極めて高いと思われる。以上、証明終わり。

 

 

「根拠ってそれだけかい!」と怒られそうで怖いし、「こんな妄想に付き合わせやがって」と硬い棒のような物で滅多打ちにされる可能性も危惧しているのだけれど、わたくしはこのような理由からガンズの新作が近いうちにリリースされるのではないかと考えておるわけです。

 

1985年6月6日はガンズが『Appetite For Destruction』期のメンバーになって初めてのライヴをやった日で、ここを結成日と考える人も多い記念日。

しかも今年の6月6日は、音楽作品のリリース日である金曜日にあたるという偶然も重なっておりまして、その日に電撃的にリリースされたとしても驚かないです、わたくしは。いや、驚くけれども。ガンズの新作リリースでみんなと一緒に盛り上がりたいよ、あたしゃ。リマスター物じゃなくて新作でキャーキャー言いたいんじゃ。

 

あ。随分と脱線してしまいましたね。この調子でやっていくと永遠に終わらない感じがいたしますので、会場であるKアリーナに到着したところから話を進めてまいりましょうか。そういたしましょう。

 

わたくしと友人たちが会場に到着したのは12時頃。Twitter(現:Twitter)から得た情報によると、現地では早朝からすでに物販待機列が形成されている様子だったのだけれど、我々が所有するGOLD席およびGOLDバルコニー席のチケットには物販優先レーンという「金こそ力なんじゃ!」な露骨すぎる特典が付属しているため、特に焦ることもなく「まあ、1時間前(販売開始は13時)から並んでおけば最悪でも14時には物販列を抜けれるんじゃね?」という安易な考えでこの到着時間が設定されたのである。

 

唯一の不安は、3月末に参加した“パン春”こと『PUNKSPRING』ではGOLDチケットの所有者が多すぎて優先物販システムが機能せず、物販列を抜けるまでにめちゃくちゃ時間がかかったということだった。GOLDチケットがあの有様だったので、一般チケットで物販に並んだ日には人権など存在しなかったのではないだろうか。

 

会場の様子が目視できる距離まで近付いたところで、わたくしは戦慄し、そして絶望した。「嘘だろー」と声が出た。

遠めから見てもわかるくらい並んでいるのだ。なにが。人が。

 

とりあえず最後尾の札を掲げるスタッフの元まで足を運ぶが、こんなとんでもない列に並んだが最後、生きて帰れる気がしない。そもそもこの列がどこから始まっているのか、その先頭すら確認することができない長蛇の列である。

 

ていうかアレだ、GOLDの優先レーンはどうなっているのか。こちとら高額チケット所有者やぞ。途中で列が分かれるシステムなのだろうか。それとも“パン春”こと『PUNKSPRING』と同じく、優先レーンなどというものは有名無実の儚い存在に過ぎないのだろうか。

 

我々の頭を駆け巡ったそのような思いは、ひとつのシンプルな質問として口から飛び出ることとなった。すなわち、「すみません。GOLDチケットもここでいいんですか?」である。

 

結果、物販優先レーンの待機場所は別にあるとのこと。よかった。安心した。胸からちんこまで一気に撫でおろした。

地獄のような一般レーンと違い、優先レーンの方は12時の時点ではそれほど列が伸びていないようで、これなら当初の見込み通り14時までには確実に物販購入を完了できそうな塩梅でございます。

あ。2025年のブティック「気が動転して買ってしまった」の様子はこちら。(同ブティックについては2022年来日時のブログをご参照ください)

今回は2022年時ほど色のバリエーションがない分、黄色ティーシャーツの異常性が際立っておりますね。

ブティック「気が動転して買ってしまった」

ちなみに物販列の先頭は午前1時から並んでいるらしく、その事実を確認した人は午前4時に現着したという話を聞き、ガンズファンの頭のおかしさ、年々エスカレートの一途を辿るロックファンの物販への執着が恐ろしくなって泣いてしまいました。みんな、完全に気が動転しすぎやろ、物販の話になると。冷静に生きていこう。な?

 

一番びっくりしたのは、16時から始まる“チケットを持っていない人でも買える枠”の待機場所に12時の時点で並んでいる人がいたこと。いやいやいや、6時間も待ってガンズの物販を買おうという根性がある人がなんでチケット買ってないのよ。物販は好きだけどガンズの音楽は好きじゃないの? なんかそういう修行の一環なの? 6時間後なんてどれだけのアイテムが売れ残っているのかすら定かではないのよ。行動原理が理解できなさすぎてその場で少し踊った。

 

わたくし自身はアクセル・ローズの手書き文字がプリントされたトートバッグくらいしか欲しい物がなかったのだけれど、やはり物販列が持つ謎の磁場というやつでしょうか、物販列における伝染する狂気というやつでしょうか。物販列を抜けた時にはこのようなアイテムを両手に抱えておりました。

完全に買った記憶の無いアイテムたち

買う予定だったトートバッグに加え、ティーシャーツ2枚、さらには飾るつもりもさらさらないポスターまで購入している始末です。何がわたくしの身に起こったのでしょうか。

ポスターなんてアレですよ。3体の妖怪がダチョウ倶楽部のようにはしゃいでいるだけのよくわからないデザインですよ。これで1万円ですよ。LSDでも染み込ませてるんか、紙に。

ダチョウ倶楽部風妖怪がはしゃぐ日本限定ポスター

しかし、こんなわけのわからないデザインのポスターであっても、“限定”の二文字に弱いのが日本人。200枚準備されたポスターは飛ぶように売れ、販売開始から20分も立たないうちに完売しておりました。

1人2点までの購入制限がかけられていたようだけれど、ポスターについては数をもっと増やしてもよかったのではないかと思うマイライフです。おそらくガンズの限定ポスタ―は「会場キャパ ÷ 100」を刷っているんでしょうね。2022年のさいたまスーパーアリーナは限定350枚だったと記憶しております。

ポスター完売のアナウンスが流れた直後、買えた人間の余裕と好奇心でメルカリのアプリを立ち上げ、「Guns N' Roses ポスター」と検索をかけてみたところ、なんと8万円での出品を発見。GOLD席のチケット代をこんな薄汚い方法で浮かせようとするんじゃないよ。マジで近いうちに人口統計から消える結果になって欲しいと思うし、みんなもそう思っていると思うし。

 

買い物が終わったので物販列を抜けようかと思っていると、友人から「ここでナイトレのパスポートシールもらえるみたい」という極秘情報が。

「ナイトレのパスポートシール」などと言われても何のことだかわからない方もいると思うのでいくつか補足すると、ナイトレとはガンズの公式ファンクラブNightrainのことで、飛行機をモチーフにしたGNAIRという大失敗に終わった企画と連動し、会員向けにパスポート風の冊子が入会特典として配布されていたのです。

 

配布されたパスポートの用途はと言えば、ライヴ会場に設置されたスタンプを来場記念として押すための台紙で、いつの頃からかスタンプではなくシール配布に形式が変わったというわけです。

公演ごとにデザインの異なるシールが用意されており、ファンクラブ会員にとってはライヴに参加する際のお楽しみのひとつなのだけれど、ファンクラブ運営のいい加減さに起因するものなのか、色々と問題があるのも事実。

 

 1. 今回の日本公演でパスポート企画が実施されるのか不明

 2. どこでシールがもらえるのか不明

 3. 数年前から会員特典にパスポートが含まれていない

 

パスポート企画が実施される予定の公演については、Nightrainのサイトに「Passport Location TBA (パスポート企画の場所は未定)」と実施される予定であることだけはわかる注意書きがなされるのだけれど、日本公演にはその記載がない状態でした。

しかし、どうやら友人はシールをもらっている人を見かけたらしく、シール配布をおこなう担当スタッフまで特定してくれたのです。有能すぎるやろ。

 

ていうか日本公演用にシールを準備しているのに何の告知もしないガンズ公式ファンクラブ、本当に大丈夫なんか。心配になってくる。

2022年の来日時も同じようなぐだぐだぶりで、ファン同士の口コミによってシール配布場所や方法が伝達されていった記憶があるので、そこから一歩も進化していないことに絶望いたしました。

んでもって、シール配布を担当したスタッフさん(日本人)の対応もめちゃくちゃ悪くて、わたくしの周りでもえらく不評でした。わたくしがもらった時も「何枚? いや、口で言わないでパスポート見せて」などと終始イライラしていて、こんな対応だとそのうち誰かにぶん殴られるんじゃないかと思ったほど。まあ、通常業務に加えてよくわからないシール配りまで押し付けられてイライラする気持ちもわかるけれど。

事前告知もなく、嫌な思いをして入手したNightrainパスポート用シールがこちらです。

 

日本公演特製シール

えっと…。すみません。なんですか、これは。

とりあえずテンプレのデザインに桜と日の丸、中華街の門?(お寺?)を盛り込んでおけば日本&横浜っぽいだろうという安易な考えが駄々漏れになった魂のないシールでございますね。

まあ、無料でもらえる物に文句を言うのもアレですが、ファンクラブ会費を払っている人たちに配布する記念品であることを考えると、「ああ。最愛のバンドが我々の国のためにこんな素晴らしいデザインを考えてくれたのか」と感動させる努力が明らかに欠如しているのではないかナーと思った次第です。こんなこと続けてると会員数が減ってしまうのでは。

 

そんなわたくしの傷付いたハート、そしてソウルを救済してくれたのは、才能あふれる友人が作ったオリジナルのナイトレパスポート用シールでした。百聞は一見に如かず。まずはご覧になってください。

 

 

武田清先生のピクセルアート

こちらは世界を舞台に活躍するピクセルアーティスト・武田清先生(千葉県の権力者)が制作した1枚。

正直なところ、こちらを公式にした方が絶対によかったし、他の国のファンが見ても「これは日本っぽいぜ!」って大好評だったと思う。

ちなみに公演当日に武田清先生に「おい! そこの眼鏡!」と声をかけるとこのシールをもらうことができました。

 

じょのさんのしろたん風シール

こちらはダフ・マッケイガンの熱狂的ファンにして超一流ブレイクダンサーとして知られるじょのさん制作のしろたん風ガンズ。

大好きなダフを真ん中に据えなかったあたり、ギリギリの線で理性を保っていたことがうかがえる1枚です。

既存のキャラのパロディなので公式化は難しそうだけれど、これは特に女子人気の高いアイテムになったのではないでしょうか。こちらも公演当日にじょのさんからいただくことができました。

 

はっ。公式ファンクラブの悪口を言っていたら、いつの間にか9,000文字を突破してしまいました。

ちょうど物販の話題も終わり、いよいよ会場内へと潜入していくところですので、ここから先は次回へ持ち越しといたしましょう。

筆不精のわたくしではありますが、楽しかった思い出をアウトプットすることにより、少しでもガンズロスを解消できればと思っております。

次回もよろしく哀愁でございます。